持つべきはブログ友 | だれも書かない★ニューヨーク1%未満★

だれも書かない★ニューヨーク1%未満★

日本からは見えにくい、知られざるニューヨークやニューヨーカーのこと、たまにプライベートなことを書いています。

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本当に温かい励ましのコメントありがとうございました。
何度も何度も繰り返し読ませていただきました。
本当にありがたいです。
どれだけ支えにさせていただいているか、言葉には尽くせないほどです。

中には、肉親を早くに亡くされたり、身近な方を亡くされた辛いご経験から温かいアドバイスをくださり、読みながら、涙が溢れて、困りました。


友人の久美子さんもニューヨークからメールをくれました。
本当にありがとうございます。

娘には話しました。
言いながら不覚にも涙が出てきて、
「しまった、彼女に動揺されたらどうしよう」
と一瞬うろたえましたが、
じーっとわたしを見つめながら聞いていた娘は、
「レベッカはもうこの夏は日本に来ないの」
と確認し、わたしが頷くと
「わかった」
と一言。
わたしは、
1) いきなり大泣きして騒ぐ
2) グジグジ言いながら泣く
のどちらのパターンを取るだろうと想像していので、かなり拍子抜けし、
却ってその冷静な反応が怖かったほどです。

それから少し間をおいて、クリスティーナのお父さんがローマで亡くなったことも話ました。
こちらは、娘が彼女のお父さんを覚えていなかったこともあって、すぐに大きなショックにはつながらなかったようです。

その後、娘は急に寡黙になり、部屋にこもり、しばらくして出てきたと思うと
「マミ、ちょっとキッチンに来ないでね」
と言いながら、しばらくキッチンで冷蔵庫を開けたり閉めたりして何かしていました。
「はい、もういいよ、目をつぶって座って」
というので、テーブルにつき、
「はい、いいよ」
と言われて目を開けると、目の前に、ヨーグルトを凍らせたシャーベットにチェリーとライチを載せた彼女お手製デザートがありました。
「これ、マミに作ったよ」

それ以降は、食器は洗ってくれる、自分の脱いだものは自分でたたむ、言われなくても歯磨きはするで、まるで別人28号か、という感じでした。

そして、pettylilyさんやyukiさんが下さったアイディアを提案する前に、自分から
「レベッカに手紙を書く」
と言い、手紙を黙々と書いていました。
「リズ(お姉ちゃん)には折り紙で鶴を折って同封しようか」
というと、すごく喜んでいました。

そして今朝は、学校にも、何も文句を言わず、準備して出かけました。

ただ、帰宅して、漢字の宿題を前に
「マンハッタンに帰りたい~」
と大泣きをされました。
レベッカに会いたいとは言わないのですが、
「スクーターに会いたい、Brearley(娘の通っている学校)が懐かしい、街中どこにいても聞こえる救急車の音が聞きたい、雨が降った後にすぐに道路際に溜まる水溜りがない東京はいやだ、ハンプトンのプールで泳ぎたい」
と、延々、大粒の涙を流しながら泣かれました。

うちのスクーター、娘のベッドで

そうなんですね。
わたしにとっては年に一度の命のお洗濯、里帰りです。
けれど、アメリカ人の彼女にとっては、言葉こそ理解できるものの、ここはまったく知らない外国なんですね。
つまりホームシックなんですね。

通っている学校ではクラスのお友だちにものすごくよくしてもらっているらしいのです。
男の子の中に意地悪な子がいるわけでもなさそうです。

ただ、給食が好きじゃないこと、算数が簡単すぎてつまらないのに、国語の漢字は難しい。
アメリカではほぼ何でも楽々とこなしてしまえる彼女にとって、漢字の難しさはかなり精神的な負担のようです。

また、アメリカの彼女のクラスは24人に先生が常時2人。
今体験させていただいているクラスは40人。

戸惑って当然ですよね。

でも、来年はどうあれ、今年は辞めさせないで、途中お休みしながらでも、なんとか続ける方向で頑張ってみたいと思います。
今ここで辞めたら、完璧主義の彼女にとっては、挫折した自分自身が屈辱的で、許せないだろうし、一生残念な思い出のまま残ってしまいます。

継続は力なりと言いますが、今こそが、わたしたち親子にとっては正念場で、これはおだてたり、すかしたり、なだめたりしながら頑張るしかないと思っています。

さて、岩佐文恵 さんのお料理教室に行ってまいりました!
とってもいい気分転換になりました。

次回、白洲次郎に戻る前に、ぜひぜひ文恵さんのお料理教室をご紹介させてください。