横浜の香り教室 平安の香りと親しむ平安朝香道 -80ページ目

横浜の香り教室 平安の香りと親しむ平安朝香道

東急電鉄日吉駅3分にある平安の香りを創り楽しむ教室です。平安時代、貴族や「源氏物語」の主人公光源氏がたしなんだ香り創りや楽しみ方をご紹介。(by平安朝香道 朝倉涼香)

気分は清少納言

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

不要不急の外出ならず

 

これほど強いお触書ではありませんが・・・

 

ルール通り過ごしました。

 

今日はお天気も良く、お花見日和でした。

 

 

 

 

娘からラインで

 

「桜が満開よ~

とってもきれいだから桜

 

と知らせてきました。

 

 

多くの方はご近所の学校や公園の桜で

お花見を堪能なさったことでしょう。

 

今年のお花見はご近所桜で充分。

 

普段出来ない整理整頓や

お庭の植物の世話で

すっかり疲れてしまいました。

 

落ち着いたところで

過去に作った薫物を焚いて

  リラックス

 

 

 

ア~ア

なんともいい気分!

清少納言になったみたい 音譜

 

自分のために焚く

 

      薫物(たきもの)

 

大の字になって寝てみたいけど

今日は暖かいとはいえ風邪を引きそうなので

止めておきました。

 

清少納言の「心ときめきするもの」の中に

 

よき薫物たきてひとり臥したる

 

とあります。

 

貴重な薫物を焚いて

独り寝している清少納言の

心のときめきとリラック感

優雅です。

 

不用不急以外

外出もままならない今

 

冷静に心鎮めるのも良いものです。

 

気分は

   清少納言

          でした

香りが人を引き寄せる②

 女君はどこに?

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

どこから流れてくるのか

淡い香りが庭中を被っています。

 

香りの在り処は

 

 

 

白のアーマンディーと

染井吉野に紅さしたような

ピンクのアーマンディー

強健なクレマチスです。

 

 

金木犀まで届いています。

 

 

 

目を離していると

直ぐにお互いに絡み合って

頂上を超えて

キンモクセイの木を這い上がっています。

ちょっと手入れが大変汗

 

 

 

ほのかに香りを放ち

その存在を知らせる花々。

 

花のような香りの現代の女君たち

街の中に結構いらっしゃるのです。

 

 

タクシーの順番待ちで

私の二つか三つ前に並んでいらした

妙齢のご婦人でした。

 

それほど若い方ではありませんでしたが

お着物を召して

楚々とした感じがとても印象的で・・・

 

お茶会の帰り?

何かしらのお集まり?

ともかくとても後ろ姿の美しい方でした。

 

間違いなくその方から

甘さも程々とても優しい香りでした。

 

フレグランスではなく

今思うとお着物に

香を薫き染めていらしたのでしょう。

 

相手の声も顔もわからず

 

思わず

 

  もっとおそばに!

 

そう思ってしまいました。

現代の女君ですね。

 

平安の時代なら

必ず歌を送る殿方がいたはずです。

 

声や顔、素性が分からなくても

香りで後をつけたくなる

 

香りってなんでもないようですが

とても重要なんですね。

 

 

 

お稽古場

東急東横線日吉駅下車徒歩3分

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香りが人をひきよせる恋の矢

 姫君はどこに?①

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

春ですね桜

 

近隣の小学校の桜は満開

 

あちらこちらで新芽が芽吹き

香るお花も少しずつ移り変わっています。

 

春まだ浅い頃に咲く

蝋梅に沈丁花  

 

 

     

 

   水仙に梅

     

 

 

 

 

   木蓮

 

      

 

 

今真っ盛りなのはクレマチスの

白いアーマンディーと

ピンクのアーマンディーです。

 

どのお花も微かな香りで

人を引き寄せます。

 

その在りかを知りたくて

香りのある方へある方へと

引き寄せられて行くことって

 

ありますよね(私だけ?)

