横浜の香り教室 平安の香りと親しむ平安朝香道 -86ページ目

横浜の香り教室 平安の香りと親しむ平安朝香道

東急電鉄日吉駅3分にある平安の香りを創り楽しむ教室です。平安時代、貴族や「源氏物語」の主人公光源氏がたしなんだ香り創りや楽しみ方をご紹介。(by平安朝香道 朝倉涼香)

●春夏秋冬の香り

 「六種の薫物(むくさのたきもの)」

  

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

「六種の薫物(むくさのたきもの)」

「黒方(くろぼう)」

 

それっていったい何のこと?

 

 

「六種」とは

平安時代に薫物として用いられた薫香のことです

 

 

「黒方(くろぼう)」

 

 

 

「梅花(ばいか)」

 

 

 

「荷葉(かよう)」

 

 

 

「侍従(じじゅう)」

 

 

 

「菊花(きっか)」

 

 

 

「落葉(らくよう)」

 

 

 

平安朝香道では

「黒方」  儀式や行事の薫物・冬の薫物

 

「梅花」  春の薫物

 

「荷葉」  夏の薫物

 

「侍従」   儀式や行事の薫物・  秋の薫物

 

「菊花」  秋の薫物

 

「落葉」  晩秋の薫物・冬 

 

この6種類の薫香を

「六種の薫物(むくさのたきもの)」と呼びます。

(室町時代に始まった香道では、異なった季節分けです)

 

お解り頂けましたでしょうか?

 

平安朝香道に触れるまで

私も全く知らない言葉でした。

 

「薫物」が「練香」と同じことさえ知りませんでした。

 

世の中には自分の知らないことが

なんと多いことでしょう!

 

何も知らなくたって大丈夫。

 

香りのお好きな方ならば

何度か薫物に触れるうちに

きっとご理解頂けることでしょう。

 

知れば知るほど奥深いものとなります。

 

映像でお見せしたり

言葉で表現したりは可能ですが

 

香りをお届け出来ないので残念です。

 

是非一度聞きにいらして下さいね。

お待ちしておりますハート

 

●冬の香り

 今月の課題の薫物は「黒方(くろぼう)」です

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

今月の課題は「薫集類抄(くんしゅうるいしょう)」より 

「黒方(くろぼう)」です。

 

平安朝香道では最も重要な薫物です。

 

「源氏物語」の中で光源氏が

秘伝の香を披露したのも「黒方」なのです。

 

 

平安時代後期に編纂された勅撰「薫集類抄」

の中で処方された香の数の最も多いのが

「黒方」です。

 

 

 

冬凍氷時深有其匂不被封寒

冬の凍み(しみ)氷れる(こおれる)時其の匂い有りて寒さに封ぜられず

 

と記されています。

 

「寒さに封ぜられず 」とは?

身に沁みる寒さを感じる時

寒さに封じ込められない?

 

分かりやすく今風に言い換えると

 

  寒さに負けない!

  元気に活動できる!

 

これって

ホカロン?

ダウンのコート?

体を温めるサプリ?

そんな香りってどんな香り?

 

「黒方」は「六種の薫物(むくさのたきもの)」の中で

「冬の薫物」とされますが

 

場を清める香として儀式や行事に

使用されてきた重要な薫物です。

 

場を清める空薫物として重要な神事に用いられ

江戸時代までは天皇が即位する時

宮中で空薫物が行われていました。

 

「黒方」とは、さてどのような香りの薫物なのでしょうか?

 

今月はそのお稽古があります。

 

朝晩とても冷え込んで

我が家のニャン子は

起きてくると

    クシュン びっくり

としています。

 

なにかと慌ただしく

忙しい12月

 

風邪など召しませぬように!

元気で師走を乗り切りましょう。

 

 

平安の薫物を聞香なさりたい方は

12月18日午後3時30分より

もしくは

12月20日午後5時より

お稽古をいたします。

 

お稽古場

東急東横線日吉駅下車徒歩3分

詳しくはお問い合わせ下さい。

 

※こちらからどうぞ。

ダウン

お問い合わせ

 

※ご入会希望の場合は下記からどうぞ

ダウン

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●大田原には、吉永小百合さんが出演したテレビCM

「黒羽の芭蕉篇」の撮影地もあります

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

大田原行きの続きです。

 

大田原には

女優の吉永小百合さんがCMに登場した

撮影場所があります。

 

その場所は

臨済宗妙心寺派の名刹

雲厳寺(うんがんじ)です。

 

 

 

JR東日本「大人の休日倶楽部」のCMです。

松尾芭蕉が「おくのほそ道」で最も長く滞在した

栃木県大田原市の黒羽。

 

平安時代後期に開かれた雲巌寺は

禅宗の四大道場の一つです。

 

 

小百合さんは橋の真ん中より手前に

左を向いて

傘を持って立っていました。

 

 

あいにく季節は秋

CMは梅雨の時期だったのでは?

 

橋を渡る女性は小百合さんになったつもりで

 

    ハイ  ポーズニコニコ

でした。

 

私も真似してみました爆  笑

 

ここ雲厳寺は修行の場所

決して観光地ではありません

静かに参拝するように

 

雲厳寺ではこう促しています。

 

階段を上ると左に芭蕉の句碑がありました。

 

 

啄木鳥も 庵はやぶらず 夏木立

(きつつきも いおはやぶらず なつこだち)

 

 

 

 

あちらこちらに秋の名残を感じながら

 

 

このような場所を歩いていると

秋の香りがして来ます。

 

 

 

枯れた落ち葉が水を含んで

少し湿った枯れ葉の香り もみじ

    もみじ

              もみじ

 

そこまで冬が来ています。

 

香りで思い出しましたが

 

いつの頃のことでしょう?

