先日〔2月14日(月)〕、「第84回 山日YBS席書き大会」の結果が発表されました。今回大会で、11回目の参加(出品)になります。
本席書き大会は、昭和11年(1936年)に始まった、大変歴史のある大会です(途中、戦争のため、数回中止になりました)。
「席書き」ですので、指定会場(各小学校)に行き、そこで、配布された指定用紙(半紙5枚)に揮毫し、その場で1枚を提出します。
しかし、コロナ禍のため、今回大会を含めて、ここ4回は、自宅などで作品を仕上げて、出品(送付)する方法で開催されています(一部、各団体ごとに、席書き方式で開催されています)。
まだコロナ禍が続いていて、実際の席書きをすると、密な状況になりますので、もう少しコロナ禍が収まってからの席書きになりそうです。
また、以前のように、実際の席書きができる日を楽しみにしています(^^)
そして、本席書き大会の詳細は、以下をご覧ください。
また、褒賞は、以下になります。今回大会には、9,702名 もの参加がありました。
<特別推薦>(※人数・割合は、今回大会のもの)(上位約0.2%)
【幼児・学生(高校生以下)の部】(23名)
◎大会大賞(兼 文部科学大臣賞)
◎山梨県知事賞
◎山梨県議会議長賞
◎山梨県教育長賞
◎山梨県市長会長賞
◎山梨県市議会議長会長賞
※他17賞
※表彰式出席対象、額装作品展示対象
【一般の部】(10名)
◎山梨県知事賞
◎山梨書作家連盟賞
◎山梨県書道会賞
◎山梨書道協会賞
◎富士書道連盟賞
◎山梨日日新聞社賞
◎山梨放送賞
◎山日YBS賞
※表彰式出席対象、額装作品展示対象
⦿推薦賞
⦿特選賞
⦿ご長寿出品者章(88歳以上の方)※今回大会から
⦿地域団体等の作品
※作品展示対象
○金賞
○銀賞
○銅賞
※褒賞の詳細は、コチラ になります。
本席書き大会で、私は「第75回大会」で、特別推薦「富士書道連盟賞」を受賞しました。この回の受賞が自己最高賞です。
特別推薦を受賞すると、受賞作品写真入りの大変立派な受賞楯もいただけます。
この大会の2年前、書道を再開した年に、同じ題材を書いて、『第20回 大門碑林全国書道展』に出品しました。この回の高校、大学・一般の課題でした。
2作品を比べると、だいぶ雰囲気が違うなぁと思います。とても懐かしいですね。
どちらの書道展も、毎回、活字だけ見て、自分なりの感覚で、楽しく書いています。
また、「大門碑林全国書道展」でも、特別推薦を受賞すると、額表装して展覧会に展示していただけます。ただし、本展の額表装は、上位特別推薦受賞作品のみになります。
どちらの書道展でも、額表装は、出品料のみでしていただけ、展覧会後に、その額表装した受賞作品をいただけます。とても良い記念になります。
それでは、今回大会の結果です。
今回大会では、「特選賞」(上位約5~15%)を受賞しました。
「景趣幽絶」
(この上なく、静かで趣のある景色が、一面に広がっている。)
ここ最近は、「推薦賞」の受賞が多かったのですが、今回大会では、少し下がってしまいました。しかし、展覧会に展示していただけますので、励みに思います。
「特選賞」は、今回大会で5回目の受賞になります。
今回の出品作品は、すべての文字が右上がりになってしまい、全体的にすべてが単調で、変化が少なくなってしまいました。
用紙は、幼児から一般まで、指定された同じ半紙5枚(再生紙)を使って書きます。私は中濃墨を使って書いていますが、もう少し、紙との相性を考えた墨を使った方がよいかもしれません。
以下、今回大会の展覧会と表彰式の詳細です。お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
<展覧会>
○場所:山梨県立図書館 1階イベントホール
○日時:令和6年2月16日(金)~18日(日)午前9時~午後6時
<表彰式>
○場所:山日YBS本社
○日時:令和6年2月18日(日)(2回に分けて行う)
そして、今回大会の展覧会の様子です。
それでは、この度も大変お世話になりました審査員の先生方をはじめ、山日YBS席書き大会ご担当の皆さまに、心より感謝申し上げます。
また、皆さまと一緒に、実際の「席書き」ができるようになることを願っています!
毎回、あまり練習時間が取れない中での出品(参加)ですが、今回大会でも、楽しく書くことができました。
また、ぜひ次回大会へも参加させていただきたいと思います。ありがとうございましたm(__)m