ありがたい事にお声がけ頂く。
今年の雁坂峠超えは、デビルウィングを付けて行くのか?それとも人間の仮装をして行くのか、未だに決めかねている。
(もし、オクムで10時間切れたら、それは雁坂の最低挑戦ラインだったよな…。ガッチャよ。)
下り基調とは言え、時々現れる上り坂は歩いてしまう。
それを入れてもキロ6分を切るペースで行かなければ10時間は切れない。

(提供:いけのすけスポーツ)
諦めたらそこで試合終了ですよ…
安西先生の言葉が頭をよぎる。
1パーセントの可能性でも残っているならそこにかける!靴の性能を信じて、ガチガチに固めたテーピングを信じて、かつて無いスピードでオクムの復路を駆け抜けて行くデビルマン。
息があがる、脚がガクガクくる、久々にスピードをあげて走っている感覚だ。
それでもユガテASではノンアルコールビールでスタッフの方々と乾杯!!
どんな状況下においても必ずエイドは制覇するのがデビルの掟。タイムロスよりも大事なものがある。それがデビルがデビルたる由縁だ。
再び下り坂を走って行くデビルマン。安西先生の言葉を呪文のように何度も何度も唱える。そして、ボトルを取り出し頭や腕に水をかけ、挫けそうなりながらもデビルの中の悪魔を何度も何度も叩くのだ。
こうして清流ASへ。ぜんざいを頂くと最後の激下り坂に突入して行く。最早、残された力は無いにも関わらず…。
(うおー!!)
この後奇跡が起きた…。
【続く】

にほんブログ村