鈴木 彰の ミドル・シニアランナーのためのランニングブログ -77ページ目

鈴木 彰の ミドル・シニアランナーのためのランニングブログ

@runnerのCEO、e-Athletesヘッドコーチの鈴木彰が、なるべくプライベートな部分は避けつつ、主に概ね40歳以上のミドル・シニア(中高年!)ランナー向けにランニング関係のあれこれを綴ってみようかなってとこです。

 "次"の横浜国際女子マラソンの開催が、2011年2月と決定しました。

  

 え"、2010年11月じゃないの~!?てな感じですが、実はこの時期にAPECの首脳会議が横浜で開催されるため、「警備上の都合」だそうです。。。


 洞爺湖サミットの時にも、洞爺湖マラソンが中止になるのでは!?とかいう噂もありましたが、時期がズレたために大丈夫でしたね。マラソンが終わった1~2週後くらいから警戒態勢に入ったということらしいので、ギリギリだったみたいですが。


 そういうことで2010年の開催はナシ。まあ3か月くらいズレるだけですが、この結果、2011年の国際女子マラソンは、1月「大阪」、2月「横浜」、3月「名古屋」となるわけで、これはけっこういろいろ影響しそうです。



 まず、3本~3か月連続で走ろう!と思う人がけっこう出てくるでしょう。もう、やけっぱちです。。。

 一方で、それなら「横浜」は回避!と考えるランナーが増えることも予想されます。昨年の悪夢もありますし。

 昨年、コテンパンにやられたので、「横浜リベンジ!」と考えているランナーも実は少なくないのですが、この日程では、果たしてどう出るか―。



 次に、秋のマラソンはどうするのか~という問題がでてきます。結果的に、「つくば」「大田原」「福知山」なんかにトップ市民ランナーが大量に流入してくることが容易に予想されますので、レベルが一気に上がることでしょう。誰がどこに流れるかで、優勝争い、入賞ラインがまったく読めなくなってきますね。また、男性ランナーに引っ張られ、好記録続出!となる可能性もあります。



 更には、東京マラソン;エリートの部との兼ね合いもあり、「東京」」が11年も2月開催であるのならば、「横浜」と分散し、結果的にどちらも、ちょっとメンバー的には薄っぺらい陣容になってしまうことになるかも知れません。




 特殊事情で、1年限りの措置だとは思いますが、「2回目」という難しい評価を迎える「横浜」は、またまた厳しい課題を突き付けられた形です。


 横浜ベイスターズなみに難題山積ですな。。。



 がんばれ横浜!



 2月13日(土)、服部緑地公園で開催です。


 心拍計を使ったトレーニングの講習会です。

 初級~中級者の部(午前)と、中上級者の部(午後)とに分かれ、どちらも心拍計の使用経験は問いません。

 機器はもちろんお貸し致します。



 詳細とお申し込みは  こ ち ら   から― 先着ですよ~


 大阪での開催はいつ以来ですかね? ちょっとご無沙汰していたかも知れません。。。


 その後、東京・横浜地区でも開催予定ですので、お楽しみに~!


 

 今回も講師は佐藤光子姉さん先生。私もアドバイザーとしてお伺いします。


 今度の日曜は大阪国際女子マラソン。~この時期は毎年なぜか大阪遠征が立て込みます。

 オリンピックに女子マラソンが採用されたのは1984年ロス大会からのこと。男性は1896年の第1回大会からあります。


 歴史的なことをあれこれ言うとキリがないのですが、基本的に「女性に、長距離走のような過酷なスポーツをさせるのは無理!!」というのが長年の常識でした。オリンピックでも日本選手権でも高校総体でも、最長距離は、長年「800m」だったのです。。。小学校のマラソン大会よりも短いぞ。


 その後、女性には無理…どころか、適性としてはむしろ男性よりも向いているのでは…?てなことになってきたわけで、1500m、3000mと徐々に"解禁"されてきた後、とうとうフルマラソンにまで行き着いたってわけですな。


 女性の方が適性がある~というのは、男性がハイパワー型であるのに対し、女性はローパワー型であり、低強度の運動を持続させる能力は、実はかなり高いってことに1980年くらいになってようやく多くの専門家が気付いてきたわけで、それには、女性の体脂肪の多さなども関係している~と当時は言われていました。


 また、精神的にも、女性の方が辛抱強いようで、長い距離に対する心身の耐性が男性よりも上だと考えられる節もあります。



 更には、女性の方が強度をコントロールする能力に長けている~という説もあります。実際、レースの失速率なんかも、男性より女性の方が間違いなく低いですね。統計的に―ですけど。


 これは、女性の方がスピードがないので暴走のリスク度が低い、ということもあるかと思いますが、冒険しない・無理しない・追い込まない・後先を考える~等々のことで、自重する傾向が強くある~ということではないかと考えています。それが女性の防衛本能であるという説もまたあります。


