ランニング・デビルマン -145ページ目

ランニング・デビルマン

走るデビルマンの平和を守る闘いの記録を綴ったブログ。家庭平和を守る為に、大会参加は少なくなってきましたが…。
大会で見かけたら声をかけてください。

(脚が動く!!いや、脚が廻る!!)

清流ASから鎌北湖に抜ける下り坂は、オクムのコース中でも最も傾斜がきつい部分だ。今までだと、脚が痛くてとてもじゃないがスピードを出して走ることなんて出来ない区間だったが、今回は違う。

箱根6区の山下りばりに、スピードに乗る(自分の中の感じ方です、念の為)。


走るってこんなにきつくて、こんなに楽しいことだったんだ…。


故障もあり、ジョグペースでしか走る事が出来なかったこの数ヶ月間忘れていた感覚が蘇ってくるのが判った。
既にボリュームゾーンでは無いので人数は少なかったが、この区間で何人かのランナーを抜き去り、最終ASの鎌北湖まで到達した。

「残り2.1キロ!時間は16時48分!!」

(駄目か…。いや、諦めたらそこで試合終了だ。行けるところまで行く!!)


鎌北湖から緩やかな下りを走り抜け、やがて平坦になる道を行く…。下りを走ってきただけに、平坦な道が登っているような錯覚に陥るが、それでもわずかに残された希望だけを信じて進む。最早脚も残っていない、体力も奪われ、気力すら失いかけているというのに…。



毛呂山町総合運動公園の入り口が見えた時、無情にも腕時計は17時を告げたのだった…。

その瞬間、脚は止まり、コース上で天を仰ぐデビルマン。


(10時間切れなかったか…。)


力尽きるとはこの事か。それでも最後に沿道の声援に応えながらヴィクトリーロードを手を振りながらゴールテープを切った…。

$ランニング・デビルマン
(提供:部長)


真夏の祭典、今年も存分に楽しませていただきデビルご満悦…。また来年もビキニに会いに来ようと心に誓うのでありました。

【終わり】


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「いやあ、デビルさんの雁坂での電飾、なんか幻覚を見ているようでしたよ~」


ありがたい事にお声がけ頂く。
今年の雁坂峠超えは、デビルウィングを付けて行くのか?それとも人間の仮装をして行くのか、未だに決めかねている。

(もし、オクムで10時間切れたら、それは雁坂の最低挑戦ラインだったよな…。ガッチャよ。)


下り基調とは言え、時々現れる上り坂は歩いてしまう。
それを入れてもキロ6分を切るペースで行かなければ10時間は切れない。

$ランニング・デビルマン
(提供:いけのすけスポーツ)


諦めたらそこで試合終了ですよ…


安西先生の言葉が頭をよぎる。

1パーセントの可能性でも残っているならそこにかける!靴の性能を信じて、ガチガチに固めたテーピングを信じて、かつて無いスピードでオクムの復路を駆け抜けて行くデビルマン。
息があがる、脚がガクガクくる、久々にスピードをあげて走っている感覚だ。


それでもユガテASではノンアルコールビールでスタッフの方々と乾杯!!


どんな状況下においても必ずエイドは制覇するのがデビルの掟。タイムロスよりも大事なものがある。それがデビルがデビルたる由縁だ。

再び下り坂を走って行くデビルマン。安西先生の言葉を呪文のように何度も何度も唱える。そして、ボトルを取り出し頭や腕に水をかけ、挫けそうなりながらもデビルの中の悪魔を何度も何度も叩くのだ。


こうして清流ASへ。ぜんざいを頂くと最後の激下り坂に突入して行く。最早、残された力は無いにも関わらず…。


(うおー!!)

この後奇跡が起きた…。


【続く】


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「デビル、下りはえ~よ!!」
「しかも元気良すぎ。ビキニパワーすげー!」


どこからともなく聞こえてきた声だ。往路のすれ違いランナーにかける声援は確かに大きくなっていた。ビキニパワーはデビルにマグネットコーティングでも施したのか?


いや、恐らく1番の理由は靴だ。
これまでVFFやルナサンダルで走っていた頃は、正直言って下りのダメージは直に脚に効いていたが、靴を履いているお陰でかなり軽減されている。
しかも、走り方はベアフット走法のままなので、ダメージそのものが少ないのだ。


「いやあ、ビキニを考え出した人は天才だね!」

再びエイドで補給するデビルマン。刈場坂では私設エイドでフラのお姉ちゃんと、スタート前のマッサージ時点から抜きつ抜かれつを繰り返してきたいちごオレな方達と記念撮影。


$ランニング・デビルマン

この時ふとデビルは思う。


(去年このエイドに帰ってきた時は往路の関門時間ギリギリだったよな…。今年は遅い遅いって言いながら関門までまだ余裕があるな…。

白い人が速いだけでデビルは思っているほど遅くないんじゃないか?)


