横浜の香り教室 平安の香りと親しむ平安朝香道 -65ページ目

横浜の香り教室 平安の香りと親しむ平安朝香道

東急電鉄日吉駅3分にある平安の香りを創り楽しむ教室です。平安時代、貴族や「源氏物語」の主人公光源氏がたしなんだ香り創りや楽しみ方をご紹介。(by平安朝香道 朝倉涼香)

●桃の節句の桃の花の香りは?

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

雛祭りも過ぎてしまいましたね

 

 

 

 

我が家では

家族が週末に雛観賞に集まる予定です

3月3日が休日ではなかったので遅れてしまいました。

 

毎年娘に叱られています

 

「お雛さまは早くしまわないと婚期が遅れる!」

 

だそうです。

 

「もう結婚したからいいでしょ?」

 

と私

 

「私ではありません。私の娘」

 

と娘

 

「そこまで面倒見られません!」 

 

 

娘二人はお雛さまを実家に置いたまま

毎年私が準備して片づけて

 

仕舞いっぱなしでは可哀想ですから

大事を承知で繰り返しています。

 

 

娘が小さかったころは皆でお雛さまを出して

また片づけて

けっこう愉しんでいました。

 

ひな人形の出し入れって

けっこう体力が必要です。

いつまでやれるかしら?

 

 

これは私のお雛さま  山口県の大内雛です

何十年も前に父がお土産に買ってきたものです

片隅に飾っています。

 

 

 

ところで

雛祭りには桃の花を飾りますよね。

桃の花は邪気を祓うとされていたので

桃の花を飾るようになったそうです。

 

今では雛祭りといえば桃の節句

桃の節句といえば雛祭り

ですよね。

 

 

小さなお花と

優しい色をした桃の花

きっと香りも素敵なんでしょうねドキドキ

 

 

残念ながら期待は裏切られ、香りはしません

あえていえば微かに菜の花のような・・・

 

香りはないといえそうです。

 

 

鑑賞用の桃の花は花桃といって

香りはないのだそうです。

 

桃の果実の香りを想像しそうですが

鑑賞用の桃の花は香りがありません。

 

甘い果実のできる桃の花は

実桃と言って香りがするそうです。

可愛らしさが揃った桃の花ですから

どうせなら可愛らしい香りがしてほしかったのに~

 

 

その代わりに今月のお稽古の課題の

「梅花」を焚きました。

 

 

日ごとに春の香りが増しています

 

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

 

 

 

 

今にも雪がチラつきそうな一月の初旬

 

 

 

 

一番最初に咲いたのが水仙の花でした

一言で表わすと「静謐」

その言葉がとても相応しいと思う

水仙の香りです。

 

今も咲き続けています。

 

 

2月の始め

枯れ草の中から

いつの間にか花芽を覗かせた

蕗の薹

春を告げる山菜ですね。

 

このころから段々日が長くなってきました

何となく春が近いことを最初に感じる時です。

 

 

 

チューリップの芽だなんて

思っていたのは

 

 

 

ヒヤシンスの芽でした

 

とても良い香りがしています

水仙とはまた違った

少し華やかさが加わった清々しい香り

 

 

春ですね~

やっと春です

 

 

少し遅い剪定になってしまいましたが

毎年伸びるのをそのままにしてはおけないので

暖かな陽射しの日を選んで

金木犀を切りました。

 

 

 

 

 

金柑の枝も切りました。

通路に張り出し

傍を通るときに

トゲが当たりそうなのです。

 

秋に咲いた花は除かなければいけないそうですが

そのままにしておいたので実がなっています

 

 

 

 

金木犀の枝だったと思いますが

切る時にとても良い香りがしました。

良い香りがするのは

お花だけではないのですねラブラブ

 

 

沈丁花がそろそろ咲き始めています。

 

庭に出ると日ごとに春の香りが増していくのが

はっきりと分かる今日この頃です。

 

 

 

来週には、緊急事態宣言も解除されそうですし

改めて身を引き締め行動しなくては

 

元の木阿弥にならないように!

香りづくりの要は沈香(じんこう)

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

 

 

 

春を通り越して初夏の陽気となりました

過ごしやすい日が続いて

気分も開放的になりますね。

 

このまま春へ突入

と言うわけには行かないと思いますが

とてもありがたいことです。

 

 

和室での作業もはかどります。

やはり作業するには

ポカポカのお部屋の方が気持ちいい~

 

お稽古のお休みを利用して

香材料の整理、整頓をしています

 

 

平安朝香道で基本となる香材は

何といっても沈水香(じんすいこう・沈香)です。

 

沈香がなければ

薫物を作ることが出来きないのです

使用料は全体の3割~5割が沈香です

 

とっても大切な香材料なのです。

 

 

沈香ってどのようなもの?

