がんの早期発見について | まったり肺がん日記

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アラフォーで肺がん見つかり、人生初ブログを開始!出来れば前向きがんライフを綴りたい!(右下葉腺がん、stage1B、転移無し、胸腔鏡手術、術後飛行機利用、予防的抗がん剤利用(uft剤))

久々真面目にがんのお話。本日ネットの記事を見ていたら、気になる記事が2つ。

1つ目、東京大学がドクターワトソンを開発中というもの。なんでも、癌ってやつはゲノムなるものが異常かつ多彩にあるらしく、そのゲノムに応じた薬を投じないと効果が無いらしい。んでもって、癌治療に関する論文ってのは世界で膨大に発表されており、それぞれの癌患者にあった発表がなされているかもしれないが、あまりの量故、症状にあった適切な論文を見つけることが事実上不可能な状況とのこと。それを解決しようと編み出されたのが、人工知能のドクターワトソン。実現すれば瞬時にデータを検索し、患者にあった治療法を探し出せるようになるとか。

2つ目、九州大学が線虫を用いて癌の早期発見をするというもの。線虫というのは犬なんかよりはるかに嗅覚が優れているらしく、かつ癌の臭いに集まる性質があるとのこと。それを利用すると、1滴の尿で癌があるかどうか95%の確率で当たるとか。今はその反応がどの部位なのかまでわかるようにする研究がなされているらしい。この検査の良いところは低コストで気軽に早く検査できるところ。部位はともかく今罹患しているかが分かるなら今すぐにでもやってみたいのだけれど、結果の安定性と法律面の課題がクリアされていないので一般に出るのはまだ先らしい。

医療技術の進歩は日進月歩。数年したらまた凄い治療法やらが見つかっていくんだろうなと思うと非常に心強い。