フィレンツェ観光ガイド 加藤まり子 in 東京 -40ページ目

フィレンツェ観光ガイド 加藤まり子 in 東京

フィレンツェ観光ガイドの資格を2016年に取得しました。
現在は都内で美術の鑑賞の仕方を教えています。
詳しくはホームページから。
http://mariko-no-heya.com/

あなたの趣味はお金がかかる?かからない? ブログネタ:あなたの趣味はお金がかかる?かからない? 参加中


Buon giorno みなさん♪
ちょっと面白いタイトルを見つけたので、久しぶりにこのテーマで書いてみます。




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「あなたの趣味はお金がかかる?」

はい、めちゃめちゃかかります(笑)


イタリアに来たことを「趣味」と呼ぶのが適切がどうかはわかりませんが、何か大きな目的があって来たわけではありません。




ただある日

トスカーナの風に吹かれたい

と思ったから来たまでです




以前にもちょっと触れていますが、それまでは安定した生活、約束された未来があったのです。

でもなぜかそれをあっさり捨ててしまった・・・




イタリアに来る際に捨てたものはハンパない量です。

・タンス2つ分の服
・本棚1つ分の本
・仕事関連の資料→ぜーんぶ!

そしてトランクひとつでイタリアに渡りました。


仕事を辞めたのはもちろん、当時住んでいたマンションも解約。
イタリア語もまったく話せませんでした。


今から思うと相当無謀な計画です (^▽^;)





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でも捨てたものの中で大きかったのは、敷かれたレールを歩んでいたら得られたであろう未来な気がします。



当時37歳になったばかり。

大好きな
マリリン・モンロー
ダイアナ妃


どちらも36歳で亡くなりました。

37歳、彼女たちから見ればもう次の人生です。




大学卒業後、就職してから15年近くの月日が経っていました。
同じだけ社会人生活を続けたら50歳を超えます。
その時に同じ仕事をしていたくなかった・・・


37歳が若いのかどうかわかりません。
でもその時以上に若い時はない!


そして、一応安心感もありました。
15年築いたキャリア、そして需要があるけど供給が少ない分野・・・
1年ブランクがあっても、なにかあったら戻れる。
そんな逃げ道もどこか自分で用意していたと思います。




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1年で帰るはずのイタリア留学。
なぜかいま2年目に突入しています。


キャリアでの1年のブランクは取り戻せるでしょう。
でも2年目に入ったいま、人材マーケットより私自身が戻れるかどうかわかりません。
自ら退路を絶ってしまった・・・(´∀`)


貯金を使ったのはもちろんですが、
・仕事を続けていたら稼いでいたであろう収入
・キャリアを築くことによって増えていたであろう収入
・将来の厚生年金
こういうものも捨てた中に入っています。



50歳になった時違うことがしていたかった・・・
そんなこどものような夢で一歩を踏み出しましたが、現時点でなんの保証もありません。



でも、どうしても自分の心にウソをつけないのです。
自分がどうしたいもそうですが、それ以上に何か根源的なものに突き動かされている・・・そんな感じです。




まぁ、考えても仕方ない。

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After all, tomorrow is another day. (明日は明日の風が吹く)
「風とともに去りぬ」より







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日曜日の午後、ルームメイトから突然
「今日の夜バーベキューするよ!」
とお誘いがありました。


「え、どこで?」
「うちの屋上で」




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これってバーベキューというより
焚き火やーん (^▽^;)


とっても暖ったので、よかったんですが・・・



以前にはこぶたちゃんの丸焼きにも誘ってもらいました。






お肉となるとみんなで誘い合わせて食べています。


今回も日曜日の夜にもかかわらず大人数。






みんなで肉を切り分けます。





真ん中のオジさまはルームメイトのお父さん。
シチリア島出身でヴィトーさんといいます。


お肉を食べているとメンバーの一人がこっそり
「ゴッドファーザーを知ってるか?」
と聞いてきます。





「もちろん!私の大好きな映画よ」
「じゃぁ、ドン・コルレオーネは知ってるか?彼がドン・コルレオーネだ!


とヴィトーさんを指して言うんです。





ドン・コルレオーネってこの人ですよね?

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(Yahoo映画から画像お借りしました)


マーロン・ブランド、すごい迫力です。



調べてみると・・・φ(.. )


ドン・ヴィトー・コルレオーネ
演:マーロン・ブランド
シチリア生まれ。
(出展:ウィキペディア



本当にドン・コルレオーネだった!



頭の中でメインテーマが流れます。






シチリアってイタリアの中でもフィレンツェの次くらいに好きな場所です。



真っ青な海☆




ヨガものびのびできます♪




でもちょっとマフィアの匂い・・・







ということで、やっぱりフィレンツェに落ち着きました。





で、表題の「お肉の焼き加減」ですが、私は


ウェルダンでお願いします♪




ブオナペティート!




