横浜の香り教室 平安の香りと親しむ平安朝香道 -80ページ目

横浜の香り教室 平安の香りと親しむ平安朝香道

東急電鉄日吉駅3分にある平安の香りを創り楽しむ教室です。平安時代、貴族や「源氏物語」の主人公光源氏がたしなんだ香り創りや楽しみ方をご紹介。(by平安朝香道 朝倉涼香)

●蜜柑と柚子と金柑と

 そして橘の花

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

 橘の香をなつかしみほととぎす         

        花散る里をたずねてぞとふ              

                                  

                                          源氏25才夏

 

          

みかんの花が満開になり

少しずつ散り始めてから10日ほどです。

 

 

 

 

 

 

何度かの雨で

今はすっかり散ってしまいました。

 

庭には4年前まで

柚子と蜜柑と金柑の木がありました。

 

5月になると

それぞれ

磁器を思わせる白い小さな花を

咲かせてくれていました。

 

柑橘系の花はどの花も似ていますね。

 

 

 

 

さて

 

 

どれが

 

 

蜜柑でしょう?

 

 

 

左から

 

  

 キンカン

 

      ミカン 

   

         ユズ

 

だったと記憶しています。

 

ずいぶんと前の画像ですので

名前を記載した画像を

見つけられませんでしたアセアセ

 

柚子の木はある年

考えられないほどの実をつけて

その後葉を落とし

枯れてしまいました。

 

残念なことでした。


柑橘系の全てのお花を調べた

わけではありませんが

柑橘系のお花は

どれも似ています。

 

香りは微妙に違うようですが

言葉で表現するには

とっても困難。

 

柑橘系と言えば

橘の花も同様です。

    

 

冒頭に記した和歌は

「源氏物語」の第11帖「花散里」で

光源氏が詠んだ歌です。

 

改めて

  

 橘の香をなつかしみほととぎす

    花散る里をたずねてぞとふ

 

光源氏が故桐壺院(源氏の父)の

後宮に仕えた麗景殿の女御を

訪ねた折に詠んだ歌です。

 

源氏は、桐壺院との過ぎし日を

懐かしく想い

源氏自身をほととぎすに託し

女御と歌を交わすのです。

 

 

古の橘の

かぐわしい香りに

誘われて

ほととぎすが

橘の花の散るこの里を

訪れたのですよ

 

 

この日

同じ邸に住み

頻繁に行き来する仲ではありませんが

麗景殿の女御の妹の

三の宮(花散里)を

久しぶりに訪れるのでした。

 

女性関係や勢力争いに

思い煩う源氏には

心安らぐ姉妹だったのです。

 

花橘の香りに誘われるのですから

橘の香りは平安人に

とても重要な香りなのですね。

 

花橘のお話はまだまだ

 

またお話しいたしましょう。

 

今日はこの辺で・・・

 

●香を合わせるはちみつでジャム作り

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

平安朝香道では

 

平安時代に著わされた書物を元に

薫物(現在の練香)を作り

またオリジナルの薫物を創作して

その薫香を聞いております。

 

 

薫物(たきもの)って?

    様々な香材を粉にし

  甘葛(あまづら)や蜂蜜・炭の粉などで

     練り合わせ丸薬状に固めた物。

 

 

 

いろいろな香材料を調合して

薫物は完成しますが

丸薬のように一つにまとめるためには

つなぎが必要となります。

 

例えばお料理の時

挽き肉や粉類は

それだけではポロポロと崩れて

まとめることが出来ません。

つなぎは挽き肉や粉類を

まとめる役割をするのです。

 

ハンバーグの形にするには

つなぎとして卵やパン粉を使いますが

それと同じことなのです。

 

 

薫物を作るには平安朝香道では

つなぎとして蜂蜜を使います。

 

今日は薫物を作るのではなく

香作りに重要な  

 はちみつを使って

  イチゴジャムを作りました。

 

苺もそろそろ店頭から姿を消します。

 

その前に

久しぶりに蜂蜜を使って

イチゴジャムを作ってみました。

 

とても小粒な苺です

 

 

 

 

はちみつは百花蜜を使いました。

ミツバチがいろいろなお花から集めたハチミツです

癖もなく使いやすいハチミツです。

お値段もお手頃!

