ランニング・デビルマン -146ページ目

ランニング・デビルマン

走るデビルマンの平和を守る闘いの記録を綴ったブログ。家庭平和を守る為に、大会参加は少なくなってきましたが…。
大会で見かけたら声をかけてください。

「さあ、いざ行かん、ビキニの待つエイドへ!!」

江田塾長のビキニで上がったテンションを下げることなくデビルは進む。

「今年も来たよ。こんな格好で済まないけど、又皆を見守って下さい…。」

一年に一度、織姫の所に来るとデビルはボトルに入った水をかける。そして手を合わせ、大会の平和とウルトラマラソンそのものの平和を願うのだ。
交通規制のないウルトラでは何が起きるか判らない。こちらが注意していても相手に突っ込まれればどうしようもない。でも、そんな悲劇はもう2度と起こらないで欲しいと願うのだ…。

やがて、第一のビキニガルと遭遇するデビルマン。

(おい、なんかめっちゃかわいくねーか?)


当然ながら、外部からはどこを見てるかわからないデビルアイで穴があくほどビキニ環礁(鑑賞)をすると、デビルまたまたご満悦…。
靴下まで濡れるのを嫌って今まで避けていたかぶり水もここから解禁。


「すいません、何卒よろしくお願いします!初めてなもんで…。」
「あら?ここで良いかしら?」


後頭部に水をかけてもらうデビルマン。


(極楽じゃあ…。)


「ありがとうございました!また帰りに寄ります!」


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(一部画像は加工してあります)


こうして、ビキニパワーを貰ったデビルは、すれ違い始めるトップランナー達にパワーを注入して行くのである。ほぼ全てのランナー達とすれ違えるというのもオクムの醍醐味。

第二のビキニ目指してデビルは進むのであった…。


【続く】



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「登りは歩いて、下りは走る。」

King of HENTA…であるT巳師匠から教わったオクム攻略法である。

師匠からの教えは守らなければならない。鎌北湖から先の激坂は迷わず歩く。ここで無理するほど走力のある悪魔ではないのだ…。

山に入れば木陰も沢山あり、アップダウンはあるものの無理せず歩いたり走ったりの繰り返しになるので、気持ち的には楽だ。
例年以上にエイドの間隔を短く感じるのは、もしかすると調子が戻ってきているのかもしれない。それとも靴を履いているせいなのか…。


「おお~い!!頑張れ~!!」


山中に響き渡る大きば声で皆を応援している人がいる。

(ビキニか…?)


デビルはオクムのために買ったと言われるデビルカラーの防水デジカメをさっと取り出すと、すかさずシャッターを押す!

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(提供:いけのすけスポーツ)


江田塾長だ!!(デビルはRUN塾には入ってませんが…)
ここで目茶苦茶元気を貰うと、デビルは師匠の教えをちょっとだけ変更。

「登りは歩いて、下りは走るが、少しくらいの緩い登りなら走ってみよう!」

まさか、下手すりゃ撃沈すら覚悟していたオクムのレースで、ここまで復調のきざしを感じることが出来るとは…。ビキニパワー恐るべしである。


因みに本格的なエイドにいるビキニガルとはまだ遭遇していないにも関わらずなのであった…。

【続く】


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「デビルさん速いですよ~。」
バニーさんに追いつかれる。

「イヤイヤ、最初だけだから。無理しなくても自然に追いつくって」

「鎌北湖のエイドで一緒に記念撮影して欲しくって~」

デビルご満悦である。



気が付くと、ガッチャごんは獲物を捉えて先に行ってしまった…。

「同じ故障持ちとはいえ、あっちのは仮病だな…。」

白い仮病王子は居なくなったものの、ちょうどウルトラ長兄のzoffyさんに捕獲されるデビルマン。
時を同じくして、補強を入れたデビルウィングが音もなく崩れ落ちる…


「うわ!!やっば!背負ってる紐部分がバカっと剥がれちゃった!」


ちょうどこの時、何故か道端に立っていた人が手にガムテープを持っているから人生って不思議だ。
すかさずzoffy兄さんがそのガムテープを分けてもらうように交渉。

取り急ぎの応急処置を済ませると、次のエイドまではソロソロと進む。幾多の闘いを一緒に来ただけあって、zoffy兄さんのウィング扱いは手慣れたものだ。
頼りになる長兄の助けを受け、エイドに到着すると本格的な修復作業が始まった。この時ほど人の世に愛があるのを感じたことはない…。人の世に愛がある、人の世に夢がある…。


ただし、ここでさっきのバニーさんはデビルをスルーして行ってしまったようだ。残念ながら追い付くだけの余力はデビルには無い。既にいっぱいいっぱい感が漂い始めてきたからだ。


こうして、ガムテープで修復されたウィングを背負った手負いのデビルマン、鎌北湖エイドに到着する前には、zoffy兄さんも先行し、孤独な山岳ステージへと突入するのでありました…。

【続く】




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「デビル~!!」
「ガッチャ~!!」


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(提供:いけのすけスポーツ)


