「第75回 山日YBS席書き大会」の結果です! | りゅうちゃん2(ryuchan2)『独学書道』のブログ ~Japanese Calligraphy~

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2013年から数十年ぶりに書道を再開し、主に書道展出品を通して、モチベーションを上げながら、独学で書道の勉強をしています。本ブログは、自身の成長の記録や振り返り、また多くの皆さまの参考になればと思い、発信しています。
どうぞよろしくお願いいたしますm(__)m

 本日、山梨日日新聞社、山梨放送主催(文部科学省、他後援) 「第75回 山日YS席書き大会」(大会詳細は、コチラ!   ) の結果が発表されました。今回の大会の参加者は、約11,000人(一人1点で、約11,000点)でした。1月後半から2月1日(日)にかけて、山梨県内の会場を中心に、東京、神奈川、長野・・・、遠くは、沖縄など、県外の会場でも行われました。

 昭和11年に始まった由緒ある大会で、学生の皆さんの書道力向上を目指しながら、心身の健全な育成も視野に入れた大会です。

 私は、今回3度目の参加をさせていただきました。一昨年は、久しぶりに書道を再開したばかりの時に参加し、「金賞」を受賞させていただき、昨年は一つ上の「特選賞」を受賞させていただきました(結果は、コチラ! 、展覧会は、コチラ! )。今年は、もう一つ上の「推薦賞」を目指して頑張ったつもりですが・・・。


 出品規定と各賞は以下の通りです。


<出品規定>


○参加資格:幼児・小学生・中学生・高校生・一般(専門学校生・大学生等を含む)


○部門:幼児・小1~6(7部門)、中1~3(3部門)、高1~3(3部門)、一般A(規定)、一般B(自由)、かな(自由)


○参加料:一般1,010円、他710円(うち10円は「席書きゆめ基金」として、社会貢献活動に役立てる)


○課題:基調テーマ「自然」、幼児~高3までは課題あり(中学生までは、書体に決まりあり)、「一般A・かな」は課題(書体自由)あり、「一般B」は自由課題


○用紙:規定の清書用紙を5枚配布(学生も一般も同じ用紙)


○制限時間:1時間以内(お手本や自分の書いた作品等は、一切見てはならない)


<褒賞>

【特別推薦賞】28点うち「一般の部」:7点)(全体約0.25%)(「学生の部」:幼児~高校生、「一般の部」:大学生以上)


 ○大会大賞 兼 文部科学大臣賞(学生1点) 

 ○山梨県知事賞(学生1点・一般1点:計2点)

 ○山梨県議会議長賞(学生1点) 

 ○山梨県教育委員長賞(学生1点) 

 ○山梨県教育長賞(学生1点) 

 ○山梨県市長会長賞(学生1点) 

 ○山梨県市議会議長会長賞(学生1点) 

 ○山梨県町村会長賞(学生1点)

 ○山梨県町村議会議長会長賞(学生1点)

 ○山梨県市町村教委連合会長賞(学生1点)

 ○甲府市長賞(学生1点)

 ○甲府市議会議長賞(学生1点)

 ○山梨書作家連盟賞(学生1点・一般1点:計2点)

 ○山梨県書道会賞(学生1点・一般1点:計2点

 ○山梨県書道協会賞(学生1点・一般1点:計2点)

 ○富士書道連盟賞(学生1点・一般1点:計2点)

 ○JR東海賞(学生1点)

 ○山梨日日新聞社賞(学生2点・一般1点:計2点)

 ○山梨放送賞(学生2点・一般1点:計2点)

※賞状、副賞(楯、額表装作品、他)、展覧会額表装作品展示、表彰式出席対象、山梨日日新聞に顔写真・作品写真・コメント・氏名等掲載、インターネットに作品写真・氏名等掲載 


○山日YBS賞(幼児~高校生のみ対象)63点(約0.57%

※賞状、副賞(楯、額表装作品、他)、展覧会額表装作品展示、表彰式出席対象、山梨日日新聞氏名等掲載


○推薦賞(約5%

○特選賞(約8%

※賞状、展覧会作品展示、山梨日日新聞氏名等掲載


○金賞(金賞~褒賞 約86%

○銀賞

○銅賞

○褒賞

※賞状、展覧会氏名展示、山梨日日新聞氏名等掲載


 私は、今回以下の作品を書きました。



 半紙5枚すべてを使って書いた中の1枚で、普段使っている半紙とは紙質が全く違い、また、普段使わない淡墨で書きました。ですので、昨年と同じように、かすれや動きを含め、今年も全体的に満足できる作品には仕上がりませんでした。


 特に、文字全体が右上がりの単調な変化のみになり、上下左右のバランスも悪く、線質もイマイチ硬くなってしまい、自分としては100点満点の30点くらいの出来でした。


 しかし、終了した直後は、楽しんで書かせていただいたかなぁという感じでしたね(*^^)v そういう意味での満足感はありました!
 
 席書き大会は、限られた範囲の中で実力以上のものが試されますので、例えば、日本武道館の書初め大展覧会のようなとても大きな会場で、3,000人もの多くの人の中で、大きな半切の用紙に揮毫するのは、私にとって大変厳しいかなぁと思います。


 それでは、今回の結果です。


 今回、特別推薦賞 「 富士書道連盟賞 」(「一般の部」第5位)を受賞させていただきました!

 審査日の夕方に、携帯電話へ新聞社の方から連絡があり、取材を受けました! 満足できる作品ではありませんでしたし、 まさか!「特別推薦賞」を受賞させていただくとは夢にも思っていませんでしたので、驚くばかりでした! 展覧会と表彰式には、是非ともお伺いさせていただきたいと思います!

 一昨年、昨年と、本席書き大会に参加させていただいたことで、皆さんとても上手な中で一緒に楽しく、また緊張感を持って作品を書かせていただき、大変良い経験になりました!

 この度、大変お世話になりました多くの審査員の先生方、そして、山梨日日新聞社の皆さま、そして関係者の皆さまに心から感謝いたします。この度は、大変嬉しく思います! どうもありがとうございましたm(__)m


追伸です!
 この大会は、提出作品の裏面右端に、鉛筆で必要事項を記入するきまりがあるのですが、実は今回間違えて、最初に提出しようと思った作品の裏面左端(逆)に必要事項 を記入してしまいました! ですので、その作品は提出できなくなり、別の作品を提出するというハプニングがありました。
 しかし、このハプニングのおかげで、上位入賞させていただいたのかもしれません!

<余談です!>
 今回の席書き大会の自由課題で書かせていただいた題材は、同じく山梨県内で一昨年開催されました「第20回記念 大門碑林全国書道展」の一般の部の課題でした。その時書かせていただいた作品は以下です。今改めて見ますと、だいぶ雰囲気が変わりました!