 

お花だけでなく人からも

なんとも言えない良い香りがしたら

いつの間にか私は

引き寄せられていきます。

 

 

滅多に出会うことはありませんが

 

「どうかお名前を!」

 

お名前って言っても

着けている香水とか香料のことです。

 

思わず

そう声をかけたくなる方

今までに何人か出会いました。


すれ違ったり

私の前に並んでいる方から

フッと香ってくるのです。

 

昔々は高校の英語の先生で

近くにいらっしゃると

フワ~ッ

と良い香りがして来ました。

 

先生がそばを通るたび

 

 クンクン

 

していました。

 

 

とても良い香りでしたから

いつかお尋ねしようと思っていましたが

そのまま卒業を迎えてしまいました。

 

何年か後、同窓会でお目にかかった折に

お尋ねしました。

 

「先生はいつも良い香りでしたけど

何を着けていらっしゃったのですか?」

 

先生は

 

  「フフッ」

 

と笑われて、香料の名前は

教えて下さいませんでした。

 

一言

 

  「インドのものよ」

 

とおっしゃっただけでした。

 

その後亡くなられたので

とうとうその香の名前は判らないまま

 

今思うと肌に塗る香料だったのでは

と思います。(塗香・ずこう))

 

ほのかに香るとっても素敵な香り

いつかまた出会えるかもしれません。

 

平安時代

光源氏が人を引き寄せた香りは

衣に薫き染めた香りです。

衣香(えこう)または薫衣香(くのえこう)
と呼ばれています。

 

人を引き寄せる香りって

人それぞれですが

作れたら楽しいですね。

梅から桜へと季節は移りゆくのですが

 今月の薫物は梅の香りになぞらえた「梅花」

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

昨年は元号が平成から令和に

改められたことに関連して

藤原冬嗣(ふじわらふゆつぐ)の「梅花(ばいか)」でした。

   右下矢印 昨年の「梅花」

 

今年の「梅花」は昨年とは異なった

「梅花」の薫物をお作り頂きます。

 

 

 

 

紅梅の香りでしょうか?

それとも白梅?

 

平安時代の梅の香りも

令和時代の梅の香りも

それほどの違いはないでしょう。

 

 

 

 

千年の時を隔て平安のレシピが

薫物として蘇り

その香りを聞くことが出来るのです。

 

不思議なことですね。

 

残念ながら今月はお休みとなりますが

一人静かに聞くことといたします。

 

 

また薫物をお聞かせできるように

今回出現した姿の見えない生霊を

早く追い出さなければ・・・

 

姿が見えないのですから

入ってくることを抑えるのは

容易ではありませんね。

 

 

 

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雪に香りが・・・ 雪の花

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

なんて変化の激しいお天気なんでしょう晴れ雪雨晴れ

 

桜情報の次の日には

雪がチラついて驚きました。

 

一昨日ここ横浜にも

ほんの一時雪が降りました。

 

粉雪ではなく淡雪でしたので

すぐ溶けて消えていきました。

 

雪を観ながら

 

 

雨の降る前には雨の香りが

雪の降る前には雪の香りがするって言うけど

雪ってどんな香りなんでしょう?

 

取り留めもなく


そんなことを考えていました。

 

何年か前に

「瑞花(ずいか)」の薫物を作ったことがありました。

 

 

 

瑞花は豊年の兆しを示す花の意味で、
転じて雪の美称とされています。

 

豊年の兆しを示す花って?

具体的には

 

日本にあるとすると

 

稲の花でしょうか?

 

                画像はお借りしました 

「瑞」は

みずみずしい

めでたい

喜ばしい

 

このような意味を持っていますが

 

稲にも花が咲き実がなります。

(これがお米ですね)

当然のことと思って

普段は考えもしません。

 

夏は酷暑、冬は雪が降るほど寒い

寒暖の差があるほど

美味しいお米が収穫されています。

                   

今の日本の状態は

極寒の時

 

稲のように寒い時期を経て

収穫があるのかもしれません。

 

 

突然の雪は喜ばしいことの予兆

瑞花(雪)はこれから喜ばしい方向へ向く

兆しなのかもしれません。

 

そう思って

「瑞花」の薫物をもう一度

作り直して見ようかな

 

瑞花(雪)の香り

ウ~~ン

 

炊きたてのご飯の香りならね

よく分かるんですが爆  笑

 

そのイメージは膨らむばかりですが・・・

 

 

そんなことを考えながら

モロモロと降る雪を

しばらく観ていました。

 

直ぐに雪はやみました。