人生にギャップアップはないんだな~ -4ページ目

この世界の片隅に ごかいめ

一番行く映画館で上映が開始されたのが1月4日。

 

最初の週は272席の大画面→風邪で行けず。

 

翌週は125席の小画面→咳がおさまらず。

 

その間に受賞した毎日映画コンクールの日本映画優秀賞のおかげか272席に復活。

 

やったー大画面だーと小躍りしながら向かう。

 

大画面なので今回は後ろの席で観てみようと思い立ち、後ろから4列目の真ん中を購入。

 

思えば4回目まで1~3列目だったので後ろの席は初めてだ。

 

いやそれどころか前の席以外に座るのって5年振りかもしれん。

 

 

 

 

いざスクリーンに入ってびっくり

 

272席のスクリーンって小さい

 

入った瞬間に「うわっ!広っ!」って言いたかったのにこれまで観たスクリーンとあまり変わらん。

 

若干テンションが下がる。

 

 

 

 

毎回思うのだが映画開始前の映画予告が邪魔。

 

面白そうな映画ならばいいのだが、邦画が揃いも揃って観たいと思わない。

※個人の感想です

 

学校の部活が優勝する感動の実話ですって先に言っちゃうもんだから、結末わかってるし、その間に起こること、軋轢、努力、意思の統一なんて想像出来てしまうし、そうすると何を楽しみに観に行けばいいのかわからん。更に感動って言われてもそれは主観的な感情であるから制作側に言われるもんじゃないし。

※個人の感想です

 

高視聴率を叩き出した有名な脚本家の監督作品だけど、その後に脚本を担当した某朝ドラが酷い出来で、もうこの人の作品は観ないと心に誓ったし。

※個人の感想です

 

どれもこれもドラマスペシャルで済んでしまうような内容で、映画たりうる、映画でなくてはならない映画が無い。かといって本当にドラマスペシャルだと予算が少なくてスッカスカの話になってるのを幾つも観たのでそれはそれで辛い。

※個人の感想です

 

そんな予告の数々を観させられて若干イライラ。

 

これから好きな映画を観るってのにスタートラインが若干の低テンションとイライラって。

 

 

 

今回後ろで観たのは正解

 

前で観ることがベストに変わりはないけれども、後列なら大画面のテレビで観てるようなもんで画面の隅々まで視線を送ることができて、色々と事前に仕入れた情報の確認ができた。

 

そして5回目にして初めて気付いのが、とにかくよく動く

 

通常はアニメって予算を削るために動きを少なくするために、喋ってる時は口だけ動かすの。

 

でもこの作品は喋りながらも本当の人間のように体もちゃんと動く

 

話を聞いてる方だって微細に動く。

 

アニメーションなのに実写の映画を観ているかのようにスクリーンの中の人々はよく動いてくれる。

 

それだけじゃなく動きの緩急の付け方もすごい。

 

作中、結婚したてのすずさんは新たな名字の「北條」を書くのはたどたどしいのに、自分の名前の「すず」を書くのはササッと十数年書き慣れているかのような速さで書く。

 

そんな収穫に低テンションもイライラも吹き飛ぶってもんです。

 

 

 

これまで泣かなかった中盤から泣いてしまい、いつも泣く場所でも漏れなく泣き、今回も幸福感に包まれて見終わることができました。

最新の投稿から1週間が経ちました

最近あなたの周りでどんなことがありましたか?

 

なんてことをアメブロから言われている。

 

1週間経ったって煽らてから早2日、「早く更新しないとアカウント消しちゃうぜ」とか「1週間も放置してるのならばアメブロにとっては犯罪にも等しい行為だから逮捕だ!逮捕だ!」なんてバカボンの本官さんよろしく銃を乱射されてしまうかもしれない。

 

もちろんそんなことはない。

 

 

 

 

そう、ただ単に書く気が起きないのです。

 

毎回走れない日が続くと思うのだが、ブログを書く気が起きなくなる。

 

走れば書く気になる。

 

走ると体中の血流が良くなるから脳の血流も良くなる。

 

