ルビィのブログ


宝石白宝石白  開高 健


開高作品は実は一度も読んだことがなく



サントリーの宣伝部勤務だったとか


芥川賞をとったとか


ベトナム戦争にいったとか


超食通で釣り好きとか


世代的にはあまりリンクしてない割には情報は多く、


嗜好が合いそうなテーマのものをアマゾンで発注しました。



嗜好が合いすぎたのか


ヤン・ソギルの「夜を賭けて」「血と骨」に出てくる


“アパッチ族”の題材ともろかぶってました。


でもって、あまり好みのタッチでなく


読みにくいかった・・・。



ギラギラした題材をテーマにしてるけど


ヤン・ソギル作品のような


おなかの底からワクワクするような


躍動感はなく漠然としてて、


カサカサした気持ちになっちまいました。



時代の違いなのかな~。


期待が大きすぎたのかな~。


もっと前に読んだら違った感想だったかも。



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宝石白宝石白宝石白宝石白 ソニア・パーク


商談の間にフラリと入った恵文社で発見。


スタイリストソニア・パークが本出してるなんて


知らんかった~!



おとなになったからか、


最近「安物買いの銭失い」を実感することが多く


無駄なものは極力買わずに、


オーセンティックなものをちょっとずつ揃えていくほうが


結局コストパフォーマンスがいいと


やっとやっと気づいたので、いいタイミング~。



ソニアさんの経営するショップ、ARTS&SCIENSEに


行った時にも思ったんだけどいいもんは高い!



シャネルとかはっきりマークがあるものは


誰にでもオ~!って言ってもらえるけど、


こういうファッション怪獣がピックアップするのはマニアックで、


本当に「いいもん」を知ってる人にしかわかってもらえない!



虚栄心の強いわたしにはなかなかたどり着けない


おしゃれ道ではありますが、


40代ではなんちゃってくらいにはなりたいものです。



それにしても100個も紹介されてんのに


わたしが持ってるのは


有次の包丁とバカラのグラスしかなかったわ!


おしゃれさん認定率2%・・・。がっくり。



は~~っ。


早くこんな風にスタイリッシュかつナチュラルで


小粋なセレクトができるように


今年一年何回も読んでイメトレに励みます!



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宝石白宝石白宝石白宝石白 玉岡かおる



テンション落ちず~!!


どこまですれ違うねん!と、つっこみたくなるくらい


メロドラマ色が強烈にアップしますが、それもヨシ。


世界恐慌を背景に、すばらしい大河ドラマが展開されます。



億千万の膨大な松方コレクションの行方は


恋の行方のほんのスパイスか!というくらいのもんで


ロダンもモネも吉田茂もUボートもチョイ役程度です。


が、それもヨシ。



世界中がダイナミックに変わっていく時代に


国を思い、愛しい人を思い生きていく。


なんとドラマティック!うっとりします。


この時代に生まれてみたかったなぁ。



混乱した時代をアートが生き抜けたのは


その価値を理解できる国や人物が保護したからで


価値の理解できないものたちに任せていたら


灰になっているだけだという解釈には納得。


キモに銘じます。



明治維新の頃は今まで深追いしてなかったんだけど


1巻だけになってる「坂の上の雲」もつづき読んでみよう!


西洋美術館にも改めて行って、松方コレクションのマークという


「桜」印を探してみよう!



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玉岡かおる  宝石白宝石白宝石白宝石白



「松方コレクションのことを書いた小説があって


すごくよかった!」と母がすすめるので


はじめて玉岡かおる作品を読みました。



ふーーードラマチック!!!



まだ上巻だけなんだけど幕府がなくなり


まもなくの頃、姫路城に生まれた


没落した武家の娘の人生は


大きなうねりがこれでもかこれでもかと続き


その都度期待以上の成長をみせる。



のちの日本と世界を変えていく人物も多く登場し


さらに興奮。



文中に出てくる中国の古語


「行行重行行」  行き行きて重ねて行き行く


というのがまさにミサオの人生をあらわしつつ


人間の生き方そのもの。


寿命を全うするとはそういうことなんでしょう。



それにしてもDNAとはおそろしく、


好みはおなじらしい。めちゃめちゃツボです。



さっそく下巻にかかります!


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宝石白宝石白宝石白宝石白宝石白  浅田次郎


すばらしい!!


何年かに一度の大感動でした。



太平洋戦争のマッカーサーの遺産をめぐり


平成初期と終戦数日前のひとたちと


マッカーサー本人が自分のため、国のために


翻弄されるさまを様々な角度で描ききって


深い感動と勇気がわいてきます。



平日にコツコツ読み進めたのでほぼ一週間かかって


しまったけど、ページが少なくなってしまうことが


もったいなく思うくらい大切な言葉がつまっています。



「やつらはきっとやってくるぞ。パールハーバーを跳び越し、


ウエストコートを席巻し、ロッキーを越え、砂漠を駆け抜けて


いつかきっとやってくるぞ。


わたしには見える。やつらがいつかマンハッタンを占領するさまが。


エンパイヤ・ステートビルの頂にあのおぞましい日輪の旗印の


翻る日が。くるぞ。やつらは必ず、いつか必ずやってくるーーー。」


というマッカーサーの言葉は、日本人としての


熱いものを呼び起こしてくれるような気がしました。



余談ですが


わたしの職場は昭和13年に建てられた古い古いビルで


マッカーサーが一時滞在していたそうです。



事務所の物件をさがしていた時に、そのエピソードを


不動産屋さんに聞いて即決しました。



オーナーがずいぶん変わっているので、具体的な


お話を聞かせてもらう機会がないのですが


お年寄りの元気なうちに聞いてみようかな・・・。



やはり浅田次郎はスバラシイ!!!


次にどんな人生を見せてくれるのか、期待がふくらみます。