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色覚検査

10年以上ぶりに色覚検査を受けましてん。


(数字の答えは記事の最後へ)



こんなカード見せられて、さくさく読めたんだけど、
ひとつだけ、全く分からんかったのがあった。


5秒くらい。
えー、とかうー、とか言ってたら
看護婦さんが「読めなくてもいいんですよ」
って言ってくれて、
諦めて「読めないです。」って。


結構びっくりした。




まあ、仕事に致命的というわけじゃないし、
(色校正いままでのはどうしてたんや。)
いんだけど、
努力とかでなんともならないことがあるって
なんだかへんな感じ。
でも人の気持ちがわかる感じもする。
全部が見られないわけじゃなし。




ただ気になったので、問診で医者に
「一枚だけ読めないカードがあって…
生まれて初めてなんですけど、こういうのあるんですか?」
って聞いたら、
「色覚検査、正常ですよ。」
って言われてん。

は?



よくわからないまま帰ってきてしまったのですが、
ネットでいろいろ調べると、
石原式と呼ばれるこのカードは、
全てが読める=正常
というわけでもないんだって。

読めないことが正常?みたいなカードもあって
ちなみに、これ↓ がそれに近いカードらしい。





傾向として、このカードは正常な人は読みづらいらしい。
私が今日読めなかったのってこれに近いなと思いつつ、
でも今こっちは私読めるんだよね。
どっちにしろボーダーなんやろな、私。





うん。

取り敢えず検査的には正常らしいけども、
自分でなんや確信持てなくなったから、
基本は自分をあんま信じないようにしようと思う。
どちらにせよ軽度っぽいし、
なんか、すごく、正常と異常の狭間を見たような、
異世界にまぎれこんだ感覚。
(実際には異常じゃなくて、「色覚特性」という言い方をします。
だってさ、眼鏡やコンタクトレンズでも世界の見えかたは変わるやん。
視力だけじゃなく、歪み方や影の感じも裸眼と違う!)
個性のひとつなんよね。)


あんまり心地の良い感情ではないけども、
でも、こういうのにもっとずっとさらされてる人がいるんやろな、
と思って、この気持ちをなんか大事にしたくなった。

ほんと、紙一重。




記事内の画像はwikipediaからお借りしました。
答え;
12
74
6
2
42
石原式色覚異常検査表

※実際にはモニタの色の影響やらなにやらあるので、
お医者さんに行って検査するのが得策です。

赤い風船、白い馬

出会えてよかった。

人生にそう思えることがいくつあるだろう。




日仏交流150周年を記念して、
アルベールラモリスの名作が再びロードショーに登場しました。

子供のころ、いわさきちひろの絵本「あかいふうせん」が大好きだったので、
これはと思って、少し前に見に行ってきました。
(シネスイッチではもう1本が「たみおのしあわせ」でそっちも見たかった~!)






53年のカンヌグランプリ。
今現在の映画と比べれば、刺激も少ないし、筋書きもシンプル。
でも映画ってこういうものだよね、と思いながら楽しみました。
予想外に、同時公開の「白い馬」が良かったです。
「赤い風船」のほうは、場内に笑いが起こる、ほのぼの映画でした。

クラシックがお嫌いでなければ、是非。


赤い風船

西穂高 Ⅳ



西穂高山荘は、今年一番の混雑。
私たちも当初はこの山荘に泊まり、
朝日をここで見る予定でしたが、
あまりに混んでしまうので(毛布を3人で1枚とかね…)
&グルメ部の一面が満たされないので(オイ)
下界の温泉に泊まったのでした。

ここから登っていけば穂高連峰~槍ヶ岳、
下っていけば、上高地です!





西穂高山荘から先は、高木がなくなります。
歩いてて気持ちがいい!