勿論、今年から関門時間と場所が変更になった事など知る由もないデビルマン。勘違いしたまま復路の下り基調の道を走り出す。
痛めていた足の痛みも気にならない。デビルがたまに使う技

ショック療法

が効いているようだ。


こうして、勘違いとなんの根拠もない自信が湧いてきたデビルは、残りの距離と時間を計算しだす。暑さで茹だって、ビキニの事が頭がいっぱいなデビル脳ではじき出された答えは…


「10時間切れるんじゃねーか?」

これが余りにも無謀な事だとはこの時点では判るはずも無かったのであった…。



【続く】


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刈場坂峠から折り返しまでの区間は、緩やかなアップダウンはあるものの、これまでの区間に比べれば走れる区間だ。

それでもデビルは登りは歩く。

折り返しのビキニにパワーを貰うまでは、力を温存するのだ…。


大野ASで更に補給し、しーちゃんさんと言葉を交わすと、遂に丸山ASの手前まで辿り着く。ここでzoffy兄さんとすれ違う。

「デビルウィングを補修出来るように、エイドのスタッフに言っておいたから!」
「ありがとうございます。無理しないように行きます!

いつも本当にありがとうございます。zoffyさんがいなかったらここまで来れなかったろうな。デビルは独りじゃないってその時ほど感謝しとことは無い…。


折り返し会場入口には、去年と同じくカオナシがいた…。


$ランニング・デビルマン

「暑い中、ご苦労様です。」
「いえいえ、そちらこそ。」


こうして、いよいよラスボスのビキニが待ち構える丸山ASまで到達すると、デビルはどこを見ているか判らないデビルアイで、くまなく会場を見渡す。


(居た…。)

ドーン!!キュ、ボーン!!のダイナマイトボディだ!!
しかも、日に焼けてない白い肌が妙に艶かしい…。ジオン軍のビグザムばりの破壊力に圧倒されるデビルマン。
しかも、ビキニパンツが、どうやらTバック?Tフロント?の上に重ね着しているタイプのようで、これが否が応でもおっさんのエロ妄想を掻き立てる。


(すげえ…。)


名物の原始人や、隣にいた原始お姉さんには目もくれず、一目散にビキニ水かけに並ぶデビルマン。当然間近でビキニ環礁(観賞)を心ゆくまで堪能…。

後頭部に水をかけてもらえば、ここまでの疲れが本当に吹き飛んだから不思議だ。


$ランニング・デビルマン


ビキニガルの任期は2年。来年も必ずここに帰ってくると心に誓い、復路の道をデビルご満悦モードで颯爽と走り出すデビルマン。このあとしばらくは、あのビキニパンツの下のTフロントはどうなっているんだろうという妄想が抜けずにいた…。


「今年のビキニはすげーぞ!!」
「もう少しでビキニだ!あれ見なけりゃダメだ!!」

いつものテンションよりもさらに高いテンションですれ違いの後続ランナーに声をかけるデビルマン。ビキニの威力がこれほどとは…。

あれほど不調だったにもかかわらず、普通に走って復路の道をデビルが逝くのであった。


【続く】



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「おら、デビル、モタモタしてると置いてくぞ!!」

King of HENTA…であるT巳師匠に、私設エイドでミニトマトをいただいている間にぶち抜かれる。流石は師匠、なんだかんだ言ってきっちりペースを守っている。

デビルは、明らかに昨年よりも遅いペースで進んで行くが、それでも少しずつ少しずつオクムの攻略法を思い出していた。

(無理はしない。それでも行けるところは行く。)


こうして、第二のビキニガルが控える『刈場坂エイド』手前で白いエロ貴公子とすれ違う。とても不調の人のペースでは無いが、お互いの健闘を誓いハイタッチ。

「はえーよ!」
「そう?」

お約束のような言葉を交わし、遂に第二のビキニガルに遭遇!!



(ああ、この娘さんは去年も居てくれたな…。今年は爽やかな色のビキニだ…)

再び直立不動で水かけ順番を待つ。自分、不器用ですから…。
当然ながらどこを見ているかわからないデビルアイで娘さんをがん見。こんなまじかでビキニガルの生肌を見れるなんて、これだけでも参加料分は元をとってるわい…。


「ねえねえ、デビル、苦しくない?」
「速く走れるキュウリだよ!」

刈場坂エイドにはビキニガル以外にも可愛いちびっ子ちゃん天使達がいた。何故かデビルの事を慕ってくれているらしく、エイドからキュウリやらを持ってきてくれたりしてくれるのだ。

$ランニング・デビルマン


「ありがとう。出来るだけ早くまたここに帰ってくるね!」


私設エイドも、応援隊もいる賑やかな刈場坂を通り越し、遂にラスボスのいる折り返し地点に向かうデビル。この後流行に疎いデビルは驚愕のビキニを見る事になる…。


【続く】


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