脳の血流が良くなるとあんなこといいな、とかできたらいいな、とか思う前にブログを書き終えているという、いわば脳ドーピング。

 

運動でアデノシン三リン酸を使うように、逆説的には運動無しでブログのアデノシン三リン酸のようなものがあればいいわけで、そんなもんを見つけたことがないから最新の投稿から1週間が経ちましてん。

 

「もうお風邪は召されてなくってよ」などとどこかのお嬢様のように宣言出来るまでに回復してきたので、そろそろ走り出せるかな。

 

でも怖いしかし怖い。

 

正月に走りすぎたことが原因か、乾燥した空気の中を口呼吸してしまった日常生活が原因か、毎晩ビールを飲んで免疫力を下げてしまったことが原因か。

 

酒飲むと免疫力をガッツリ下げる上に栄養吸収を阻害までしてしまうため、いまは怖くて呑めません。

 

「下げる上に」って、下げてるんだか上げてるんだかどっちやねん。

 

 

 

 

なんて言葉遊びまで始めてるのでそろそろお開きに。

 

コメントは閉じておきましょ。

 

こんなやる気の無さではいつもコメントさせて貰いに言ってる方に失礼だ。

 

真摯で紳士に向き合って、10回程繰り返し読んで、3時間掛けてコメント付けてる身としては失礼極まりない。

 

でも何が一番失礼かって、そんなコメント付けたことが無い。

 

まぁ例の映画も5回目行く予定だし、1kmでも2kmでも毎日少しずつ走れば体に負担を掛ける事無くドーパミンがほとばしることでしょう。

風邪をひいたと認めたくはないのだけれど

おかしい。なんで風邪ひいた。

マスクを着用していれば風邪はひかないはず(本人談)なのに。

もう二度と口内炎と風邪に悩まされる世界にはこないつもりでプロポリスとプラセンタを飲んでいるのに何故ひいた。

いくらAmazon先生で安く買ったと言ってもン千円するから安い買い物じゃなかったのに。

よって、いくら原因が暴飲暴食飲酒過走であっても免疫力上げてれば風邪ひかない説はここに瓦解して崩壊して限界を迎えたのである。

身をもって証明したと言えば格好いいのだけれども、まずこの身の免疫力が一般人よりも低い上に体力も一般人と比較して10段階の2なので誰の参考にもならない。

次の免疫力アップの方法を模索するしか無い。

乾布摩擦でもやってやろうか。

早朝から、家の前で、全裸で、道行く人に笑顔で挨拶しながら、体中を隈なくタオルで擦ってやろうか。

そしてその日の夜は体の中で一番柔らかいであろう鼠径部の痛みで眠れなくしてやろうか。

タオルに慣れたら高橋英樹先生のようにタワシで擦ってやろうか。

そしてその日の夜はタオルに慣れたけれどまだタワシの刺激には弱い鼠径部の痛みで眠れなくしてやろうか。

言ってる側から1mmもやる気が無いので早々に却下しておこう。

そういえば年末年始の挨拶をしておりませんでした。

 

旧年中はお世話になりました。

良いお年を。

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いします。

お風邪など召されませぬように。

誕生日に買わなかったケーキをいまここに

例のいみねくを装着して出社するも別段変わった事は怒らず。

 

仕事終わりにイオン寄ってFLOの前を通ったらピンクのブッシュ・ド・ノエルが売ってるではないか。

 

そう、26日

 

クリスマスで売れ残ったケーキがショーウィンドウの中で朽ち果てるのをただ、じっと、ひっそりと待っているだけの26日。

 

誰かが手を差し伸べてあげないと翌日には廃棄されてしまう悲しい現実が待っている。

 

俺が救い出してあげなければ。

 

使命感に駆られたのだった。

 

嘘だ。

 

50%OFFだったからだ。

 

3,780円だから半額で1,890円じゃん!お得じゃん!と思って買ったのだった。

 

そろそろいみねくも幸運を吐き出してきたのかな、なんて思いつつ帰宅する。

 

 

クリスマスパーティーなんてあと364回寝ないといけないのに箱に書かれてしまってるし。

 

 

イチゴのヘタまで粉砂糖が掛かっていて、食べろと言うことか?