はるか先、きれいな円錐をした山峰がピラミッドピーク。
その手前の四角いかんじのが西穂高独標。
奥が西穂高と奥穂高ね。

すごく遠く見えますが、
目で確認できるくらいになってくると、
コースとしては1、2時間でいけるくらいの距離感やな。





尾根伝いに歩くの大好き~
空気がうまい。





高地の低木の代表格はハイマツ。
ほんま、地をはうように生えている松ですね。

不思議なんだけども、ハイマツとかの木が生えてる場所は、
あまり強い風が通らなかったりと、高地でもやや環境のいいところで、
風の通り道になっていたり、地面が良くなかったりすると、
生えてるのは草とかになってきて、
あまり成長するリスクの大きい植物は生えてないんだよね。
生き物ってほんと賢いし、
なにやら生命の縮図を見ているようや。
環境が厳しければ短期間で一気に育つ生き物が向いてるし、
ちょっと穏やかなとこになると、生きてくのにすこし投資もした太い幹をもつ生き物が取って変わる。
そういう意味では人間ってとても甘い環境の生き物なんやなー
と思います。






登っている道はこんな感じです。
斜度けっこうあるなあ。
カメラだと垂直みたいに写ってしまうね。
割にガレてますよ。


山って意外と頭をつかうなと思って、
できるだけ体力つかわんように、息が上がらんように、
足を進めるところを一瞬一瞬判断してくのが面白い。
疲れてきてあたまが回らんようになると、
糖分摂ったほうがいいなとか思ったりして、
自分の体と会話してる感じも面白い。






岩がおっきくなってきました!
もう足だけでは無理で、全身つかって進みます。
三点支持やでーー





振り返れば青い山脈です。
白い筋みたくみえるのは雪渓。
温暖化でかなり小さくなったと聞いています。





山頂に到着!
ですが、まだまだ奥穂高やらなんやら、山並みが先に続いていて
今回はあんまりてっぺんきたって感慨が
薄かったなあ~

大変さでいうと前回の八ヶ岳より相当楽だったけども
意外と腕力が必要で、落の怖さもありました。



追;
私たちが登っている最中、やたらとヘリコプターが飛んでいて
なんだろうねと言っていたのですが、
後日、私たちの登っていた少し先の奥穂高あたりで
男性が滑落し亡くなったと聞きました。
確かに一歩間違えたら、と思って怖くなる瞬間が多かった
今回の登山。ご冥福をお祈りします。



200808031618000.jpg

帰りみちのラベンダー味のソフトクリーム!
それにしてもこの辺りはよい温泉があって、
至る所に足湯もあり、登山にはもってこいでした。



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八ヶ岳【前編】
八ヶ岳【後編】

西穂高 Ⅲ



朝です。
さーて出発!!





しょっぱなからロープウェイです。




毎秒7メートルの早さでぐんぐん上昇します。
いやーーこういうの苦手なんあせる

ロープウェイからはぐるり周りの山々が見渡せます。
槍ヶ岳、涸沢、焼岳などなど。
こうゆうとき、「あれはナントカ岳だよ」
って言われるとむっちゃ格好良いい!





とはいえ、まだまだ森林限界のなか。
ここから西穂高山荘まで1時間半の道のりを行きます。





森林限界ってだいたい2500メートルくらい。
そこまでは高い樹木が生えているので、
風が抜けにくく暑いし、視野は開けんからつまらんし
苦手なエリアです。

でも登りはじめ30分くらいで、
べたっとした汗からさらっとした汗に変わるのが分かって
その辺りから楽しくなる感じが好きだなー





そんなこんなで西穂高山荘に到着でーす。
ここで登りは半分きた感じ。

お盆ポニョ

お盆先取りで、墓参りに行ってきました。




夏は、お墓の掃除も涼しくていいです。
ほぼ水遊びと化してます。

墓なのに、毎回、願い事をしてしまうね…。





家族が揃ったので、
ポニョを見に行きました。

200808092119000.jpg

映画館の席に着いたあたりで、母恵子が一言。


「お姉ちゃん(私のこと)、

     これって、日本語なの?」




おいおい…。

で、肝心のポニョの感想ですが。
前評判は概して男子は悪くて女子はよかった。
私としては…
特に見なくていいと思う…コドモとかいなければ。
ポニョが可愛いです。
海が怖い。
歌が一番クオリティ高い…。


いじょ。