 

 

作り方はいたって簡単

 

①イチゴ1パック(280g)洗ってヘタを取ります

②水をよく切ってからイチゴを鍋に入れます

③イチゴの3分の1位(約90g)のハチミツを入れ

 浸透するのを待ちます。20分~30分

 

 

 

 

④レモンを搾って大さじ1を鍋に入れ

 火にかけコトコトと煮ます。

 酸っぱいのがお好きな方は多めに

 私は半分入れました。

 

 

⑤アクをすくいながら粘りが出たら

 お好みの固さで出来上がり。

⑥熱湯消毒した広口ビンに入れて

 早めにお召し上がりください。

 

 

お子さまには安心安全が一番です。

何より母親の手作りですから

愛情もたっぷりピンクハート

 

とっても早くできます。

私は夕飯を作りながらジャムを作りました。

 

不器用な私にだって出来るのですから

とっても簡単ニコニコ

 

少なめに作ったので直ぐに

無くなってしまいました。

 

もっと早くイチゴジャムを作りたい方は

レンジでどうぞ

作り方はハチミツのブログだった頃の

「はちみつ母さん」の記事より

右下矢印

はちみつを使って苺ジャムを電子レンジで作りました

 

 

薫物を作るときに使う蜂蜜の種類

ではありませんが

 

薫物作りと蜂蜜は

とっても深い関係なのです。

 

平安時代も蜂蜜が使われていました。

 

●自然の香りを尊重し、最も自然に近い香りに想いを!

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

皆様いかがお過ごしでしたか?

例年とは全く違った

ゴールデンウィークを過ごされたことでしょう。

 

5月は

日本の四季の中で

とても過ごし易く

美しい季節です。

 

夏へと移り変わる今

緑が色濃く増し

百花繚乱の季節。

 

入梅前のほんの一時

心地よく過ごしたいものです。

 

庭に出ると

どこからともなく香るのはご近所の

羽衣ジャスミンです。

以前は我が家にも咲いていましたが

いつの間にか姿を消してしまいました。

 

 

                     以前咲いていたハゴロモジャスミン

 

4月の終わりから5月にかけて

我が家の庭でも

初夏の植物達が花開き始めました。

 

愛らしいピンクのカワラ撫子

 

 

 

なかなか大きくならないベニサラサドウダンツツジ

 

 

すっかり忘れていたアヤメ

 

 

そしてこれから次々とほころび始めるバラの花

 

                         ブルー・ムーン

 

何よりも良い香りを庭中に漂わせているのは

蜜柑の花でした。

 

 

創作された香りはそれぞれ

素晴らしいものですが

やはり自然の香りには勝てません。

 

5月の爽やかな風に乗って

真っ白な小さき花たちが

甘酸っぱい優しさをまとって

庭中を駆けまわっているようです。

 

とても心が軽くなって

とても身体が軽くなって

 

   Let's dance together  

 

踊り疲れて蜜柑の花も

白い衣装を脱ぎ始めています。

 

日本中駆け回れる日は

いつになるでしょうか?

いつまでも籠の中には

いたくありません。

 

が

 

やはり今いる場所にしばらくいましょう

 

自然はいつも想定外の力で挑んできます

波雷雨台風オバケ

 

私たちは未知のウイルスを封じ込められるか?

私たち一人一人の意気込みが

とても大切なのだと感じる1カ月です。

 

そんな日々の中で

心安らぐ薫物を聞き

 

  もっと!

      もっと!!

 

と薫物に思いを巡らせています

 

 

 

いつの日かお会いできれば

この場所で

右下矢印

お稽古場

東急東横線日吉駅下車徒歩3分

詳しくはお問い合わせ下さい。

 

※こちらからどうぞ。

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ダウン

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●香りでウイルスをからめ捕れたらいいのに!

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

世界中が

新型コロナウイルスの猛威に

手をこまねいています。

 

最寄り駅近くから感染者が出てから

身近に迫っている新型コロナウイルスが

なお一層怖くなりました。

 

 

                            今が満開の伊吹麝香草

日毎の感染者数を気にして

家族だけで過ごそうと

こもり生活です。

 

東京も横浜も当分

安心できない生活が続きそうです。

 

心身ともにこの束縛から

早く解放されたいものです。

 

その日を信じて今は我慢、我慢。

極力外出しないことが基本なのですから

仕方のないこと。

 

終息することはなく

常にウイルスと共存しければなりません。

安心できる収束まで1年から2年

だそうですから・・・

 

予防薬が早く出来ますように!

