横浜の香り教室 平安の香りと親しむ平安朝香道 -66ページ目

横浜の香り教室 平安の香りと親しむ平安朝香道

東急電鉄日吉駅3分にある平安の香りを創り楽しむ教室です。平安時代、貴族や「源氏物語」の主人公光源氏がたしなんだ香り創りや楽しみ方をご紹介。(by平安朝香道 朝倉涼香)

巣立ちです

 とても嬉しく少し寂しい

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

十五夜はとても美しい夜空でした

 

笛の音が外に鳴り響いてはいけませんから

窓越しの名月に向かって

薫物を燻らせ

美しい月を愛でる曲を吹きました。

名手なら良いのですが・・・

 

 

昨日は

金木犀の花がほころび始めていました。

 

まだ蕾が多いのですが

庭に出ると、金木犀の香りがしてきます。

 

 

 

 

 

ここのところ

夜になると鳩が気になっています。

 

一昨日の夕方見たときには二羽とも紅葉の木に

いなかったようです。

 

昨日の朝、気になっていたので捜してみました

 

 

10月2日

 

 

 

巣の上に一羽だけ

 

もう一羽はどこ?

 

 

なんと

 

紅葉の枝に

 

 

 

 

 

しっかりとつかまっています

 

 

こちらが先に産まれた鳩さんですね~

 

 

その後

 

 

 

仲良く巣に座っていました

 

 

 

夕方外出から帰ると

巣は空っぽガーン

 

 

とうとう巣立って行ったのかしら?

 

         と

 

思ったら枯れ葉を踏む音が・・・

 

 

 

 

二羽仲良くお散歩でした

 

 

 

 

恐る恐るのようですが

 

もう大丈夫そうです

 

 

 

 

10月3日

 

今朝はカラスの声と

鳩の鳴き声が聞こえたので

心配で巣を覗くと

 

二羽が草取りが終わっていない庭を

お散歩していました

 

 

 

 

 

私が近づくと

 

 

雨樋の上に逃げていきました

私がいては下りてこられないと思い

家に入りました。

 

 

その後時間が経ってから

 

 

  クッククー

      クッククー

 

と親鳩と思われる鳴き声が

しばらく聞こえていました。

 

カラスの声もしていたので

とても心配でした。

 

その後巣を覗くと

巣は空で庭のどこにも見当たりませんでした。

 

 

とうとう巣立ったのでしょう。

元気で飛んで行けたら良いのですが・・・

 

巣立ってしまうと

 

嬉しくもあり

寂しくもあり

 

1カ月ほど見守っていたので

複雑な気持ちです。

 

鳩は帰巣本能があるそうですから

また戻って来るかもしれません。

 

 

 

鳩は平和の使いとされていますが

近年はとても邪魔者扱いされています。

 

ベランダに巣を作ったり

たくさん増えて糞害があったり

健康に害を及ぼすとして

嫌われ者になってしまいました。

 

 

幸い庭の樹木だったので助かったのですが

もしもベランダに巣を作られたのなら

見守ることは出来なかったでしょう。

 

 

鳩の卵や雛を移動させたり

勝手に処分すると鳥獣保護法により

罰則がありますのでくれぐれもお気をつけ下さい。

 

迷惑なことですが

元は人間が居場所を奪ったわけですから

共存の仕方も考えなければ・・・

 

いつの間にか鳩が絶滅危惧種になっていた

などということもあり得ることです。

メダカだって今では珍しいのですものね。

 

今回

鳩の巣立ちは私に様々なことを教えてくれました。

人間の巣立ちも親はとても心配しますもの。

 

おつき合いありがとうございました。ニコニコ

 

一件落着

 

さぁ

今月の課題に向けて

薫物作りを考えなければなりません。

 

 

お花を飾り香を焚いて

 今日は十五夜です

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

雨模様で始まった十月

 

九月は鳩の巣作りから目を離せませんでした。

 

今朝は親鳩が来て

飛ぶ練習をしているようでした。

 

 

今日から十月です

今夜は十五夜ですので

夜になって晴れていれば

中秋の名月が見られます

 

 

 

 

      どうか 

            晴れますように 満月キラキラ

 

平安時代のように

晴れたら薫物を燻らし

歌を詠み

管弦を鳴らし

月見の宴を開きましょうか

 

 

 

 

弦は無理ですが

管なら大丈夫

 

上手とはいえませんが

一応音が出ますので・・・

 

月を見ながら龍笛を吹くことにいたしましょう

 

 

龍笛の宗師 (初代平安朝香道宗師)が

源博雅(みなもとのひろまさ)のために作曲された

「弄月・ろうげつ」が好きですから

 

   源博雅   平安中期の雅楽家・「陰陽師」では

            安倍晴明の友人として登場

 

それを吹きましょう

 

 

 

我が家のニャン子は

龍笛の音が聞こえると

一目散に姿を消してしまうのです。

 

腕前がおわかりでしょう?

