鈴木 彰の ミドル・シニアランナーのためのランニングブログ -86ページ目

鈴木 彰の ミドル・シニアランナーのためのランニングブログ

@runnerのCEO、e-Athletesヘッドコーチの鈴木彰が、なるべくプライベートな部分は避けつつ、主に概ね40歳以上のミドル・シニア(中高年!)ランナー向けにランニング関係のあれこれを綴ってみようかなってとこです。

 世界陸上~織田裕二さんのテンションが低かった…ということが話題になっています。実際、多くの方がそう感じられたのではないでしょうか。


 日本陸連がTBSに「わけわからんキャッチフレーズはもう勘弁してね」と申し入れをしたことを受けてのことか、今回の放送は全般的に自粛ムードが漂っていたような感じもします。


 もともと批判も多かった織田さんのハチャメチャな盛り上がり方、盛り上げ方ですが、その封印には賛否両論のようです。まあ、物事なんでもそうですね。


 大相撲でいえば高見盛を許せるのか許せないのか― ランニングでいえば登録の部の仮装を許せるのか許せないのか―みたいなこだわりの部分で、あるところに"聖域"を持つ人とそうでない人とがあるのでしょう。


 私たち陸上ウォッチャーからすると、にわか仕込みの知識で過剰な期待と興奮を演出し、今、目の前で起きていることがいかに凄いかを無理やり押しつけようとする姿勢に違和感がなかったわけではありません。実際、平凡な記録で順当勝ちすることだってフツーにあるわけですから。


 ただ、実際にテンションが下がってみると、なんかやけにおとなしい織田さんが痛々しくもあり、かえって気になります。考えてみるに、テンションが上がりっ放しとか下がりっ放しとかでなく、メリハリがあっても良いのかな、という感じもします。


 ボルトの世界新記録とか、日本選手のメダル獲得とか、テレビ見ていた人だって興奮して歓声あげてたシーンでしょう。そこんとこ、織田さんのスーパーハイテンションで共鳴して欲しかったな。



 もっとも、織田さん自身の陸上ウォッチャー度は回を増すごとにかなり向上していると思います。さすがに経験と情報量、そしてプロ意識ですね。

 ここ数年の世界陸上しか知らない方からすると、え"?という感じかも知れませんが、初期の頃は本当にムチャクチャで数々の迷言を残しています。


 走り幅跳びの順位の付け方~なんてのは学校でも習いますが、細かくルールで規定されているわけで、それに「おかしい!納得がいかない!」とか、最後までゴネてたこともありました。


 TBSは2019年まで延長して放映権を獲得したそうですが、織田さん、次の10年も頑張ってください。




 ナンシー関さんがご存命なら、どうご批評されたでしょうか。

冷夏ですね。

 てか、気温は「平年並み」らしいですけど。


 この「平年」というのは過去30年間の平均だそうで、この30年間で較べると、今年はフツー!ということなのでしょう。2~3年前があまりに暑過ぎたので、ちょっと感覚がずれているようです。


 小学2年生の時、夏休みの自由研究で、8月の気温・池の水温を測定してグラフにする、というのをやりました。小2にしてはなかなかでしょう。


 で、よく覚えているのは、その月の平均気温が「28度」だったということ。小2で「平均」を使うのもなかなかでしょう。


 既に「平年」外ですが、昔はそんなだったんですね。そういえばプールに入れる基準が「25度」で、これに達しないでジタバタしていた日もあったと記憶しています。ちなみに神奈川県です。



 温暖化だか亜熱帯化だか知りませんが、夏に走り込んで秋に記録を出す~というセオリーが、ここ数年、急に通じなくなって、夏は暑くて走り込めなくなっていました。


 が、今年は比較的順調で、皆さん、けっこう良いトレーニングを進めることが出来ているようです。久しぶりに収穫の秋になるか!?



 陸上界では、「空梅雨の年は記録が出る」ということが言われます。トレーニングに支障をきたす要因がなければ、結果は自ずと出てくるってことで、「継続は力なり」と同じことになりますね。



 長期予報では、秋の気温は比較的高め~だそうですが、目標レース日のコンディションは果たして…!?

9月26日(土)開催のポラール・ランニング・アカデミー心拍トレーニング講習会 の受付を開始しました。


 心拍計も徐々に普及していますが、ただ、あ、上がった!あ、下がった!あ、上がった!あ、下がった!…と繰り返しているだけで終わってしまっていることも少なくないようです。

 

 また、220-年齢とか、180-年齢とか、一般論的な公式に基準を頼らざるを得ず、自分自身のデータをきちんと活用できないでいるランナーもけっこういますね。


 ~そういうことをいろいろ含めた上での心拍計をトレーニングに生かしていこうってことでの講習会です。



 講師は大阪の佐藤光子姉さん先生。~不肖、私もアシスタントに付かせていただきます。。。



 光子姉さんと私には、昔?の共通の記憶があります。お互いにまだいたいけだった中学3年の夏、国立競技場。全日本中学生陸上が開催され、続けて行われる男女800m予選に出場するため、私たちはウォーミングアップ会場にいました。もちろんその頃はまだ面識はありません~。