 

食べてみる。

 

なんだか油っぽい

 

もしかして保存が効くように生クリームにバタークリームが混ぜてあるのか?

 

そして気づいた。

 

これを4等分すると普通に売ってるケーキサイズになるのだが、1,890円÷4=472円

 

それって割高じゃん!

 

なんか損してるじゃん!

 

いみねく全然幸運吐き出してないじゃん!

 

 

 

 

今回の教訓

 

大量生産大量消費前提のクリスマスケーキは半額でももう買わない。

 

もちろん定価でも買わなけりゃ、予約なんてしないぞ。

 

裏切ってごめんよコージーコーナー。

この世界の片隅に よんかいめ

貰えた貰えた来場者特典ポストカード。

 

もはや20:45開始23:00終了のレイトショーの1回しかやっておらず。

 

お陰で1,300円で観られたから良いのだが。

 

雨は夜更け過ぎにぃー雪へと変わるだろぉーさいでんなーほぉでんなー

 

とか

 

兄は夜更け過ぎにユキエと変わるだろう(い゛らっしゃいまぁせぇ~)

 

とか

 

車の中で歌いながら行ってきた。

 

さすがのクリスマス・イブの夜、映画館がスカスカ

 

初・レイトショーによる眠気と、夕飯に食べたピザによる喉の渇きで、少ししか泣けず。

 

っていうかそれでも泣いたんかい

 

ひとまず今年の映画館は終了。

 

来年ごかいめろっかいめもあるかもよ。

 

かのユースケ・サンタマリア氏も既に5回観ており、いとうせいこう氏のTwitterでまだまだ映画館に観に行くと書かれていた。

 

負けてなるものか。

 

と、どうでもいい対抗心を燃やす。

倒立する塔の殺人

 

少女を殺したのは、物語に秘められた毒ーー戦時中のミッションスクールでは、少女たちの間で小説の回し書きが流行していた。蔓薔薇模様の囲みの中に『倒立する塔の殺人』とタイトルだけ記されたその美しいノートは、図書室の書架の本に紛れてひっそり置かれていた。ノートを手にしたものは続きを書き継ぐ。しかし、一人の少女の死をきっかけに、物語に秘められた恐ろしい企みが明らかになり......物語と現実が絡み合う、万華鏡のように美しいミステリー。

 

表紙から既に美しい。

 

でも図書館で借りて読んだのは文庫版ではない方で、しかもそちらの表紙の方が美しかった。

 

なので二つ載せておこう。

 

 

一言で表すならば毒と泥をねるねるねるねして、その周りを美しさのセメントで塗り固めたような、少女特有の美しさと愛らしさと、残酷さと醜さをミキサーに入れて出来上がった流動食。

 

おお、全然一言じゃない。

 

耽美的で倒錯的で、なかなかこの世界観は出せないぞ。

 

で、気になって作者を調べてみたら、この皆川博子さん、1930年生まれなので2016年現在86歳だってよ。

 

2007年に書いたこの本は77歳の時に書かれたって。

 

因みに表紙のイラストを描いた佳嶋さんは皆川博子さんご指名だそうな。

 

 

 

 

書き出しだって格好いいんだぞ。

 

『イブであって、イヴではない。』

 

なんて、先を読みたくなるじゃないか。

 

内容は昭和20年、終戦間近の現実世界と、作中作である『倒立する塔の殺人』の本の中身を行ったり来たりしてお話が進んでいきます。

 

この形式は慣れてる人にはどうってこと無いけれど、そうじゃ無い人にはこんがらがってくるかもしれない。

 

 

 

 

ミステリーYA!ってのは小学生から読めるシリーズらしくて、これを図書館で探した時も中高生向けの棚に置いてあったしね。

 

おかげでふんだんにルビが振ってあるし文字も大きいし、小説読まない人にもぴったり。

 

正直ミステリーとしては弱いけれど、耽美的な世界にどっぷり浸かるには『この闇と光』に負けていなくってよ。

 

と、思ったら文庫版の『この闇と光』の表紙も佳嶋さんだったというね。

 

 

一読の価値はあると思います。

 

 

誕生日

そうです12月21日です。

 

誕生日です。

 

プーチンがKGBを辞めたのと同じ歳です。

 

シュレディンガーがシュレディンガー方程式を発表したのと同じ歳です。

 

夏目漱石が作家デヴュー(唇噛んで)したのと同じ歳です。

 

俺も頑張って作家デビューしなくては!

