光が分裂して膨張する世界
風が強くて寒くて走るのが嫌だったけれど、夕方窓から顔を出したら微風になってるようだ。
これはチャンスだと思って走り出したらまだ強い風が吹いてるじゃないか!
風に勝ったり負けたりしながらも4kmだけ走る。
それにしてもイルミネーションが綺麗だった。
赤や黄色や緑や白のイルミネーションがそれはもうキラキラして幻想的な世界になったもんだと関心した。
特に多いのが赤。
辺り一面赤い光が散乱しておりクリスマスムード一色だった。
と、いつものコースを走りながら思ったけれども、おかしい。
区役所の周りにそんな洒落た施設も気概のある民家も無い。
そしてやっと気づいた。
途中でメガネを外して走ってた事に。
嘘です。外した瞬間に気付いてました。
近眼のせいで光の一粒が十二個に分裂して膨張して、それはさながら天然ルミナリエ。
車のブレーキランプとテールランプがそれぞれ十二倍に輝くものだから、信号機の緑と一緒になってすっかりクリスマスの世界だったわよ。
どこからともなくジングルベルが聞こえてきたと思ったら自分で歌ってたわよ。
綺麗だったからまたメガネ外して走りたいなー。
30円で証明写真を作る方法
そんな方法あるか!!
以上!
という出落ちを使いたいけどあるんだな、実は。
そして自分で入力しながらアフィブログっぽい胡散臭さが漂ってることを理解しつつ説明しちゃうよ。
まずはお手持ちのスマホのアプリ検索で証明写真と入力しましょう。
そして一番評価の高いor評価人数が多いアプリをダウンロード。
アプリに従って写真を撮影して、アプリ内で修正するも良し、PCに移してアイドル写真集並に別人かっ!って突っ込まれるほどに修正しても良し。
この辺はPhotoshopを使えばびっくりするくらい変えられまっせ。
再びアプリに戻し、サイズや印刷タイプを選択すれば写真フォルダに吐き出してくれる。
家で印刷すればもっと安上がりだけど手持ちのプリンターは良いプリンターじゃない。
なのでコンビニ印刷を選ぶと、まずはコンビニプリンターと接続するためのアプリが必要になる。
それもセブンとローソン・ファミマが別プリンターなのでどちらかの専用アプリが必要。
俺は会社の最寄りがローソンだったのでPrintSmashってのをダウンロードした。
あとはアプリに従って進んでいくんだけど、途中でWi-Fiで接続したりプリンターに表示されるパスワードを打ち込んだり、幾つか難所があるけどアプリに従っていれば大丈夫!・・・なはず。
そうそう、ここで間違えちゃいけないのがプリントサイズ。
プリンターには証明写真って選択肢もあるんだけど普通の写真サイズのL判を選ぶようにしよう。
そうだ自分は証明写真を作るんだから、って迷わず証明写真のボタンを押してしまうアナタはラッキーカラーが金色でラッキーアイテムはペンが刺さったリンゴ、ラッキーフードはペンが刺さったパイナップルです。
あとは30円入れれば一般的な写真のサイズに4個自分の顔が印刷されて出てきます。
それを切って貼って書類に必要事項を明記して送って、2,000円振り込めば
こんなカードになるザマス。
ちゃんと高圧プレスされたカッチカチのカードザマス。
写真は仕事の休憩中に会議室のホワイトボードの前で撮ったザマス。
モザイク掛けてるけど写真のコントラストを加工したらやたら色の薄い仕上がりでカードになったザマス。
便利な話を装って、その実自慢で終わるという話です。
この世界の片隅に にかいめ
熱狂する人を冷めた目で見ていた。
それがまさか自分がこんなにも熱狂するとは。
熟狂(熟女が狂おしい程に)ではなく熱狂。
熱狂すると周りの目を気にしなくていいから心地良いよね。
熱狂の延長線上に同じ思いを共有したいが為の勧誘というものがあって、それはまるで新興宗教だったり、マルチ商法だったりねずみ講だったり、盲信したものを他人に勧める様はなんら違いはないじゃんと自分で突っ込んでみたり。
「この映画素晴らしい」っていうのも「このツボ持っていると素晴らしいことが起きるよ」っていうのも、ゴリ押しされる側にとっては同じようなものかもしれん。
唯一違うことは失うものが少なくて済む点かな。
時間にして126分、金額にして1,800円。
ほらほら、2時間ちょっと+コージーコーナーの苺ショートケーキ421円が4.2個分よ。
うーん。ケーキ4.2個分はちょっと高いな。
そういいながら、会社でも幾人かにお勧めしちゃったよ。
で、二回目鑑賞。
1週間も置かずに鑑賞とは自分の熱狂ぶりが度を越えていることがわかりますな。
でもねでもね観たのは12月1日映画の日。
通常毎月1日は料金が1,100円のところ、映画の日だけは1,000円。
100円違いは微妙だけれど、1回目1,800円と足して2で割れば両方とも1,400円で観られたってことで良しとしよう、うん。
お安く観られるし仕事終わりに上手い具合に観られる。
観られる・・・?
