泳ぐ写真家龍之介 -16ページ目

「気違い水」

中学生になろうとする頃、
祖母から、厳かに、あることを伝えられました。
それは、一生私の座右の銘となっています。
そのこととは、「酒は気違い水だ」ということです。
警部が飲酒運転をして逮捕されたりとか
検事が痴漢で逮捕されたりとか
飲酒が原因の犯罪が絶えません。
それは、すべて酒、すなわち「気違い水」が原因なのです。

「気違い水」とは飲むと気違いになってしまう「水」という
酒の持つ、恐ろしい面を伝えるために
私の故郷、熊本で昔よく使われた表現です。
祖母曰く
「あんたの親父(すなわち祖母の長男)は、
小学4年頃から、酒を飲んでいたんだよ。
いくら言っても、土間の酒樽(祖母の家は網元で、漁師用の酒樽が常に土間に用意してあった)
の酒を飲む癖がなおらず、小学6年頃だったかなあ?酔っぱらって障子に火を付けたんだ」

父親の飲みっぷりを子供の頃から見ていた私は、
その話を聞いても驚きませんでしたが、
次の祖母の一言を聞いてぞっとしました。

「おまえにもその血が流れているのがよお~く分かる。
将来酒を飲むときには、そのことをしっかり意識しておきなさい。
分かったね」


その祖母の言葉は、しっかりと私にインプットされました。
どんな時にも、酒がある程度進むと、目覚まし時計のように
まるで祖母が私の真横で語りかけているように
私の頭に響きます。

喫煙は、あらゆる病気の原因になると言われています。
しかし飲酒は、ある面、「酒は百薬の長」なんておおらかに見られていますが、
酒で狂った人間の行動は、一瞬にして人命を奪います。

「酒は気違い水」

そのことを常に意識して付き合いたいものです。



「MacBookProがやって来た」


泳ぐ写真家龍之介

泳ぐ写真家龍之介

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先日、MacBookPro 15インチがやってきました。
17インチにしようかずいぶんと迷ったのですが、
この15インチでも結構な大きさで、
正解だったと思っています。

今まで使っていたMac PowerBookより、機能的にも、
OS的にも進化しているはずですが、
不思議なことに、違和感なく使えてしまうところが
さすがにアップルだという気がします。

WINDOWS XPからVISTAになった途端に、
使い勝手まで、一方的に変更して大ひんしゅくのマイクロソフトとはえらい違いです。

さて、ノートブックのトラブルは、すべて熱からきていると言っても過言ではありません。
ノートブック自体は、かなり無理した設計なので、
発熱からくるコンデンサやメモリの劣化が故障の原因となります。

私は、昔からノートブックを使用の時は、事情が許す限り
冷却台の上に乗っけて使っています。
「発熱大王」で有名なPOWER BOOKも、
冷却台に乗っけていたおかげで、5年起った現在でも絶好調です。

写真のMacBookPro 15インチは、冷却台の上に乗っかっています。
冷却台のファンの大きさは、なんと25cm。
600回転/分という、かなりの低回転で、16DB。
回っているのかわからないほど、静かです。

このFANは、AEOLUSUという製品で、
ENERMAX
というメーカーの製品です。
3カット目の写真は、今まで使っていた、12インチといっしょに撮ったもの。
製品イメージは、ほとんどいっしょで、古さを感じさせません。
この12インチも、まだまだ使う予定でいます。

新しいMACの登場で、ちょっとうれしい今日この頃です。

「ストレスと飲酒」

もうずいぶん前になりますが、
木村拓哉くんを撮影したことがあります。
スタジオには、ジャニーズ事務所の重役さんたちがズラリ!

その様子をずっと観察していましたが、
大変な世界なんだな。と同情した記憶があります。

私の友人に、芸能人をもう、30年以上撮り続けているカメラマンがいますが、
彼も、同じ様な印象を持っていて、芸能界を嫌っていました。

実は、彼も私も、写真を始めた時に、撮りたかった被写体がいっしょなんです。
その被写体とは、「ペンギン」。
当時は、南極に行く事なんて夢また夢でした。

話が横道に逸れましたが、

草薙くんのストレスは相当なものだったのでしょうね。
私は、芸能界で、あんなナイスガイを演じ続けるのは、
相当なストレスが溜まるに違いないと、思っていました。

青少年の犯罪が起きると、
「あんな良い子が」
なんて言われますが、
「良い子」で居続けること自体が不自然な事だと
分からないのでしょうか?
不自然な状態を続けていたことが、犯罪とかに繋がると
私は思っています。
草薙君も長い事、「良い子」を演じすぎたのかもしれません。

しかし、当日、夜のNHKニュースで
あたかも、重大殺人事件かのごとく
草薙くんの、酩酊に至った行動を報告していた
その異常さというか、
たかが、酔っぱらいの醜態を、重大事件のように扱っていた
警察と一部の政治家、マスコミのヒステリックさに異常さを感じてしまいます。

話はまた横道に逸れますが、
酒をうんと飲み過ぎると、明け方頃に
猛烈に発熱します。
私は、服を脱いだことはありませんが、熱さのあまり、
川やプールに飛び込んだことはあります。
その後、服は脱ぎましたが(‐^▽^‐)
きっと、草薙くんも熱かったのでしょう。
しかし、
「脱いだ服は、きちんと揃えて置いてあった。」
というところに、彼の誠実さ、几帳面さを感じてしまいます。

こんなことはよくあることです。

彼にとっては、人生最大のダメージかもしれませんが、
今回の事件を、笑いのネタにするような
したたかな芸人さんになって、
復帰して欲しいと思います。

がんばれ! 草薙くん!