お野菜も忘れずに♪







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みなさん、Buon giorno!
2月に入ってフィレンツェには暖かな日が続いています。



ラファエロの師匠ペルジーノ工房の作品がたくさんあるフリーニョ修道院美術館
ペルジーノ工房の説明「最後の晩餐」の解説をしてきました。
今回は最終回。
この美術館に収められている他の作品をマグダラのマリアを中心に紹介したいと思います。


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この美術館、結構所蔵作品が多いです。
どれも15世紀フィレンツェ絵画を語る上で重要なのですが、なんとなく気になったのが、マグダラのマリア。

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これはダヴィンチにも影響を与えたと言われるロレンツォ・ディ・クレディの作品です。




マグダラのマリアといえば「ダヴィンチコード」で一躍有名になりました。
もともと好きなんですが、夏に南仏に行ってからさらに気になります。



マグダラのマリアが眠る教会。




キリスト教画では、聖母マリアの次くらいに描かれる女性です。

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アトリビュートは香油壺長い髪
この絵の右側の女性もこの2つのアトリビュートがあります。





イエスの復活を最初に目撃した人
としてキリスト教では重要な人物です。

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復活を目撃したマリアにイエスが
「わたしにさわってはいけない (Noli me tangere) 。わたしはまだ父のみもとにいっていないのだから」
(ヨハネの福音書 第20章)

と諭すシーンです。



そしてイエスはマリアに「わたしの弟子のもとに行って父のみもとに行くことを伝えて欲しい」と頼みます。




この絵の真隣にこんな絵がありました。

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構図がそっくり!
そして香油壺っぽいものもあります。



てっきりマグダラのマリアの絵だと思ったのですが、よく見ると
「イエスとサマリヤの女」
と書いてあります。



サマリヤの女というのは、水を汲んでいるときにイエスと話し、それまでの生き方を悔い改めたとされる女性です。
そして、自分の仲間(サマリヤ人)にそのことを告げるという役割をになっています。
(ヨハネの福音書 第4章)



なので、彼女の横にあるのは香油壺ではなく水がめです。




ディ・クレディ
がこの2つの絵をよく似た構図で描いたのは偶然ではないと思います。

マグダラのマリアもサマリヤの女も
・悔い改める
・仲間にキリストの偉業を伝える
という役割が共通するからです。



ちなみに、この2つの絵の間にはこんな絵がありました。

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左が聖母マリア、そして右側が福音記者ヨハネです。




マグダラのマリアが復活を目撃するシーンも
サマリヤの女が悔い改めるシーンも
どちらもこのヨハネが書いた福音書に記載されています。



ディ・クレディの3枚の絵を見ると面白いことに気付きます。

・マグダラのマリアは緑の服に黄色と赤のマントを羽織っている
・福音記者ヨハネも緑の服に黄色と赤のマントを羽織っている
・サマリヤの女は黄色の服に緑と赤のマントを羽織っている
・3人とも髪を垂らしている




「ダヴィンチコード」は、ダヴィンチの「最後の晩餐」で、
イエスの左側にいるヨハネとされている人物がマグダラのマリア
じゃないか、という推測に基づいて書かれました。

Leonardo_da_Vinci_(1
( Wikipedia より拝借 )




冒頭にもちょっと書きましたが、ディ・クレディはダヴィンチと同時代の画家。
ダヴィンチに影響を与え、その後ダヴィンチから影響を受けたと言われています。



「ダヴィンチコード」の真偽はわかりませんが、ディ・クレディとダヴィンチが同じ思想の元に描いていた、なんてこともあり得るかもしれません。




その後マグダラのマリアは南仏の洞窟で33年間瞑想したと伝えられています。

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同じくフリーニョ修道院美術館に収蔵されている15世紀に描かれた作品。




でも、もう一説には、マグダラのマリアは福音記者ヨハネとともに聖母マリアを支えたともされています。



イエス、マリア、ヨハネ・・・知れば知るほど謎が深まります。



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さてさてラファエロから「最後の晩餐」そしてマグダラのマリアの謎まで、フリーニョ修道院美術館を通して見てきました。


知名度は低いですが、見ごたえは十分。
開館日にフィレンツェにいたら、ぜひ見に行ってみてください。



*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

フリーニョ修道院美術館
(Cenacolo di Fuligno)
Via Faenza 42
開館日:火、木、土 9:00~12:00
入場無料(保存のための寄付1ユーロ程度)







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今年の最初の記事で2016年にしたいことのリストを書きました。
それから約1ヶ月。
気づくとなんと半分近く叶ってたんです!
ということで、2016年の目標レビューをしたいと思います。



ドゥオモに浮かぶお月さま♡満月は願い事が叶うそうです。
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☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


まずヨガ部門。
年明けすぐにレッスンをさせていただきました。

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続けてご依頼を頂いてるので、うちのテラスで開催しようと計画中です_φ(・_・
(告知が間に合ってません、ごめんなさい!)