実は結構時間的にタイト。
きちんと安全運転を心掛けて向かって、映画館に到着したのは開始10分前だから少しドキドキする。
スクリーンまで行ったらさすが映画の日、2/3も席が埋まってる。
そして泣く。
最初から涙ぐんじゃってよ、「さあ観るぞ」という心構えだけですっかりスイッチが入っちゃってるみたい。
泣く場所は前回と同じとこなんだけれども、自分の体のシステムが良くわからなくて、確かに泣いているのに目からは涙が溢れず、鼻からダラダラ垂れてくる。
最後らへんは息する度にズルズルズーズーしてたとさ。
そんでもって二回目観ての感想。
前回の感想は実は他の人の感想を見て、「そう感じたのか」とか「この気持ちはそういう風に言葉にするのか」なんて、参考にしたりパクっ・・・インスパイアしてリスペクトして、つまりは格好つけちゃったのですわ。
今回は作品に真摯に向き合って感じたことを自分の口で言います。
内容的には前回と重複してるのもあるかもしれないっす。
なんでこんなに泣ける作品なのかといえば、感情の振り幅の大きさではないかと。
プラスが大きいとマイナスも大きい。
この映画、四コマ漫画かのように巧いこと笑いを突っ込んできてツボを押さえてて、いっさい暗澹たる雰囲気はないの。
日常を淡々と描いたとよく言われてるけれど、本当にそう。
そんなほわほわした雰囲気の中で戦争へ突入し、その日常が奪われる事への怒りや悲しみや憤りや、起こってしまった悲劇に対して、また、それでも生きていくんだ、それでも日常があるんだと思わせてくれることに対して涙するのであった。
怒りや悲しみの感情は劇中の人たちのではなくて、映画を観てる我々の感情ね。
当事者たちは「それでも生きていかなければ」と前向きに暮らしてるだけだもん。
だから戦前・戦中・戦後と時代は動いていくけれども始終笑いに包まれておりました。
なので同じ戦争アニメ映画として並べられるのが火垂るの墓なんだけれど、全然別物。
火垂るの墓は観ていてどうにも辛くて、テレビ放映されても避けてるからここ20年くらい観てなくて記憶は薄いので断言はできないけれど悲壮感が溢れていたように思う。
劇中の人たちは戦争だから辛くて辛くて辛くて、だから観てる方も辛くて辛くて辛くて、そんなスパイラルなので受け付けられなかったのです。
火垂るの墓好きには申し訳ないが。
もう一個演出面で最大の効果を発揮してるのが年月の挿入。
場面が変わるごとに左上に縦書きで「18年4月」なんて表示されるのね。
舞台が広島だから、みんなが広島のあの日あの時間を知ってるからカウントダウンの意味も持っていて心が苦しくなる。
1回目は正直言うと声優のんさん=すずさんって自然と溶け込んだから、合ってる合ってないの意識はしなかったんだけれど、それを考えながら聞いたらヤバかった。
「ありゃ~」とか「◯◯よね~」とかのんびりした口調のすずさんにピッタリ当て嵌まっていて、のんさんじゃなきゃあり得ないじゃないかって思える程に上手くて巧くて美味くてびっくり。
最後にも一つ、色々調べると監督のこの作品への熱い気持ちが半端ない。
当時の街並みを描くのに何度も呉や広島へ赴き、当時住んでいた人にも話を聞き緻密かつ綿密に再現したとか。
呉市を調べるにあたっては行き来してるうちに貯金額が4万5千円になってしまったとか。
「くれ」の発音が広島では「くれ」に対して呉は「くれ」とイントネーションが違うらしく、広島から嫁に来たばかりのすずさんは「くれ」だけれど、物語終盤の呉に馴染んだすずさんはちゃんと「くれ」になっているとか。
いまいちピンとこない人は、KURE5-56は広島、海援隊の贈る言葉の歌い出し「くれ~なずむ~街の~」が呉だと覚えておいてね。
誰かの感想で「観る度に新しい発見がある」なんてあったが、本当にそう思う。
おかげでまた観に行ってしまいそうだわ。
反戦メッセージが込められてるわけでもなく、戦争の悲劇が誇張されているわけでもないのに、劇場を後にした人たちはみな一様に改めて絶対に戦争はしてはならないと心に誓う、そんな作品です。
寒さに打ちのめされる
先週雪の予報でスタッドレスタイヤに交換した。
そして見事に雪が降った。
雪が積もった。
積もった雪がボンネットを冷やし、更にその冷気はエンジンやバッテリーやをもれなく冷やしてくれたもんだから、エンジンを掛けようとキーを回しても反応がない。
こんな日にバッテリー上がり?歩いて駅まで行かなきゃいけないの?バス乗るバス?タクシー呼んじゃう?
