女性のランニング その3 | 鈴木 彰の ミドル・シニアランナーのためのランニングブログ

鈴木 彰の ミドル・シニアランナーのためのランニングブログ

@runnerのCEO、e-Athletesヘッドコーチの鈴木彰が、なるべくプライベートな部分は避けつつ、主に概ね40歳以上のミドル・シニア(中高年!)ランナー向けにランニング関係のあれこれを綴ってみようかなってとこです。

 国内の構成率20%の女性ランナー。かつて、5~10%の時代には、どこのレースに行っても、やっぱりそんな割合でしか女性の参加者はいませんでしたし、29歳以下の部―なんか、壊滅的な状況であることも珍しくなかったですね。


 当時は、「若い女性がランニングなんかに取り組むのはかえって不健全」というような専門家の意見もあり、それはそれで一理あるなという感じでした。もっと楽しいこと、いっぱいあるでしょ!?みたいな。


 ほんでもって昨今のランニングブーム。5~10%という比率だった女性ランナーの割合が20%に増え、更に増加していくのではないかと予想されるのですが、一方で既に各地のランニング教室やらなんやらの女性比率は数年前から大きく上昇しています。


 私たちのイベントやプロジェクトは、もともと女性比率が高く、10年くらい前から常に20~25%くらいだったのですが、それがここ数年は30~40%に至り、場合によっては50%前後となることもあります。eA も40%くらいが女性会員さんですね。


 さて、これは~?というと、経験的には、女性の方がコーチ受容性が高い~ということを感じます。


 男性は、まず自分でやってみる。やってダメなら諦めるか、それから誰かに教えを請う~。女性は、教えてもらえるものならすぐにでも、最初からでも教えてもらいたい~というようなところがあります。また、言うことを聞く・聞かない~でも、女性の方が素直に耳を傾ける傾向がありますね。


 もちろんこれは一般論ですし、良し悪しではありません。ただ、そんな傾向があると感じる、ということです。個人差は大きいですよ。


 ただ、こういう傾向をも含め、昨今の商業ベースが女性ランナーをターゲットにしている部分は強くあるかと思います。「女性ランナーのためのランニングクリニック」みたいなのはたくさんありますが、「おじさんランナーのための―」みたいなのは、ちょっと見かけませんね。



 かつて、市民ランナーは「自分で考え、自分で工夫し、自分で試してみながら向上していくもの」だという考え方が定着していました。

 が、それは、誰からもきちんと正しいことを教えてもらえる機会など得られない~ということが大前提でのことでもありました。


 今や、時代が変わり、環境も変わってきた~というところです。「習うより慣れろ」から「慣れる前に習え」みたいにもなってきましたね。「ケイコとマナブ」世代のランナーたち~特にケイコさんランナーは、そうやって気楽に教わりに来ます。