小百合さんの愛用のフレグランスは

ディオールの「ディオリシモ」だったそうです。

現在は何を使っていらっしゃるでしょう?

 

「ディオリシモ」って

ディオールでは

 

“幸運”と“成功”をもたらす ラッキー フラワー

スズランのための香水

だそうです。

 

愛らしさ、気品、優雅さ。 

そして可憐で清楚なその印象は

時代を 経ても移ろうことのない

永遠の女性 らしさを表現しています。

 

このコピーはまさに

吉永小百合さんそのものですね。

 

野菊のような人

ではなく

鈴蘭のような人

なのです。

 

●晩秋から初冬の香りを感じて 栃木県大田原市

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

先週末に栃木県の大田原へ行って来ました。

 

大田原は

源平の合戦、屋島の戦いで活躍した

那須与一が幼少期を過ごした所と言われています。

 

「平家物語」に描かれる那須与一は

源義経に付き従う源氏の代表として

波に揺れる船の上に掲げられた

平氏の守り神である厳島神社の

扇の的を射抜いたことで有名です。

 

扇の的を弓矢で射落とす際

「南無八幡大菩薩・・・」と、心に念じました。

それが那須神社(金丸八幡宮)と伝えられています。

(諸説あり)

 

訪れた那須神社の社宝には、

那須与一が奉納したといわれる太刀や

寛永19年(1642年)の建立と推測される

楼門や本堂などがあり、

毎年秋には流鏑馬の行事も行われています。

 

 

 

 

那須神社を訪れた日はとても寒く

杉木立に囲まれ長い長い参道を歩くと

乾いた杉の微かな香りが感じられました。

秋も深まる晩秋を体感。

 

果てしなく続くような参道の薄暗さは

冬の始まりを思わせました。

 

寒かったのですが

とても心地よく感じたのです。

 

 

 

菊ももうしおれかけ

終わりに近づいていました。

 

 

 

 

 

今年の紅葉は終わりとのことでしたが

樹高25mの杉古木の元には

灯をともしたたように

鮮やかな紅葉が残っていました。

 

 

 

 

 

 

 

楼門

 

 

楼門の先に本殿

 

本殿全体の彫刻や彩色

楼門全体を彩る装飾などは独創的で

「中世と近世の特徴を併せ持つ神社建築」

として高い評価を得ています。

 

楼門と本殿は重要文化財です

 

 

 

 

芭蕉は、1689年(元禄2年))黒羽に留まった折に

「那須神社」を参詣しています。  

 

 

「おくのほそ道」と「曾良旅日記」

に記載のある風景地の中で、

風致景観や遺存状況が良好な地点が

おくのほそ道の風景地として

一連で名勝に指定されているそうです。

 

芭蕉もこの場所に立ち

八幡宮(那須神社)を参詣し

 

「与一が屋島の戦で扇の的を射る時

『別してはわが国の氏神正八幡』と

祈いを込めて念じた神社と聞くと

感慨深い」

と記しています。

 

芭蕉は大田原に14日間逗留していました。

 

那須与市の里と「奥の細道」の景勝地。

次から次へと人が押し寄せるわけではありませんが

絶えず参拝の方が訪れていました。

 

拝殿で祈る姿は、とても信心深く思えました。

 

晩秋の香りと初冬の香りを満喫してきました。

●「香りを楽しむ」ことは人に安らぎをもたらすのです

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

雨や曇りの日が続いて

もう一週間経つでしょうか?

その上すっかり冬模様ですね。

 

 

今日はコートがなくては外出できないほどで

すっかり身体も冷えてしまいました。

 

暖房を入れてホッと一息ニコニコ

パソコンに向かいながら手早く火取(平安時代の香炉の呼び名)

に火を入れます。

 

とはいっても今日は手早く香を温めてくれる

電子香炉を使いました。

 

 

 

パソコンに向かう時には

たいてい香を聞きながら作業をしています。。

 

身体も温まって来ると

空間に漂う香りにホッとして

一日の疲れが身体から抜けていくように

感じられます。

 

パソコンやスマホを使いながらの聞香はお勧めです。

 

今日嫌なことがあったとしても

 

香りにウットリして

 

   おおらかになる

 

      優しくなる

 

  心がゆったりとして

 

      身体全体が柔らかくなる

 

 

  本当です!

 

 

心がゆったりと穏やかになると

 

緊張もほぐれて

 

身体全体が弛緩してくるからでしょう。

 

こんなに簡単にリラックスできるのです。

 

電子香炉はお勧めです。

 

 

お教室や畳のお部屋では

優雅に非日常の感覚で

「源氏物語」」の姫君感覚で

やはり火取(香炉)が最高ですが・・・

 

 

 

 

 

電子香炉はとても便利です。

 

 

温度調節ができます

 

 

手持ちは3種類ありますが

 

それぞれ一長一短。

 

写真の電子香炉(電池式)は

旅にも携帯できてとても重宝しています。

 

薫物でなくても乾燥したハーブや

香りのする植物や果物の皮でも楽しいですね。

 

短時間で止まるので就寝時も安心です。

 

是非お試しください。

 

これで心も安定して

 

   今日も幸せピンクハート

          明日も元気イエローハートキラキラ