なんて様々な思いが脳を駆け巡りながらキーを回し続けること20秒、最初は緩い音だったセルが次第に速さを取り戻し、車全体をブルルルンと揺らすと同時にやっとエンジンが掛かった。
その間じゅう排気ガスが出っぱなしだったから周りが臭い臭い。
確かに車内は電気食うものばかり。
ドライブレコーダーにカーナビ、スピーカー、サブウーファーなんて付けてるのに会社まで7kmの距離を往復してるだけだからそりゃバッテリーも充電しないよね。
なのでバッテリーに負担を掛けないようカーナビの画面をOFFにして音を出さないようにしながら、エンジンをいつもより多めに回しておりまーすって言いながら低いギアでアクセル踏んでった。
会社についてエンジン切ってからもっかいキー回したらすぐ掛かったから大丈夫みたい。
そのあと調べてみたら、雪が降るほどに寒いとバッテリーは50%の能力しか発揮しないんだってよ。
電気使いまくって既に51%しか残っていなかったら1%になるっちゅーねん。
寒さで一時的に弱っただけだろうけど、これから寒い日は続くから楽天でバッテリーを買った。
ここまでが前置き。
バッテリー交換をしまーす
固定具を外してからネジを緩めてまずはマイナス端子から外します
外す時はマイナス→プラスの順番で!
間違えると西部警察並に車が爆発してしまうらしい
プラス端子はカバーに覆われているのでカバーをパカっと開けてから外します
何故にカバーに覆われているいるかというと、伝導体の人間がマイナス端子とプラス端子の両方を持ったら通電して体の芯からまっくろくろすけになるとならないとか
考えてご覧よ、車を動かすほどの電気が体を通るんだから、藤井隆が体の一部がHOTHOTするだけで終わるわけが無かろうが
それにしても写真をよく見りゃわかるけど砂埃できたねーな。
こいつが新しいバッテリーでございやす
シルビア同様青いボデーで格好いいでやんす
使ってたのと比べてみると
なんかもう、エンジンルームにみっしりと雪を敷き詰められても瞬時にエンジンが掛かってしまいそうなたたずまいです
取り付ける時は逆の順番でプラス→マイナスだからね中間テストに出るからね
マイナス端子も取り付けて完了
取り付けた日以降のエンジンの掛かり具合って言ったらそりゃもう素晴らしい
キュキュットブルンって、微塵も不安なくエンジンが掛かる
もちろんカーナビ付けてスピーカーもサブウーファーもけたたましく鳴った事は言うまでもないだろう
この世界の片隅に
18歳のすずさんに、突然縁談がもちあがる。
良いも悪いも決められないまま話は進み、1944(昭和19)年2月、すずさんは呉へとお嫁にやって来る。呉はそのころ日本海軍の一大拠点で、軍港の街として栄え、世界最大の戦艦と謳われた「大和」も呉を母港としていた。
見知らぬ土地で、海軍勤務の文官・北條周作の妻となったすずさんの日々が始まった。
夫の両親は優しく、義姉の径子は厳しく、その娘の晴美はおっとりしてかわいらしい。隣保班の知多さん、刈谷さん、堂本さんも個性的だ。
配給物資がだんだん減っていく中でも、すずさんは工夫を凝らして食卓をにぎわせ、衣服を作り直し、時には好きな絵を描き、毎日のくらしを積み重ねていく。
ある時、道に迷い遊郭に迷い込んだすずさんは、遊女のリンと出会う。
またある時は、重巡洋艦「青葉」の水兵となった小学校の同級生・水原哲が現れ、すずさんも夫の周作も複雑な想いを抱える。
1945(昭和20)年3月。呉は、空を埋め尽くすほどの数の艦載機による空襲にさらされ、すずさんが大切にしていたものが失われていく。それでも毎日は続く。
そして、昭和20年の夏がやってくる――。
公式ページのあらすじをそのまま写したけど大丈夫かな?