「いってらっしゃーい!!」

スタート台の高いところから誠に僭越ではありますが、真夏の祭典に参加しているおかしな人達とハイタッチ!!少なからずも喜んで貰えたようで自分はスタートラインを越えていないのに既にデビルご満悦…。

一時はデビル皮を蒸着せずに、世を忍ぶ仮の姿での出走まで考えたが、

「デビルのいないオクムはオクムじゃない」

とまで言ってくれる人もいて、こうやって降臨して微力ながらも皆様に喜んでもらえたことが何よりも嬉しい。例え靴を履いていても、デビルウィングが100均で売ってる園芸用の棒で補強されていようとも、デビルはデビルなのだ。


皆を送り出し、毛呂山町長と記念撮影してからおもむろにD&Gもスタートを切る。


$ランニング・デビルマン
(提供:いけのすけスポーツ)


「なんかもう今日の役目終わったような気がするなあ!」
「あと78キロとか信じられん!」

お得意の悪態をつきながら序盤戦の低地周回コースを進む。低地とはいえ、アップダウンあり、木陰なし、未舗装路ありのお得感満載のこのコース。しかも前回からのコース変更で過酷さがましているのは絶対代表の趣味に違いない。

$ランニング・デビルマン


「それにしても涼しいなあ!」
「灼熱じゃないとオクムじゃないなあ…。」


身勝手なものである。去年までは散々暑さに文句を言っていたくせに、いざ暑くないとそれで文句をいう。
とはいえ、多分常人であればこの気温の中走ろうなんて思わないだろうくらいの気温であるのは間違いない。

「デビル、あそこにセパレートガルがいるぞ!追いかけようぜ!」
「まあ、待て。慌てて追いついたところで後はパスするだけだ。適度に距離をおいて後ろから心ゆくまで堪能しようじゃないか…。」


発想がエロおっさんそのものである…。


しかし、そうでもしないと故障を抱えたこの脚では持たないこともわかっていた。まだまだ先はながいのだ。


【続く】



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【ビキニ】
1946年マーシャル諸島のビキニ環礁で米国によって、第二次世界大戦後初の原爆実験(クロスロード作戦)が行われた。その報道の直後の1946年7月5日にレアールがその大胆さが周囲に与える破壊的威力を原爆にたとえ、ビキニと命名してこの水着を発表したと言われる。(出展:wikipedia)




「なんか涼しくね?」

例年よりも開催が1週間早まった影響だろうか?
灼熱の奥武蔵とは思えぬようなコンディションの良さだ。いつもなら、早朝から汗が噴き出すような埼玉の猛暑を嫌でも堪能出来るのに、今回は前日のスコールのお陰か涼しく感じるくらいだ。


そんな中、今やマラソンの町と化した毛呂山町の中心にいつも通りに降臨するデビルマン。

ふと、会場を見ると埼玉医大の学生が無料でマッサージのサービス中。うら若き女学生もマッサージしてくれているのを見ると、一目散にマッサージの受付へ。

「指名は出来ないんですか?」
「それは出来ないです。」

とはいえ、日頃の疲労も少しは癒しておきたいと考え、残念ながら男子学生から施術を受けるデビルマン。


$ランニング・デビルマン
(提供:wassyさん)

「体固いですか?」
「悪魔だからね!」


そんな会話を交わしていると恋熊界の白いエロ貴公子が登場する。zoffy兄さん、T巳師匠、ヘンタイガー、マリオ、などなど…お馴染みのメンバーが続々集結すると毛呂山町は興奮の坩堝へ。朝からここまでテンションがあがるのは真夏の祭典だからこそ。


「さあ、いつも通りにデビルエアロビするぞ!」
「みんな、真面目にやれよ!」

$ランニング・デビルマン-image
(提供:タイガーさん)

オクムはここから始まっているのだ。スタートから20キロほどある低地の周回コースで飛ばし過ぎれば、その後に待ち構える激坂と暑さでやられてしまうのは火を見るよりも明らか。エアロビで疲れさせて低地で無理が出来ないようにしておくという主催者側のキメ細やかな配慮なのだ。

「いつものことだけど、なんか疲れるな!」


こうして、スタートまでの時間を有意義に過ごし、お約束のスタート脇ヒーローズポジションに移動する白い人と青い人。

スターターの毛呂山町長が立つお立ち台の脇に陣取ってその時を待つと、SAJの舘山代表がやって来てこう呟く。

「デビル、ガッチャ、台に昇って。」

こうして、招待選手でもなんでもなく、ちゃんと参加費を払って出走している一般ランナーのお立ち台お見送りという前代未聞の展開に!とはいえ、大会MCのコカブさんも選手兼任だし、これがSAJのいいところなんだよなと思いつつカウントダウンが始まる。


3 ,2,1,スタート!!


号砲と共に約1600人のおかしな人達が走り始めた。目指すものはただひとつ、折り返しにいる



ビキニガル


それに他ならないのだ…。


【続く】



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