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鈴木 彰の ミドル・シニアランナーのためのランニングブログ

@runnerのCEO、e-Athletesヘッドコーチの鈴木彰が、なるべくプライベートな部分は避けつつ、主に概ね40歳以上のミドル・シニア(中高年!)ランナー向けにランニング関係のあれこれを綴ってみようかなってとこです。

 決して快挙!というわけではなく、ようやく遅咲きの大器が花開いたか、、、という感じの福士選手の銅メダル~。


 このブログでも、何年にも渡り、散々、「ダメだ、こりゃ…」的な批評をしてきましたが、ダメダメのポイントはけっこう明らかで、その修正に予想以上に時間をかけながらも、なんだかんだいいながら、1つずつステップを上げてきたんだな~という感慨があります。


 エリートの木崎選手と違い、野口選手のように、高校時代は無名の叩き上げですが、「トラックの女王」という名に恥じない、日本人離れしたランニングセンスとスピードには、誰もが長年、大きな期待をかけてきたものです。


 マラソン王国日本のノウハウがあれば、どんだけのモノになるのか!!!

 その期待を見事に裏切り続け、まあ、あーゆー性格はそれはそれとして、もっとちゃんとマラソン覚えろよ!!と腹が立つくらい、わけわからんちんな練習&レースばかりしやがって!てな感じな~。


 あ~ようやくキタな。。。キテくれたな。。。そういう種類の感慨です。


 

 木崎選手の場合は、また違った感慨で、これもこのブログでもずっと触れていたように、日本陸上界のエリートの出世物語です。男子の場合は、前田選手がこれに当たりますね。


 ロンドン五輪16位。長い陸上人生の集大成として、これで満足して終わっても良かったのに、そこからが違ったぞ、エリート木崎は!


 4位は、嬉しくも悔しい順位。それは彼女の表情に、きちんと両方出ていました。



 野口選手は…言葉もありません。

 残念とか、そういうことだけでは言い表せない、もっと何か、、、


 シビアには、おそらくオーバーワークから、調整が上手くいかなかったんだろうな、というような予想は出来ますが、彼女の目指すところは、ソコソコ走ることではなく、世界の一線への「完全復帰」です。そのチャレンジが、ALL OR NOTHINGであることは誰もが知っていることであり、、、


  

 

 最初の決勝種目 女子マラソン~


 記者会見で日本勢は、「メダル」を口にしましたが、果たして~。


 けっこうな顔ぶれが揃い、ランキングだけ見れば、苦戦は必至ではありますが、「世界で3番目の実力がある」のと、「世界陸上で3位に入る」というのは必ずしもリンクしているとは限りません。ましてや8位入賞ラインとなると、なおさらです。


 この点では、野口選手が言うような「何が起こるかわからない」というのは確かにそうで、事実、アテネで彼女が金メダルを取った時は、奇襲作戦が奏功し、女王ラドクリフを撃破し、読みを誤ったヌデレバの追撃をかわしたわけですから。



 何が起こるかわからないから、日本勢のメダルに期待する~ということではなく、果たして何か起こるのか、その展開を見るのがマラソンの面白さでもあります。


 男子ほどスピード化していない女子の場合、五輪や世界陸上では、比較的スローな展開で始まり、途中、1回か2回のペースチェンジで集団が絞られていく傾向が強いようです。


 今回もスタート時の気温がけっこう高いという話もあり、最初からグイグイいく感じにはならないかも知れません。その場合、トップ級のスローペースが、日本勢の適正ペースとして進んでいく可能性もあります。


 そうなると、切り替えどころでの勝負になりますが、ここからが「何が起こるかわからない」正念場となります。


  意外と暑さとスローペースで消耗し、脚を残し切れていない選手が脱落していったり、勝負にこだわるあまり、過酷な先頭争いに加わった挙句、潰れてしまったり~と、サバイバルの様相となってきたところでは、付かず離れずで脚を温存していた選手が順位を上げていく~というのはよくあることであり、日本勢が得意とする戦法でもあります。


