裏切り‐20‐
わたしは
余計な事をしてるのか?
そっとしておいて
欲しいのか?
あの言葉さえなきゃ諦めたのに……
いつから考えてたんだ?
あの時には
もう決めてたのか?
友達だって
言ったじゃねーか。
友達って困った時には
助け合うんじゃねーのかよ!!
まだ……
信じてるから。
裏切り‐19‐
え… …
「もうちょっとだけ待って下さい!帰ってくるかもしれないし!あたし捜しますから!!!」
警察に捜索願いなんか出したら
美貴は学校に居られなくなる……
美貴が戻ってきたら
ちゃんと学校に行けるようにしてあげたい。
「お願いします!!」
「……分かったわ」
冷たい返事の後すぐに
電話は切られた。
私は美貴の事ばかり考えていた。
美貴…
わたしをうらぎらないで
裏切り‐18‐
電話してきたと言われた。
そして電話がなる
「もしもし……」
「ルナさん? 私、美貴の母ですけど美貴はどこに居るの??」
「あたしにも分からないんです」
「は? あなたが美貴と出かけた後に美貴は居なくなったのよ?」
「でも何も知らないんです」
「嘘!あなた知ってるんでしょ? 言いなさい!!美貴は勝手に居なくなるような子じゃないの!!」
私が聞きたいよ
どこに居るのか……
美貴の中で私の事なんて
何も頭に浮かばなかったのだろうか…
こうなる結末は
想像できなかったのだろうか…
信じてた。
いや、
まだ裏切られたわけじゃない
私の心は色んな感情で
埋め尽くされていた。