本日観てきました。
好きな漫画家のTwitterとか映画レビューとか、みんながいい、いい、素晴らしいなんて絶賛されており集団催眠にでも掛かっているのではなかろうか、なんて思いつつ。
思ってしまったら興味をどんどん膨らませつつ、ほのぼの系のお行儀の良いアニメじゃないの?なんて思いつつ。
結果、素晴らしい作品でした。
そして凄まじい作品だった。
戦争時のすずさんの日常を描いたお話なんだけど、良いもの悪いもの綺麗なもの汚いものをすべてありのままに描かれた結果、全編通して美しさが際立たされていた。
でもね戦争の映画なんだけれどね、全然重くなくて随所に笑いをポンポン放り込んでくれてるよ。
とても感情を揺さぶられる、魂までも揺さぶられるような作品でした。
すずさんの声をのん(能年玲奈)さんがやっているのだけれど、すごくいい。
クドカン大好きあまちゃん大好きな者としては、共通言語がじぇじぇじぇの者としては、のんさん復活は単純に嬉しいのよね。
その嬉しさの贔屓目を除外しても、すごくいい。
映画の最初の頃はどうしても声でのんさんの顔がチラチラ頭をよぎるけれど、すぐにすずさんに違和感なく溶け込んで、中盤以降はむしろのんさんじゃないとすずさんじゃないってくらいの極致に到達しちゃったよ。
何より何よりお伝えしたいのは、この映画で泣いてしまったこと。
映画で泣いたこと無かったのに、親の死に目にも泣かなかったのに、終盤のあるポイントと、ラストと、そしてスタッフロールとクラウドファンディングロールが終わった最後の最後、計3回もアタクシ泣いてしまいました。
こんなのずるいと思いながら泣いちゃった。
そしたらどうよ、夫婦で来ていた斜め後ろのおじさんも鼻をズルズルさせててさ、俺と同じ最後の最後で「うぅぅぅ」なんて我慢できずに嗚咽まで漏らして泣いてたよ。
他の人も多数泣いていたようで、スクリーン出てすぐにトイレがあるんだけど、みんな用を足しながら鼻をすすっていた。
ちなみに鑑賞者の年齢層が高くて、俺が最年少なんじゃないかって程にオジサマオバサマばかりだったよ。
と、いうことで珍しく文句の付けようがない。
これは名作!
まだまだ伝えたい事はあるけども長くなりすぎちゃうからね。
是非とも映画館で観て欲しい!
ミサイル投下の爆音とかスクリーンいっぱいのすずさんの笑顔とか、劇場で観るべき映画です。
ただし残念なのがクラウドファンディングゆえに上映館数が少ない。
最初63館だったかな?それから少し増えて70館を超えたらしいけど、これを読んで興味持って貰ってもお家の近くに映画館がない可能性があります。残念。
もう一回観に行こうかなぁ。
54年ぶりに早い交換
替えるつもり無かったのに、全然無かったのにスタッドレス。
数日前に雪降るよー11月は54年ぶりだよーなんて言われたと思ったら、翌日にはその記事がYahooから無くなり天気予報も雨に変わってやんの。
かと思ったら22日にはまた雪降るよー11月は54年ぶりだよーって、再開するもんだから軽く危機感は覚えた。
でもどうせお高いんでしょぉ~、的にでもどうせ降っても少しでしょぉ~って穿った見方をしたので替えるつもりは無し。
23日になったら急に関東積雪だよ!埼玉5cmだよ!なんて言い出してYahoo天気も気象庁も揃って雪だるまマーク出してきたもんだから迷う。
どうしようかな、替えようかな、いやまだ耐えられるかな、替えようかな、どうせみぞれで凍結もしないかな、替えようかな。
なんて葛藤したけど替えることにしたら16時。
やばいじゃんいつも1時間半掛かるから終わる頃には真っ暗じゃん!
