「昨晩の練習は」
3日空いたにもかかわらず、結構調子よく泳げました。
毎日でも泳いでないと調子が出ないときがあったり、
3日ほど休みを入れた方が調子が出たりして
結構不思議です。
大会の前は、私の場合は全く3日ほど泳がないで、
軽くジョギングだけしています。
もちろん当日は4~500mほどアップはしますが、
その方が調子がよいようです。
まあ、これは人それぞれでしょうし、
バイオリズムにもよるでしょう。
練習では、最初に200mフリーのアップがあるのですが、
いつも大体、3分ジャストで流しているのですが、
昨晩は、ゆっくり流したつもりで
2分45秒でした。
ちょっとびっくりしましたが、
30年も泳いでなかったので、
まだ泳ぎの感覚が戻っていなくて、
日によって、ばらばらなようです。
体が昔の感覚をうまく掴んだ日は自然とペースも上がり、
そうでないときは、とても重い。
まあ、
とにかく泳ぎこんで、感覚を戻すことが大事なのでしょう。
忘れていたことを思い出そうとして
思い出しかけて、のど元まで出てきているのに
なかなか思い出せない。
そんなみょ~な感覚の昨今です。
「恥を知ること」
は、もともと日本人の美徳でした。
それが失われてきたと、寂しい気がしていましたが、
まだまだ、捨てたものではないと感激しました。
ベネズエラの日本大使館や東京のベネズエラ大使館に、
先日行われたボクシングの八百長試合に対する
お詫びのメールが殺到しているそうです。
ほとんどがランダエタ選手の勝利を確信する内容で、
彼の紳士的態度を称えるものであるそうです。
このブログを書いている最中も、両大使館のホームページは
アクセスが集中しているらしく、
なかなか表示されません。
これは私も予想外で、
落胆した心を癒してくれる、本当にうれしい出来事です。
私は亀田選手を非難はしませんが、
この八百長試合を仕組んだ、TBSと電通には、ボクシングの世界からは
手を引いて欲しいと思っています。
現在、タイトルマッチをスポンサードした企業の製品の不買運動が広まっています。
私も参加します。
スポンサーという外堀を埋めると、テレビ局や広告代理店は
アウトです。
静かで、確実な抗議行動です。
「ボクシングは」
私にとって、宗教のようなものです。
ファイティング原田、ガッツ石松、具志堅、モハメッド・アリ、ジョージ・フォアマン、
ジョー・フレイジャー、マーティン・ハグラー、シュガー・レイ・レナード、マイク・タイソン
すばらしい才能をもった選手が命がけで戦うドラマでした。
子供のころから、ほとんどの試合をテレビで観戦して、
その場面場面を美しい絵のように記憶しています。
沢木耕太郎がレポートした、
ジョージ・フォアマンの奇跡的な復活試合には
感動で、振るえがとまりませんでした。
ボクシングは人生であり、ドラマなんです。
それまでの見たすばらしいドラマの数々は
私の人生をとても豊かなものにしてくれていました。
そんなボクシングが、昨晩死んでしまいました。
みなさんもご存知でしょう。
お金とテレビの力で白を黒だと言ってしまったのです。
怒りを通り越して悲しみでいっぱいです。
「ベネズエラの国民のみなさんには、この場をお借りして、心から謝罪したいと思います」