 まあ、野口選手や福士選手の場合、もっと真っ向から向かっていきそうな気もしますが、それならそれで、また違う楽しみを味わえそうです。



 渋谷パルコで「ピカソ愛と芸術の版画展」をやってますが、ここで展示しているのは、晩年の、あのお馴染みの抽象的な作品がほとんどのようです。


 一方、箱根の森美術館では、ピカソの若い頃のデッサン画が常設されています。誰がどう見ても普通の~てか、しっかりとした基本に基づいて描かれたデッサンであって、あのピカソも、若い頃は、こうやって修行をしてたんだな~ってことが分かります。最初っから抽象画を描いていたわけではないってことですね。


 「守」は、基本の習得。 

 「破」は、基本からのアレンジ。

 「離」は、独自の境地に達すること。


 ということで、いうまでもなくピカソは「離」の域に達しているわけですが、その過程では、しっかり守→破→離 の過程を歩んでいることになります。


 第二のピカソを目指し、子供の頃から抽象画の英才教育をしたってダメなわけで、神童が大人になると、ただの人になってしまうのは、どの世界でも同じことなのでしょう。



 ランニングのトレーニングに決まりはないとか、100人いれば100通りのトレーニングがあるとか、そういうことがよく言われたりもしますが、それは、この守→破→離 の過程で無数に枝分かれしていくことによるものです。


 まあ、なかなか「離」の境地に達するものではありませんが、「破」くらいまではアリで、更に「破」のマイナーチェンジとなると、無数に広がっていくのは確かですね。それを「100人いれば100通り」と言うのならそうかも知れませんが、そのほとんどは、いずれかの「破」からの派生であり、その「破」は「守」に基づいているものです。

 

 例えて言うならば、武道や武術に流派があり、それぞれの流派が指導者ごとに道場を持っているようなものです。そこに「同じもの」と「違うもの」が混在するわけですね。

 今日から受付開始です。


 参加資格は


  (1) マラソン 3時間15分以内

  (2) 30km 2時間10分以内

  (3) ハーフマラソン 1時間25分以内


 ということで、30Kmとハーフは、「大阪国際女子」に比べ、けっこう厳しいラインとなりました。


 てことで、3時間05分→3時間15分に引き下げとなったのですが、大会要項には、関門の通過時間が記載されていません。


 たぶん実施要領が出るまで分からないんでしょうけど、過去にも「参加資格をちょっと切ったくらいでは、とても関門を通過できない…」ということはちょくちょくありましたので、その点が心配です…。


 なんだかんだで、「つくば」「大田原」「福知山」「防府」等々から鞍替えしてくるランナーは大勢出てくるでしょうから、それなりの人数にはなるでしょう。


 e-Athletesでも、有資格者は40~50人ほどいると思いますので、今年は久しぶりに応援隊を編成しようと考えています。中華街で打ち上げか!?



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130805-00000074-san-soci


 今に始まったことではないのですが、ちょっとした流行りなだけに、「国家資格がなくても施術できる医療類似行為」が増えているのも確かですね。


 なかには数日~2、3週くらいの講習を受けただけで現場に出てくるような施術者もいるようで。てか、決して少なくないようです。。。取得するのに何年もかかる国家資格とは大違いです。


 お年寄りがお孫さんに肩を揉んでもらってもとりあえずは血行がよくなり、気分も良くなりますので、無資格でも経験が少なくても、「とりあえず営業」が出来てしまうものでもありますが、とりあえずはしょせん、とりあえず!ですので、効果が薄い(ない)・悪化する・とんでもないケガをする~というようなこともあって然るべきでしょう。


 肩が凝っているとか、脚が浮腫んでだるい~とかいうのならまだしも、ランナーが脚が痛い、腰が痛い、というのはだいぶ状況が違いますので、そういうのは無資格施術者に診てもらうというのは、ちょっとどうかと。。。


 更に!有資格者といえども、いや、整形外科のお医者さんとかでも、スポーツ障害というのは特殊ですので、 専門性や経験がないと上手くいきません。そういうところを受診側が見極めていかないといけないわけですね。



 ちなみにウチの宮川コーチは、一応「有資格者」ですので、ご心配なく~。私も腰とハムストリングスを診てもらっています。