って思いながら始めてみたら1時間で終わってやんの。
もう手慣れたものです。
雪が降らなきゃ降らないで、冬には必要だからこの交換は無駄じゃないとしよう。
去年の今頃は青森の件でそりゃもうバタバタのバッタバタだったから、今年は替えられて良かったのかな。
ミステリー・アリーナ
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全編伏線ともいえる「閉ざされた館の不可解な連続殺人」の真相を見抜く。早い者勝ち、「真相」が分かればいつでも解答可能の争奪戦。もちろん「あなた」も参加OK。強豪たちがつぎつぎ退場していくなか、その裏で、何かが始まっていた...
最初の方のセリフにら抜き言葉が使われていたのを見て、小説でそんな言い回し使っちゃうこの本は大丈夫か、と心配したけれども杞憂で、その後はグイグイ引き込まれてすぐ読み終えられた。
問題パートと解答パートに分かれ、賞金20億円を巡って、解答はいつでもOKで早い者勝ちの自称ミステリヲタたちが次々に挑んでいくお話。
叙述トリックへのアンチテーゼを散りばめながらも、その実は叙述トリックへの愛に溢れている本書。
叙述トリック初心者には説明書になり、中級者には教科書になり、上級者にとっては叙述トリック愛の尺度が分かる内容となっている。
叙述トリックを読み漁った身としてはあるあるで読みながらニヤニヤしてしまった。
解答パートの俗っぽさに笑わされるし聞いたこともない知識も色々出てくるし、なかなか濃密で1冊で二度も三度も美味しい本書であった。
シルクのパジャマに憧れる
ワコールので2万円弱だってよ。
買えるか!
10分で最大の運動量を得られるには。
1分全力で走って2~3分止まっても流してもいいから休憩する。
それを3回ほど繰り返して10分。
そうすると50分運動したことになるそうな。
何が50分なのか、筋肉なのか、呼吸器なのか、よくわからんが。
試しに先日仕事終わりにやってみた。
今日は今日とて普通に36分で5km走ってみた。
もし36分のうち10分をさっきの方法で走ってたら76分運動したことになるのかな?
横浜マラソン時と比べて体重が61→64kgで体脂肪率が13.5→16.5%、体脂肪率で計算してみると増えた体重3kgがまるまる脂肪じゃないか。
本気で76分に手を出そうかと悩むなぁ。
四畳半神話大系
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私は冴えない大学3回生。バラ色のキャンパスライフを想像していたのに、現実はほど遠い。悪友の小津には振り回され、謎の自由人・樋口師匠には無理な要求をされ、孤高の乙女・明石さんとは、なかなかお近づきになれない。いっそのこと、ぴかぴかの1回生に戻って大学生活をやり直したい!さ迷い込んだ4つの平行世界で繰り広げられる、滅法おかしくて、ちょっぴりほろ苦い青春ストーリー。
少し前に読んだペンギン・ハイウェイと同じ作者の森見登美彦氏よ。
氏の代表作ということなので読んでみた。
なかなか、評判通りの面白さで世界観に嵌っちゃったよ。
確かに文章が独特。
ペンギン・ハイウェイは氏にしては風変わりと評価されていたけれど、これを読んで大いに頷ける。
ペンギン・ハイウェイの方が比較的優しく書かれているようだ。
こちらが真骨頂のだろう。
そうするとやはり独特な文章が好きなんだな(2回目)。
ミステリばかり読んでるけどたまにはこんな青春ストーリーもいい。
青春ストーリーとは言うけれど、字面通りの清々しいお話ではない。
ぴかぴかの1回生だった「私」が興味を持ったのが映画サークル「みそぎ」と、「弟子求ム」との奇想天外なビラと、ソフトボールサークル「ほんわか」、秘密機関<福猫飯店>の四つだったところから始まる。
この四つのサークルのうち、もしも「みそぎ」に入っていたら、もしも「弟子求ム」に応じて弟子になっていたら、もしも「ほんわか」に入っていたら、もしも<福猫飯店>に所属していたら、なんてそれぞれのもしものお話を4編の短編から書かれているの。
もちろん単純にそれぞれのサークルの話ではなく・・・。
小津だったり樋口師匠だったり明石さんが・・・。
おっとこれ以上はネタバレになるのでご紹介だけにしておく。
非常に楽しく読ませて頂きました。