昭和11年に始まった由緒ある大会で、学生の皆さんの書道力向上を目指しながら、心身の健全な育成も視野に入れた大会です。
私は、今回3度目の参加をさせていただきました。一昨年は、久しぶりに書道を再開したばかりの時に参加し、「金賞」を受賞させていただき、昨年は一つ上の「特選賞」を受賞させていただきました(結果は、コチラ! 、展覧会は、コチラ! )。今年は、もう一つ上の「推薦賞」を目指して頑張ったつもりですが・・・。
出品規定と各賞は以下の通りです。
<出品規定>
○参加資格:幼児・小学生・中学生・高校生・一般(専門学校生・大学生等を含む)
○部門:幼児・小1~6(7部門)、中1~3(3部門)、高1~3(3部門)、一般A(規定)、一般B(自由)、かな(自由)
○参加料:一般1,010円、他710円(うち10円は「席書きゆめ基金」として、社会貢献活動に役立てる)
○課題:基調テーマ「自然」、幼児~高3までは課題あり(中学生までは、書体に決まりあり)、「一般A・かな」は課題(書体自由)あり、「一般B」は自由課題
○用紙:規定の清書用紙を5枚配布(学生も一般も同じ用紙)
○制限時間:1時間以内(お手本や自分の書いた作品等は、一切見てはならない)
<褒賞>
【特別推薦賞】28点(うち「一般の部」:7点)(全体約0.25%)(「学生の部」:幼児~高校生、「一般の部」:大学生以上)
○大会大賞 兼 文部科学大臣賞(学生1点)
○山梨県知事賞(学生1点・一般1点:計2点)
○山梨県議会議長賞(学生1点)
○山梨県教育委員長賞(学生1点)
○山梨県教育長賞(学生1点)
○山梨県市長会長賞(学生1点)
○山梨県市議会議長会長賞(学生1点)
○山梨県町村会長賞(学生1点)
○山梨県町村議会議長会長賞(学生1点)
○山梨県市町村教委連合会長賞(学生1点)
○甲府市長賞(学生1点)
○甲府市議会議長賞(学生1点)
○山梨書作家連盟賞(学生1点・一般1点:計2点)
○山梨県書道会賞(学生1点・一般1点:計2点)
○山梨県書道協会賞(学生1点・一般1点:計2点)
○富士書道連盟賞(学生1点・一般1点:計2点)
○JR東海賞(学生1点)
○山梨日日新聞社賞(学生2点・一般1点:計2点)
○山梨放送賞(学生2点・一般1点:計2点)
※賞状、副賞(楯、額表装作品、他)、展覧会額表装作品展示、表彰式出席対象、山梨日日新聞に顔写真・作品写真・コメント・氏名等掲載、インターネットに作品写真・氏名等掲載
○山日YBS賞(幼児~高校生のみ対象)63点(約0.57%)
※賞状、副賞(楯、額表装作品、他)、展覧会額表装作品展示、表彰式出席対象、山梨日日新聞氏名等掲載
○推薦賞(約5%)
○特選賞(約8%)
※賞状、展覧会作品展示、山梨日日新聞氏名等掲載
○金賞(金賞~褒賞 約86%)
○銀賞
○銅賞
○褒賞
※賞状、展覧会氏名展示、山梨日日新聞氏名等掲載
私は、今回以下の作品を書きました。
半紙5枚すべてを使って書いた中の1枚で、普段使っている半紙とは紙質が全く違い、また、普段使わない淡墨で書きました。ですので、昨年と同じように、かすれや動きを含め、今年も全体的に満足できる作品には仕上がりませんでした。
特に、文字全体が右上がりの単調な変化のみになり、上下左右のバランスも悪く、線質もイマイチ硬くなってしまい、自分としては100点満点の30点くらいの出来でした。
席書き大会は、限られた範囲の中で実力以上のものが試されますので、例えば、日本武道館の書初め大展覧会のようなとても大きな会場で、3,000人もの多くの人の中で、大きな半切の用紙に揮毫するのは、私にとって大変厳しいかなぁと思います。
それでは、今回の結果です。
今回、特別推薦賞 「 富士書道連盟賞 」(「一般の部」第5位)を受賞させていただきました!
審査日の夕方に、携帯電話へ新聞社の方から連絡があり、取材を受けました! 満足できる作品ではありませんでしたし、 まさか!「特別推薦賞」を受賞させていただくとは夢にも思っていませんでしたので、驚くばかりでした! 展覧会と表彰式には、是非ともお伺いさせていただきたいと思います!
一昨年、昨年と、本席書き大会に参加させていただいたことで、皆さんとても上手な中で一緒に楽しく、また緊張感を持って作品を書かせていただき、大変良い経験になりました!
この度、大変お世話になりました多くの審査員の先生方、そして、山梨日日新聞社の皆さま、そして関係者の皆さまに心から感謝いたします。この度は、大変嬉しく思います! どうもありがとうございましたm(__)m
追伸です!
この大会は、提出作品の裏面右端に、鉛筆で必要事項を記入するきまりがあるのですが、実は今回間違えて、最初に提出しようと思った作品の裏面左端(逆)に必要事項 を記入してしまいました! ですので、その作品は提出できなくなり、別の作品を提出するというハプニングがありました。
しかし、このハプニングのおかげで、上位入賞させていただいたのかもしれません!
<余談です!>
今回の席書き大会の自由課題で書かせていただいた題材は、同じく山梨県内で一昨年開催されました「第20回記念 大門碑林全国書道展」の一般の部の課題でした。その時書かせていただいた作品は以下です。今改めて見ますと、だいぶ雰囲気が変わりました!