ある日、ホームページを経由してこんな問い合わせをいただきました。
“クラリネットのタンギングと指まわしについて困っています。難しい話とか、レッスンとかなしでコツだけ教えてくれませんか?”
「オッケー! コツを教えます!」と返信するクラリネット講師もいるかもしれません。
でも、わたしにはできません。
丁寧な返信をつけて速攻でお断りしました。
わたしが「コツだけ教えて欲しい」を断った理由
①クラリネットの奏法の原理を知り経験と練習を積まない限りは「コツ」はつかめないし使えないと考えているから
②音楽や楽譜の読み方の基本のルールを知らなければ「コツ」を使ってその音楽を演奏することはできないと考えているから
③そのかたがどういう状態になっているかこちらも観察してみないと適切なアドバイスはできないだけでなく有効な「コツ」も伝えられないから。伝えたところで的外れだったりその方には合わないものだったら無責任ですしね。
④というかコツだけでなんとかなるもんじゃないというポリシーだから
というか、30年以上練習を続けて外国の大学でヒーヒー言いながら一生懸命ガッツリ勉強してきたことを、どこの誰だかお名前をも書いていない方にサクっと無料でなんか教えられないですよねぇ…。
わたしも命かけて勉強と研究つづけてます。
コツだけさらっと無料でメールでお伝えはできません。あしからずご了承ください。
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