 

丁度1年前はこんなブログも書いてました。

 

アメンバー限定記事だから見られない人もいるけど、交流があれば承認しまっせ。

 

 

 

誕生日です。

 

ああ、さっき言ったか。

 

去年はアレがアレだったので何も言わなかったけど、一昨年も一昨々年も「おめでとう」強要してたようです、振り返って読んでみたら。

 

なので今年は言いません

 

決して「おめでとうと言って!」なんて言いません。

 

「おめでとうって言ってくれなきゃここから動かないぞ!」なんて口が裂けても絶対絶対言いません。

 

ええ、言わないですとも!

いむねく

むかしむかし、富を呼び込む布がありました。

 

その布を身につければたちまちに出世したそうです。

 

くじを引けば大当たりを出し、宝くじを買えば一等を引き当てたそうです。

 

 

 

 

 

いまから12年前、その布を手に入れた男は身につけて仕事に行ったそうです。

 

ところがどうでしょう。

 

就職して3ヶ月で「物覚えが悪いからこのままじゃ給料をpayできないの」と当時の部長にクビになりそうになり。

 

それから3ヶ月後には望まない部署への配置転換をされそうになり。

 

その布を身に着けて行った日に限ってそんな不幸な目に合うのでした。

 

 

 

 

男は決心しました。

 

こんな不幸ばかり呼び込むネクタイは封印してもう着けて行かないぞ、と。

 

いむねく

 

忌むべきネクタイ

 

それからはタンスの片隅にひっそりと、来る日も来る日もぶら下がり続けました。

 

ところが長い年月が、ネクタイを構成するドロドロと暗鬱で陰鬱で鬱屈した不幸をキラキラと輝く光福で幸福で幸運へと変質させていったのです。

 

12年振りに男はネクタイを着けました。

 

仕事の帰りに宝くじの当選確認をし、ガラガラくじを引きました。

 

参考資料①

 

参考資料②

 

そんな簡単に幸運が舞い込むか!

 

 

 

でもこれ着けて1日、嫌なことも無いので除災できたのでしょう。

 

そんなネクタイがこちら

 

特典特典特典特典

au STARっていう加入者特典が始まりまして。

 

加入するとグッズが貰えると言われまして。

 

言わば加入者特典特典という位置づけか?

 

抽選で貰えるのだけれども、50万名に当たるからほぼ全員貰えるよね。

 

だから届いた加入者特典特典特典

三太郎からの贈り物だそう。

 

何種類か選べたけど、そりゃ生活に寄り添った品物が欲しいから、

英雄謹製を選ぶでしょ。

 

パッケージまで凝っちゃって、だけども無料配布品だからこの費用は広告宣伝費か?

 

雑費ってこともないし交際接待費でもないから、広告宣伝費で販管費に計上しておこう。

 

っていう経理ネタを挟みつつ。

ふりかけなのですよ。

 

しかも10種類の味ときたもんだ。

 

あれ、この味って・・・

 

そして横を見たら製造者が永谷園って・・・

 

そう、おとなのふりかけそのもの。

 

パッケージだけ英雄謹製にしとるわけです。

 

こんな加入者特典特典特典特典ならご飯がすすむわ。

この世界の片隅に さんかいめ

既に感想は書いてるから多くは語りません。

 

3回目だからもう泣かんだろうと思ったらオープニングから既に涙目に。

 

斜め前の老夫婦+娘?孫娘?が後半泣きっぱなしで、連られる形もありつつ俺も涙が止まらない。

 

1回目よりも2回目よりも泣いてしもたわ。

 

でも泣きっぱなしも勿体無いわな、塩分がね