まったり肺がん日記

まったり肺がん日記

アラフォーで肺がん見つかり、人生初ブログを開始!出来れば前向きがんライフを綴りたい!(右下葉腺がん、stage1B、転移無し、胸腔鏡手術、術後飛行機利用、予防的抗がん剤利用(uft剤))

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今月、経過観察のため病院へ。異常無く、これで6月晴れて2年経過します。抗癌剤服用が終了、あと3年経てば一旦寛解。運良くここまで辿り着きました。
一方で、最近になって椎間板ヘルニアを発症、今度はヘルニアのリハビリです。苦笑
術後1年9ヶ月。その後何事も無く普通に生活する日々でございます。あと3ヶ月でUFT投薬が完了する訳ですが、此処まで順調だとあの癌は一体何だったのだろうと最近記憶が霞んでしまいます。
一方私の場合、背中の手術痕がケロイド化したので、傷口が疼くことは間々ありまして、疼く事であの日を振り返る良いきっかけになっています。
今後再発するかどうかは、御天道様の言う通りなのですが、このブログに日々書き込まねば自我を維持出来なくなるといった事態にはならぬ様、願うばかりの今日この頃なのであります。
最近の自分自身に思う事。
人って、本当の事を知りたいのに、いざ知っちゃうと不機嫌になる事多いよね~。
周りから見れば陰気な奴だけど、自分自身では寡黙でクールと思っていたり。
でもたまにそんな自分が信じられなくなって、「俺ってブッチャケどう?」なんて聞いてみたりして、正直言われると腹たっちゃうし、完全に矛盾ですね。
病気だってそう。本当の事を知りたいのか、知りたく無いのか、分からなくなることがある此の頃。。。
死を否定しながら生きるし、真実を求めながら目を背ける。。。なんだかね~。
不惑40なのに、惑いまくりですな。
今回、期せずしてダイエットに成功しましたが、これまでどうして自分がダイエット出来なかったのか分かりました。(即ち成功するセオリー)
こう言うと元も子もないですが、要は覚悟の問題だけかと。ダイエットって、食べる量減らすか、運動増やすしか無い訳ですが、自分自身に色々言い訳を作って、そのどちらかをサボっている訳です。
少なくとも私は振り返るとそうだったので。勿論、自分自身と正面から向き合える人は早々いないんだけども。
難しいですね、ダイエットって。
2015年6月、肺がん切除、2016年2月、虫歯6本治療と腰痛悪化で整体開始…。男の厄年は数え42 ですが、私の場合はどうも一足先に厄年が到来した様な1年でした。
しかしこうした厄介事のお陰というか、禁煙成功するわ、ダイエット成功するわ、かえって健康体になるという、何やら逆説的な事が起きている訳でありましてw。
がんに関しては今の所、再発無く経過は順調。だからこそ言える話とは思うけれど、がんになった事は決して良い事では無いけども、悪い事でも無いと感じている今日この頃です。
特に、命の何たるかを見つめ直したことで、時間やお金に対する考え方が大きく変える事が出来たのはとても重要な変化でした。
かと言って怖く無い訳では無く、特に最近は「もしかしたら再発するのでは」と不安を感じるようになっています。やはり、死を覚悟するなんてなかなか出来やしません。
だから最近は、「死ぬまでにどう生きるか」でなく、「どう死ぬか、生きる間にどう準備するか」を考える様にしています。結局のところ何方も一緒の事だけれど、「生きる=死に向かう」ことを考えれば少しは楽になる気がします。
あと3ヶ月で術後1年が経過します。Drからは、再発リスクは1年経過50%、2年経過30%、5年経過10%に減じるとの由。今後も粛々と日々を過ごしたいと思う今日この頃な訳であります。
全ての始まりは3週間前のこと。銀歯が外れ歯科で診て貰ったところ、何と虫歯が6本見つかる事態に!
Drから、「貴方が望むのは、ゆっくり1本ずつですか?それとも一気通貫ですか?」と聞かれ迷わず「一気通貫!」を選択。
その日から1回当りの治療で4本ずつして貰うのだけれど、結果的に仮歯が両側に設置される事で固形物が食べれない事に。
ここ2週間、1日の食事はお粥1、吸物2、ウィダーゼリー1、カロリーメイト風クッキー2本、ヨーグルト少々、位。
そして現在。副作用?にピラティス通いの効果も加わり体重6~7kg減、15年前のジーンズがはけるという。
これぞ虫歯ライザップ‼︎
久々の更新。早いもので術後半年経過しました~!(パチパチ)
身体は順調、再発の気配も今の所ございません。。。。
よしよし、このまま行けよ~、俺の身体!。
肺ロスにも慣れ、日常はとても普通ですが、運動はチョイとキツイですね。体力も落ち気味。
ですのでピラティスを開始!!してみました。
適度な負荷加減で私にはとても向いています。