 中学・高校の陸上部の練習なんかでも、たとえば1000m×5本~男の子は1本目からガンガン行って、3本目くらいからアップアップしてきて、5本終わるとヘロヘロだったりするのですが、女の子はけっこう余裕を残して終わったりします。駅伝有力校の監督さんなんかからも、「女の子を追い込ませるのは大変なんだよ~」とかいうのはよく聞きます。


 このセーブ加減が、もっと長い距離、特にマラソンなんかには、実はものすごく良いのではないか~~と思っているのですが。。。


 日曜日、2週連続で駅伝を走ってきました。。。某K区駅伝と、某S市駅伝です。


 どちらも3Km未満という短い距離でしたが、相応にお役目を果たして参りましたよ。


 K区駅伝は初出場、S市駅伝は中学1年の時から走っています。~毎年出ているわけじゃないですけど。考えてみたら、駅伝デビューも、はじめて入賞したり、区間賞とったりしたのもこの大会でした。。。


 今回は2.5Kmという短い距離の間に12人抜き!の区間4位!!~どんな大会じゃ。てか、どんなチームじゃ。


 高校時代には、県の2,3,4位のチームが市内にあったため、このローカル駅伝も修羅場でした。今は、事実上オジサンの部と化した一般の部です。


 しかし、私のようなスピードランナー(!?)にとっては、3km未満というのは、ごまかしの効く、良い距離ですね。3km越えると、持続出来ずに喘ぎ出しますが、ここまでなら、いつ走っても、なんとかなります。けっこう!快適です~。



 駅伝~~中学、高校、大学と、この季節は血眼になって取り組んだものですが、マラソンを始めてからは、どうも上手く行かなくなりました。駅伝とマラソンの兼ね合い~というのは、誰もが経験することですが、非常に難しいですね。



 そもそも駅伝は、単調な冬期練習の期間の、ちょっとした刺激のような位置付けのものでした。そこにある駅伝を走ることに意義はあるものの、駅伝のための練習~みたいなのはせず、もっと長い目で見ての底上げ走り込み練習、あるいはマラソン練習に集中することがメインなはずであるわけです。


 時代とともに駅伝の評価、価値観、責任がアップしてきているのはけっこうビミョーで、世界に通用するマラソンランナーが育たない要因になっているとかも言われています。私も10年くらい前から言っています。


 また、市民ランナークラスでも、今日はマラソンの走り込み、明日は駅伝のスピード練習~みたいにワニャクチャな、どっちつかずの練習の流れで、結果的に共倒れ(二兎を追うものは…)しちゃっているようなこともありますね。


 理想は、走り込み、マラソン練習に徹し、その脚で駅伝をギンギンに走ること!それでもしっかり相応のタイムを出せるのが本当に強いランナーです。歴史的にマラソンの強い選手はみんなそうでした。

 弱いから、両方やって両方ダメダメに終わる…というジレンマもまた歴史的ですが。。。

 国内の構成率20%の女性ランナー。かつて、5~10%の時代には、どこのレースに行っても、やっぱりそんな割合でしか女性の参加者はいませんでしたし、29歳以下の部―なんか、壊滅的な状況であることも珍しくなかったですね。


 当時は、「若い女性がランニングなんかに取り組むのはかえって不健全」というような専門家の意見もあり、それはそれで一理あるなという感じでした。もっと楽しいこと、いっぱいあるでしょ!?みたいな。


 ほんでもって昨今のランニングブーム。5~10%という比率だった女性ランナーの割合が20%に増え、更に増加していくのではないかと予想されるのですが、一方で既に各地のランニング教室やらなんやらの女性比率は数年前から大きく上昇しています。


 私たちのイベントやプロジェクトは、もともと女性比率が高く、10年くらい前から常に20~25%くらいだったのですが、それがここ数年は30~40%に至り、場合によっては50%前後となることもあります。eA も40%くらいが女性会員さんですね。


 さて、これは~?というと、経験的には、女性の方がコーチ受容性が高い~ということを感じます。


 男性は、まず自分でやってみる。やってダメなら諦めるか、それから誰かに教えを請う~。女性は、教えてもらえるものならすぐにでも、最初からでも教えてもらいたい~というようなところがあります。また、言うことを聞く・聞かない~でも、女性の方が素直に耳を傾ける傾向がありますね。


 もちろんこれは一般論ですし、良し悪しではありません。ただ、そんな傾向があると感じる、ということです。個人差は大きいですよ。


 ただ、こういう傾向をも含め、昨今の商業ベースが女性ランナーをターゲットにしている部分は強くあるかと思います。「女性ランナーのためのランニングクリニック」みたいなのはたくさんありますが、「おじさんランナーのための―」みたいなのは、ちょっと見かけませんね。



 かつて、市民ランナーは「自分で考え、自分で工夫し、自分で試してみながら向上していくもの」だという考え方が定着していました。

 が、それは、誰からもきちんと正しいことを教えてもらえる機会など得られない~ということが大前提でのことでもありました。


 今や、時代が変わり、環境も変わってきた~というところです。「習うより慣れろ」から「慣れる前に習え」みたいにもなってきましたね。「ケイコとマナブ」世代のランナーたち~特にケイコさんランナーは、そうやって気楽に教わりに来ます。