治療薬に効き目がありますように!

 

 

長い長い戦いになりそうです。

 

今、出来ること

 

先ずは家中のお片づけ。

 

私の机の上に

溜まっている書類を

整理。

(これが一番出来ていません)

 

 

家族だけでなく

自分自身が感染しないとも限りません。

 

空いている部屋に

感染者を隔離できるように

不必要な物を整理。

 

 

次はガーデニング。

暖かくなると直ぐにアブラムシの被害を受ける

バラのお世話や蔓植物の誘引。

そして雑草取り。

 

 

最後になってしまいますが

毎日どこかで

ホッと一息ついたところで

和室にこもって香料や薫物との会話です。

 

 

 

 

沈香が少なくなってきてるかしら・・・

沈香ってそのままでは香らないけど

熱を加えるといい香り~

 

 

       好きな香りって

    とっても心が安らぐのよね~

 

 

  人を引きつける香りってあるのよね~

 

 

       焦げた香りは

   濡れたタオルを振り回すと取れるって?

 

 

   ウイルスをからめ捕る香りって

   ないかしら?

 

 

などと取り留めもなく考えているのです。

 

今、医療従事者や介護従事者

必要不可欠のお仕事に従事していられる方々は

大変な思いで動いていらっしゃいます。

 

私に出来ることは

 

買い物も一週間に1回を心がけて

動かないこと以外にありません。

 

5月にはどうか収束できますように!

 

●平安時代のフレグランスは?

 一人お稽古は「梅花(ばいか)」でした

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

今月のお稽古は4週目にあるはずでしたが

新型コロナウィルスで

緊急事態宣言が発令されたため

お休みとなりました。

 

17日には

全国に緊急事態宣言が発せられました。

 

この未曾有の出来事を

何とか乗り切り

早くいつもの日常を取り戻したいものです。

 

 

お教室を使ってお稽古できませんので

生徒さんには

それぞれ先月とは違った

「梅花」を作っていただいて

ご自分で奏香して下さるようにいたしました。

 

「梅花」とはバイカと読ませ

梅の花の香りを写した 薫物(たきもの)です。

 

「薫物(たきもの)」には

「六種の薫物・むくさのたきもの)」

と呼ばれる

季節ごとに焚かれる

六つの薫物があります。

 

平安朝香道では

 

春には「梅花」

 

 

 

 

夏には「荷葉(かよう)」

 

 

 

 

秋には「菊香(きっか)」や「侍従(じじゅう)」

 

 

 

 

晩秋または冬には「落葉(らくよう)」

 

 

 

冬または儀式には「黒方(くろぼう)」

 

 

 

この六種を平安時代の方(レシピ)を元に

香を合わせ薫物を作ります。

 

その薫物を平安朝香道の薫法(ルール)に従い

香りを聞いていただいております。

 

香道では

香りを嗅ぐことを

「香りを聞く」

と表現し

「聞香(もんこう)」と呼んでおります。

 

 

聞香(もんこう)は、ただ香りを楽しむだけでなく

空間に漂う薫香に包まれ

身にまとうことで心身が落ち着き

ゆったりとした気持ちに導かれます。

 

4月は3月と同様「梅花」でした。

 

「梅花」でも香の創作者により

香りも違ってくるのです。

 

 

 

2カ月続けてその違いを

聞いていただきました。

 


万葉の昔から人々が愛でた

白梅でしょうか?

 

それとも太宰府の

貴人の館に花開いた紅梅でしょうか?

 

「梅の香り」

と一言では表現できない違いを

聞き比べていただきました。

 

梅の花にも個性があるように

梅の香りにも違いがあります。

 

万葉の時代には

そして平安の時代には

どのような香りが好まれたのでしょう。

 

平安時代のレシピを元に

オリジナル梅花が出来れば

とても楽しいことです。

 

悠久の時を超えて

平安の香りを作ることが出来るのです。

 

 

ルームフレグランスとしても

お召し物や小物に

香りを焚き染めて頂いても

楽しんでいただけます。

 

「この香り何?」

 

こう聞かれたら

 

「平安時代のフレグランスで梅花。

梅の香りの空薫物(そらだきもの)よ」

 

そうお答え下さい。

 

 

横浜は夕方から青空が見えてきました。

 

全てのことが

明るい方へ向かいますように晴れ