ただ心配なんは、ピラティス始めてからというもの、術後の傷跡やら肺やらが疼く事。
筋肉動かしたからとは思うけどやっぱり不安ですね。
来週の検診がやや待ち遠しい。。。

久々のブログ。
術後4ヶ月が経過。体調はとても順調で、あまり無理しなければ何事も無い。ただ、久々に迎える寒さと乾燥はちと辛い。たまに喘息の様な(なった事が無いので多分そうだろうと思う様な)咳が出る。
体力は回復基調、昔の様な深夜までバリバリとはいかないまでも、そこそこの仕事はこなせるので一安心。飲み会も一次会迄ならどうって事なし。
最近、手術前後の事を思い出そうとするけれど、あまりよく思い出せない。言葉では"辛かった、大変だった"と言えるけれど実感が湧かない。一度は死ぬ事を覚悟したはずなのに。仮に今、再発を告げられても覚悟を持って受け止められるのだろうか?。こればっかりは分かりませんね。
今一番みんなに伝えているのは、術後の人生がとても楽しいという事。何をやっても楽しいです。これは予想外の良い化学反応。
逆に一番困るのは、妻やら親やらから"酒飲むな、摂生せい。"と言われる事。折角治ったんだから良いじゃない、と思うけれど、しょうがないね。自分より家族の方がこういう時は心配になるものだから。(でも怒られても酒は飲みますがね。笑)
アレルギーには2種類あるらしい。即発性と遅発性。通常、日本でのアレルギー検査は即発性のことであり、重症化しやすい要因を探るというもの。遅発性は、摂取後数時間から数日後に出るようなものであり、ぶっちゃけ命の云々とはなりにくいものらしい。
日本で遅発性を調べようとすると、医療機関が限られるのに加え、5-10万円の費用がかかるが、シンガポールでは一部保険適用が出来るケースもある事が判明、折角なので診断してもらった。
すると驚いた事に家族全員卵アレルギー!。成る程、子供が何にも無い中突然じんましんが出たり、鼻血が出たり、私の吹出物がなかなか治らなかったのはこのせいだったのだろう、と勝手に納得。
まあ分かったのは良いけれど、これでケーキとか食べれなくなるなぁと思っていたら、一旦身体から出し切った後に徐々に摂取していけば、治る事もあるらしいとのこと。
ホッとひと安心ではあるものの、じゃあ治ったかどうか日本で調べようと思っても高額だから確認はでき無いだろうなと思う訳で。

久々真面目にがんのお話。本日ネットの記事を見ていたら、気になる記事が2つ。

1つ目、東京大学がドクターワトソンを開発中というもの。なんでも、癌ってやつはゲノムなるものが異常かつ多彩にあるらしく、そのゲノムに応じた薬を投じないと効果が無いらしい。んでもって、癌治療に関する論文ってのは世界で膨大に発表されており、それぞれの癌患者にあった発表がなされているかもしれないが、あまりの量故、症状にあった適切な論文を見つけることが事実上不可能な状況とのこと。それを解決しようと編み出されたのが、人工知能のドクターワトソン。実現すれば瞬時にデータを検索し、患者にあった治療法を探し出せるようになるとか。

2つ目、九州大学が線虫を用いて癌の早期発見をするというもの。線虫というのは犬なんかよりはるかに嗅覚が優れているらしく、かつ癌の臭いに集まる性質があるとのこと。それを利用すると、1滴の尿で癌があるかどうか95%の確率で当たるとか。今はその反応がどの部位なのかまでわかるようにする研究がなされているらしい。この検査の良いところは低コストで気軽に早く検査できるところ。部位はともかく今罹患しているかが分かるなら今すぐにでもやってみたいのだけれど、結果の安定性と法律面の課題がクリアされていないので一般に出るのはまだ先らしい。

医療技術の進歩は日進月歩。数年したらまた凄い治療法やらが見つかっていくんだろうなと思うと非常に心強い。