 

「日本書紀」によると

推古3年(595年)の夏に

香木が淡路島に流れ着き

発見した島人が火にくべると

芳香が立ち上りました。

その香木を帝に献上しました。

 

「聖徳太子伝略」には

聖徳太子がその香木を沈水香木だと

判断しました。

 

日本における沈香の最も古い記録です。

 

仏教伝来(538年)のころには

渡来していたかもしれませんが。

 

 

 

 

淡路島に漂着した香木と同じ

沈水香木

この木から採取した香料が

沈香と呼ばれます。

 

沈香は日本には存在しないものです

日本で採取できれば苦労はしないのです。

 

ベトナムやインドネシア、タイなど

東南アジアの限られた場所で生育する樹木です。

 

ジンチョウゲ科の常緑高木(10~30m)

想像を超える高木ですね。

 

その木に何らかの理由で傷がつき

その傷を補修しようとする樹液と真菌とが

長い年月の間に作用し合い

老木または倒木となり、年代を経て

芳香物質が生まれます。

それが沈水香木です。

 

30年以上50年経たなければ

芳香を認められないとなると

気の遠くなるお話です。

 

 

その高木は水に沈みます

普通の木なら水に浮くはずですよね。

 

水に沈むので沈水香木と呼ばれるのです。

 

様々な条件が重なって

奇跡的に出来るとても貴重なものなのです。

 

しかも場所や様々な条件によって

沈香の香りが違ってくるわけです。

 

 

 

沈香の中でも最上の香りといわれ

希少な香が伽羅(きゃら)と呼ばれていました。

現在は成分の違いで

沈香と伽羅は区別しています。

 

沈香の類ではあるけれど

伽羅は特別扱いです。

量的にも金額的にも

手の届く香ではなくなっています。

 

 

沈香についても年々希少性が増しています。

沈香の人工栽培も試みられ

一部では使用しているそうです。

 

 

 

将来は当道でも

人工の沈香を使う日が来るかもしれません。

それも仕方ないことと考える日々です。

 

その時代時代に対応するように

薫物を作っていかなければなりません。

 

沈香がなければ

薫物は作れないのですから・・・

 

 

日本に沈香と代わる物はないのかしら?

 

ないのでしょうね

あれば使用しているはずです。

 

でもまだ誰も知らない山奥にひっそりと

誰にも発見されずに

芳香を溜めて佇んでいるかもしれません。

 

 

 

香材料を出し入れしながら

つらつらと思うことをしたためました。

 

 

は~るよ来いルンルン 春の香りがしています

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

 

真冬のようだと震えていると

次の日には春が来たような陽気だったり

とても寒暖の差が激しくなっています。

 

 

 

 

 

紅葉の木から巣立った鳩さん?

巣立った鳩か確かめることは出来ませんが

また巣作りを始めそうです。

 

庭を歩き回って

枝をくわえています

 

 

でもどこに巣を作るの?

紅葉は丸坊主で葉っぱがありません

 

 

金木犀の木には

毎日ヒヨドリがやって来て

とっても危険

 

 

鳩は1年中巣作りをするのだとか

冬の我が家の庭では

無理だと思いますが・・・

 

まだまだ寒いのに

 

 クッククー

     クッククー

 

と鳴いていると

春が来たような気がします

 

 

 

 

 

これはチューリップではありませんでしたが

日ごとに伸びています。

 

 

 

 

 

紅葉の葉に埋もれて、その下には

フキノトオが

 

 

 

 

 

 

 

 

いつの間にか

あちらこちらに芽を出しています

 

 

寒いと思っていても

季節は移り変わり

少しずつ春の香りがしているのです。

 

早く本当の春が来るといいですね。

 

 

は~るよ来い!

    は~やく来い!

 

今月のお稽古は「源氏合わせ」で

 「花散里 はなちるさと」です

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

 

 

2月のお稽古は年に3回行う「源氏合わせ」です

今回は「花散里(はなちるさと)」

 

 

「源氏合わせ」って?

平安朝香道では、入門から1年経つと

「物合わせ」の一つの「薫物合わせ」

として「源氏物語」の一帖から始まって帖ごとの香を

独自に創作して頂いております。

これを「源氏合わせ」と名付け

1年に3回行っております。

 

 

源氏の君は

亡き桐壺院の女御の

麗景殿女御(れいけいでんのにょうご)

とその妹君(花散里 はなちるさと)

の邸を訪れます。

 

政局や女性関係に思い煩う日々を

忘れさせてくれる姉妹

 

花散里は源氏にとって

ホッとする相手だったようです。

 

 

この帖を読まれて薫物(たきもの)を

作っていただきます。

 

源氏の思いや

花散里のイメージ

季節感や情景など

 

ご自分が薫物に表現したいものを

お選びになって創作していただきます。

 

 

「源氏合わせは」

2月は27日(土)1時半を予定しておりましたが

新型コロナウイルスによる

非常事態宣言の延長により

「源氏合わせ」「花散里」は6月に延期といたしました

題材としては季節的に丁度良いかもしれません。

 

 

身近で感染が聞かれるようになり

皆様の安全が第一と考え

今回も中止といたしました。

 

 

お休みの間の2月中生徒さんには

過去にご自身で作られた春の香を

聞いていただくことといたしました。

 

 

本当に残念なことですが

やむを得ないことと受け止めております。

 

 

早く日本中、世界中を飛び周りたいですね。

 

奈良や京都に以前のように出かけたいと

切に思っております。

 

 

来月には

なんとしてもお稽古を行いたい

と願っております

 

皆様それまで

どうか安全にお過ごし下さいませ。