 

でも猫は高い音が嫌いですから

上手でも下手でも

逃げていくのですびっくり

 

 

 

もう大丈夫!

 飛べるようになるまであと少し

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

秋の日の心地よい風が

庭を駆け抜けていきます

 

ではなく

 

今日は

 

秋の日の心地よい風が

二羽の紅葉の上を駆け抜けていきます

 

 

なのです

 

 

卵から孵った二羽の鳩が

巣の上で心地よさそうにしているのです

 

 

鳩の夫婦が剪定した枝を盛んに集めていたのが

8月の終わりだったでしょうか?

 

誰が近づいても逃げることなく

枝を拾っていました。

 

暑い日が続いていたころです

 

 

気がついたときには

 

鳩が卵を産んで巣から動かなくなっていました

9月9日のことです

 

 

 

 

きっと卵を温めていたのでしょう

 

鳩は雄と雌で交代で抱卵するそうです。

 

何日かそのような日が続きました。

 

 

9月19日

 

気付いたときには

可愛いヒナが座っていました

まぁ~るいおめめがとても可愛らしいキラキラ

 

 

 

二日遅れた

9月21日

 

      ええっ!?

 

 

また1羽、孵っていました

まだ目がはっきりしていません

 

 

9月25日

 

  えっ?

      ええっ?

 

  こんなに大きくなって!!

 なんて成長が早いのでしょう!

 

 

 

 

9月28日

 

 

 

 

 

 

 

 

撮っていたら突然睨まれました

 

警戒したのでしょうね

 

 

 

 

 

 

横から見ると立派な大人です

 

 

 

 

 

 

 

巣立つ日も、もう直ぐなのでしょう

 

もうしばらく見守っています。

彼岸花が咲いて

 少しずつ秋の香りがしています

 

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

今年は例年に比べ

彼岸花の咲く時期が遅れています。

 

 

 

 

いつもならお彼岸には満開を通り越して

そろそろ咲き終わりなのですが

 

今やっと庭のあちこちで

目に留まるようになりました

 

 

 

 

毎年どこからともなく

突然茎が伸びてきて

 

「ここに咲いてたかしら?」

 

突然思わぬ場所から顔を出します

何もしないのに毎年花を見ることができるのです

 

白花や黄花もあったのですが・・・

これからでしょうか?

 

 

やっと秋ですね~

待ちに待った秋

 

今月の課題の「侍従」を焚いて

 

薫物を焚かなくとも

思いっきり秋の香りが愉しめる季節になりました。

 

もう暑くてたまらない日々は

たくさんです。

 

今日はちょっと陽射しが暑かったですね

 

鳩さんも雨風に耐えて元気にしています

 

そろそろ巣立ちでしょうか?

 

とても大きく成長しています

次回ご報告いたします

 

 

●香を聞くのもそこそこ

 無事に巣立つことを祈ります

 

 

 

今週はお稽古の週ですので

今月の香の「侍従」を聞いたり

以前の香を聞いたり

散らばったノートを整理したりしています。

 

窓からはまだ少々早いのに

冷たい秋風が簾を揺らしています。

 

 

                  北鎌倉 

 

 

簾を揺らすといえば

このような歌が思い起こされます。

 

 

君待跡 吾戀居者 

   我屋戸乃 簾令動 秋之風吹

          額田王(ぬかたのおおきみ)

 

  君待つと我(あ)が恋ひをれば

     我が宿の簾動かし秋の風吹く 

             「万葉集」第四巻

                      第八巻に重複

 

あなたを待って恋しく思っていると

秋の風が吹いて御簾が揺れています

もしかしたらあなたがいらしたのかしら?

 

とこのような解釈でしょうか?

 

 

秋の風が吹くともの悲しく

恋をしていれば

きっと胸が苦しくなるでしょう

 

 

我が家の外付けの簾が

秋風に揺れています。

 

が恋しい人が訪れるわけもなく

簾の向こうに少々心配なことが・・・

 

 

簾を通してその向こうには

紅葉の葉を傘にして

鳩の巣が見えるのです

 

 

 

卵から孵っているので

巣にはたぶん二羽

 

毎日心配でなりません

 

朝早くカラスが鳴いていると

ヒナをさらいに来たのではないか

とか

風と雨で大丈夫?

とか

 

親鳩と思われる鳩も朝と夕方に

鳴いているので

大丈夫とは思うのですが。

 

早く何事もなく巣立ってほしいものです

 

今にも落ちそうな巣なので

気が気ではありません

 

このところ鳩が気になって・・・

 

香を聞いていても

とても落ち着かないのです。