Tabiticketさんでも提供させていただくことになりました。


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


日本でやってたジャズセッション。フィレンツェでもしたい!
というのもたまたま入ったバーでライブに参加。

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「キレイになりたーい」
と言っていたら、たまたま知り合ったお友達からメークレッスンをしてもらいました。





☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


よく考えてみると数年越しの夢もいつの間にか叶ってます。




2013年ゴールデンウイークに初めてフィレンツェに来た時
「毎日ドゥオモが見える生活がしたい」
と思いました。


そして本当に毎日ドゥオモが見える生活をしています。

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そのときにもう一つ思ったのが、
「いつでもウフィツィに行ってボッティチェリの『春』が見たい!」
ということでした。


ウフィツィ美術館の年パスを買って好きなときに「春」を見に行っています。

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今日は近づけなかった(涙)



☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


さて、では夢って叶えるもんでしょうか?それとも叶うものでしょうか?

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ウフィツィ美術館にあるポライオーロの「希望」



きっとどっちもだと思います。
私個人のことでいうと「イタリアに来る」という決断をしなかったらこれなかったでしょう。
これは「叶えた」のかもしれません。

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ヨガ・インストラクターの修了書とともに。




でも最近感じるのは気づくと「叶ってる」というものです。
自分が頑張るというより、なんか気づくと叶ってたという感じです。



よく考えると人間ができることって知れてるのかもしれません。
雨も風も太陽も人間の力ではどうすることもできません。
人との出会いもまた然り。



自分ができることをすることはもちろん大事です。
でも自分ができることをした上であとは信頼して「預ける」というのが一番近道な気がします。

中世の「謙虚」の擬人像。
本当の意味で「謙虚」でありたいと思います、卑屈じゃなくて。



☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*



なんかえらそうに書いてしまいましたが、まだ残ってました、コレ。
・ヘッドスタンドができるようになる。


そしてこれって
・毎日練習する
をしないと達成できないんですよね。

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ということで、かたってないでしっかり練習がんばります(^▽^;)
ついでにこれも足しとこっかなー
・天使の羽を作る(〃∇〃)


ヨガ・レッスンについてはまたおしらせします♪






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Buon giorno みなさん♪

さてさて、先日の記事で「書きます!」宣言した図像学。
というのも、最近絵を見ていて気になるのが、絵とタロットの共通点。
今日こそはちゃんと腰を据えて書きたいと思います。
(もうちょっとで今日も脱線しそうになった)



☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


今日のFirenzeは朝から雨。
ということで、今週3回目となるウフィツィ美術館に行ってきました♪

「ヴィーナスの誕生」はいつでも大人気。

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というのも最近買ってしまったんです、ウフィツィ美術館の年パス。



これでウフィツィとピッティ宮殿が入り放題です。



気が向いたときに行けるので、とっても贅沢な芸術鑑賞しています。

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普段は絵画ばかりであんまり見ていない彫刻を鑑賞♡




☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*



こうやってしょっちゅう見ているといろんなことに気づくようになります。


先日タロットカードを引くと、こんな並びが出てきました。

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マルセイユタロットの「節制」と「女教皇」





そのときは特に気にも止めなかったんですが、それから数日後ウフィツィに行ったとき・・・

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レオナルド・ダヴィンチの「受胎告知」


とっても構図が似ています。

左側に天使=「節制」の天使
右側には聖書を読むマリア様=本を持つ「女教皇」

まぁ、ものは見方なんで、関係ないといっちゃぁ関係ないのかもしれませんが、なんとなくにてる気がしました。



☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


こうやってみると他も気になりだしました。



ボッティチェリの「パラスとケンタウロス」

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こちらは「力」のカード。左右逆にした感じです。

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☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


タロットカードと中世~ルネサンスの絵画ってこういう共通点がたくさんあるのはなぜでしょう?


図像学って絵を解釈する「カギ」のようなものです。

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十字架にかかった男性がキリストっていうのはみんなの知っている「カギ」です。


キリスト教絵画やギリシャ神話を描いた絵ってたくさんありすぎて、どれも同じに見えてしまいます。
でもちょっと知ってしまうと簡単♪



いうなれば図像学は絵を解くための辞書のようなものです。



で、うちにあるタロットカードを出してみてみると・・・

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「1471年」の文字が見えました。



年代をわかりやすくするために例をあげるとボッティチェリの「春」は1477年ごろに描かれたと言われています(諸説あり)。

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ボッティチェリの「春」は今日も大盛況。



ちょうど同じ時代の「絵を解くカギ」が使われているんですね。




☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*



最近気になる絵とタロットの共通点。
またちょっとずつお見せしていきます♪







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