 そこで注目を集めていたのは当時、スーパー中学生として名を馳せた女子のY選手。日本選手権の800mで優勝し、1500mでは日本記録に手が届こうかという、まさに超が付くトップアスリートでした。


 私も光子姉さんも他の選手も、自分のアップはそっちのけで、同じ中学生でありながら頭50個分くらい飛び抜けているY選手のウォーミングアップに興味津々。


 それがまたすごい…。jogは速いし、流しは全力走のよう。それに激しい腿上げを何本も何本も繰り返し…これ、ウォーミングアップ?って感じです。


 もしかしたら、Y選手は中学生の全国大会なんか目じゃなくて、今日は普通に練習している…いや、特別にハードなトレーニングをしているのではないか?~と思ったのを覚えています。


 それでも、そんなY選手をあわよくば倒そう!と思っている選手もまた密かにいて、決勝でY選手は、優勝はしたものの、かなりの苦戦を強いられました。世の中広いものです。。。



 ちなみに私たちは2人とも予選落ちです。。。この思い出を語り合ったのはそれから20年くらい?後になってからのことでした。



 

 eA女神湖合宿(B日程)~無事終了です。横浜に戻ってきたら雷雨でやんの~。


 今年は冷夏!?のため、皆さん走り込みの進捗状況が良く、この合宿でもかなりのイケイケ状態でした。これは秋が楽しみです。


 ちょうど世界陸上の真っ最中ってことで、男子マラソンはバーベキュー大会中にワンセグ観戦、女子マラソンはみんな揃ってロビーでテレビ観戦。


 女子マラソンは、私たちコーチ陣のビミョーな解説と展開の無責任な予想を交えながら、最後、尾崎選手のフィニッシュ時にはみんなで拍手でお迎えです。本人には届いていないでしょうけど、マラソンは大勢で見ると楽しいですね。


 五輪の翌年の世界陸上というのは、まあ、あれこれツッコミどころは満載でもあるのですが、それでも世界陸上は世界陸上!頂点で活躍するアスリートの姿を見るのは常に心地よいものです。




 一方、合宿~ 私が走り込むわけではないのですが、3日目午後は恒例の峠攻め;Bグループ(最初から峠を攻め切らずに途中折り返し・帰還予定のヘタレグループ)の先導で標高1900mくらいのところまで上がってきました。


 この途中でカモシカに遭遇

 

 山を走っていて、サルやシカを遠目に見かけることはそう珍しくもなく、驚きもしません。クマやイノシシだと驚きますけど。


 んが!この時は、お互いに認知が遅れ、ガードレール越しとはいえ目と目がピン!と合った時の距離がおよそ3メートル…。私も驚いてウワッ!とか言って飛びのきましたが、あちらも相当ビックリしたらしく、ブギュ!とかいって飛び跳ねてました。

 

 その後は、斜面の上と下(私たちが上)とで睨み合い。まったく自然は侮れません。


 "厳選"の結果、男子200m決勝を見てしまいました。当然、寝不足です。。。


 で、女子マラソン~ 渋井陽子選手、そしてラドクリフ選手まで欠場が決まってしまいましたね。


 渋井選手は疲労骨折ということで、日本チームは昨年の北京五輪のことがありますから、またまた「管理」ってことで、いろいろ問題が出てくることになるでしょう。


 今回も、視察とかチェックとか報告とか、「北京」の反省に基づく試みは為されたわけですが、それでも防げなかったわです。まあ、仕方がないというか、そういうことの効力がどのくらいあるかっていうと、やはり現段階で考えられることでは限界があるのでしょう。


 練習し過ぎとか調整不足とか、果てには自覚が足りないとか、後付けの理由はいくらでも付けられますが、実際の現場で、その日その練習をするのかしないのか、するならどのくらいの距離をどのくらいのペースで―という部分で、誰がどう「故障しないためのチェック」が出来るのか、セーブがかけられるのか、というと、けっこう???です。メダルは取らなくてもいいから、故障しないようにする~というのなら別ですが。

 どうにかしなければいけない部分ですが、どうしたら良いのか分からない部分でもあります。


 

 ラドクリフ選手の方は、春先のつま先の手術後の経過の問題で、想定内ではありました。直前までチェックレースなども繰り返していましたが、結局、間に合わなかったということでしょう。


 野口みずき選手の故障もなかなか治りませんが、一流選手の故障というのは、それくらい予防も対処も回復も難しいところがあったりします。なにしろ人類のトップレベルですから、症例も程度も、かなりレアなケースばかりなはずです。私なんかが腰が痛い、脚が痛いとか言っているのとは月とスッポンくらい違います。ストレッチ不足とか、そんなんじゃないですからね。



 今日はこれからeAの合宿で女神湖です。

 東京から新幹線―は良いのですが、新横浜~東京間も新幹線で移動する習慣が定着してしまいました。快適な18分間です。