King of HENTA…であるT巳師匠に、私設エイドでミニトマトをいただいている間にぶち抜かれる。流石は師匠、なんだかんだ言ってきっちりペースを守っている。
デビルは、明らかに昨年よりも遅いペースで進んで行くが、それでも少しずつ少しずつオクムの攻略法を思い出していた。
(無理はしない。それでも行けるところは行く。)
こうして、第二のビキニガルが控える『刈場坂エイド』手前で白いエロ貴公子とすれ違う。とても不調の人のペースでは無いが、お互いの健闘を誓いハイタッチ。
「はえーよ!」
「そう?」
お約束のような言葉を交わし、遂に第二のビキニガルに遭遇!!
(ああ、この娘さんは去年も居てくれたな…。今年は爽やかな色のビキニだ…)
再び直立不動で水かけ順番を待つ。自分、不器用ですから…。
当然ながらどこを見ているかわからないデビルアイで娘さんをがん見。こんなまじかでビキニガルの生肌を見れるなんて、これだけでも参加料分は元をとってるわい…。
「ねえねえ、デビル、苦しくない?」
「速く走れるキュウリだよ!」
刈場坂エイドにはビキニガル以外にも可愛いちびっ子ちゃん天使達がいた。何故かデビルの事を慕ってくれているらしく、エイドからキュウリやらを持ってきてくれたりしてくれるのだ。

「ありがとう。出来るだけ早くまたここに帰ってくるね!」
私設エイドも、応援隊もいる賑やかな刈場坂を通り越し、遂にラスボスのいる折り返し地点に向かうデビル。この後流行に疎いデビルは驚愕のビキニを見る事になる…。
【続く】

にほんブログ村