家出‐1‐
だから
1人でいれば良かったんだよ。
こんな思いしなくて済んだのに……
また悲しい思いしたいのか?
また傷つきたいのか?
人の事になると
自分を大事にできないだろ?
自分を優先できないだろ?
傷つき悲しむ事より
孤独の寂しさを選んだんじゃないのかよ
分かってる
分かってるよ……
だけど……
心が壊れる
カウントダウンが
始まった…。
裏切り‐22‐
「……」
「そんな友達ってどんな友達だよ!!」
誰も……信じてくれない
「あたし捜しに行くから」
「何言ってんのよ」
「誰も信じてくれなくてもあたしは1人で捜す!!」
1度言い出したら
絶対に曲げない。
母は諦めたのか何かあったらいけないと
あたしに5万円渡した……
「ふざけんなよ!こんなもんいるか!!」
お札を投げ付け
家を飛び出した。
そして夏休みの間
家出生活を送る事になる。
裏切り‐21‐
今度は学校から。
美貴の親が連絡したらしい。
「美貴さんが居なくなった事はもう知ってるわよね?」
「……はい」
「あなた、本当に何も知らないの?」
「知りません」
「あなたに色々聞きたい事があるから1度学校に来てくれる?」
「 分かりました」
電話を切り
母に全てを話した。
そして、
美貴を捜しに戻る事も……
「そんな友達と付き合うからそういう事になるのよ」
母親が言った言葉。