仕事でもプライベートでも大切にしていることの一つに遊び心があります。

私的にはユーモアに近いかな。

 

これはもう年々、歳を重ねるほどに

意識しているとかじゃなくて

息するような感覚でやっている感じでもあります。

 

あ、単に私が子ども化しているだけかもてへぺろ

 

歳を重ねていくごとに、日常の私が

どんどん子ども化現象を起こしているのですよ・・・笑い泣き

家族から 「家の中でオリジナルの歌を歌って踊っては控えめに~」

と日々言われてます。たはっゲラゲラ

 

対人援助職の方々に、遊び心は大切な要素じゃないかなぁ

と常々思っています。

相手のことも、自分のことも正しい形で守れるから。

 

誰かを援助していくお仕事では

人と人が関わっていくことなので

相手の気持ち、自分の気持ち

状況、状態・・・

一対一の場合から

一対複数の場合も

その中でスムーズに物事が進まないことが起きたり

周囲との気持ち、状況、状態にズレが生じたり

何かしらのネガティブなことが多々起きます。

 

そのような時に

遊び心が作動すると

一見ネガティブな出来事をポジティブに転換出来ると思うのです。

 

例えば

保育のお仕事の中であるある話。

梅雨時期の今時ですと

園庭やお散歩に出ようと準備しているときに

突然雨が降ってくることがあります。

 

園庭などお外に行けることは子どもたちにとって

テンション上がることの一つ。

しかし、土砂降りの雨で行けない。

 

これをどう捉えるのか。

そして、どう子どもたちに言葉がけするのか。

 

「あ~雨降ってきちゃった。お外行けないね。部屋に戻ろう」

と言って子どもたちを部屋に戻していくのか。

 

「わぁぁ!見てーー!雨ーー!!すごい降ってるねー」

と言いながら、雨に興味をもった子どもたちと一緒に

軒下で雨を感じる遊びに転換させていくのか。

 

 (「興味を持った」がポイントです。

  興味を持たなくてもOKなのです。

  心が動いた時がその子どもにとって

  体験することのタイミングなので)

 

雨足が大丈夫で

年齢や成長発達、興味関心などの条件が合うなら

雨がっぱを着て園庭に出て雨を感じるのもOKだと思うのです。

 

 (もちろん、保育は安全、安心が大前提。

  保育士が危険予測、安全管理を充分に整えた上で

  行うことが絶対条件)

 

これは、私の個人的な考えですが

デジタル化がこれだけ進んでいる環境に

身を置いている子どもたちだからこそ

自然を経験する・体験する機会を

たくさん、たくさん持って欲しいと思うのです。

 

 

この例は自然経験の話でしたが

もちろん、気持ちや感情のケースなどもありますよね。

 

 

遊び心。

大人がもっともっと柔らか頭で

子どもと一緒に体験して

子どもの喜怒哀楽に一緒に寄り添う。

 

子どもに関わる実践家として

私が出来る形を模索していきたいな、と思いながら

今日も、自宅でオリジナル鼻歌を歌いながら尻ふって

家族を泣き笑い笑い泣きさせております。

前回の記事で

子どもの心が動く話を書きました。

 

今回も心が動くをテーマに

書き進めていきたいと思います。

あ、今回の記事は、ほぼ自分(私)の話(笑)

なので、途中で すっ飛ばしても良かですよぉ( *´艸`)

 

エンタメを生業にしていた経歴を持っている私は

元々小学生の頃から、学校で開催される

観劇会演劇とかを見たりするのが大好きで。

それが開催される日だけは、

学校行くのが、めちゃんこ楽しみでした(笑)

 

今振り返ると、勉強、運動、その他のほとんどの事に

心が動かなかった私が、お芝居や人形劇、音楽家の演奏には

心がぐわんぐわん揺さぶられ

身長がちびっ子でいつも整列が一番前か二番目だったことを

この時だけは、心底嬉しかったことを思い出します。

(座席順が身長順だったから、ステージがよく見えた口笛

 

「引っ込み思案  おとなしい  あ、居たんだね。」

 

と、存在が薄かった子ども時代。

だけど、心の奥底では、

人前に立つことやりたい

舞台に立ってみたい

なんて、思っていたものでした。

(行動に移す勇気は全く無い性格でしたねぇ・・・しみじみ)

 

その辺の強い気持ちと観劇の経験が

後のエンタメを生業にすることになる人生へと繋がっているのかも。

 

で、現在はすっかりエンタメは引退して保育のお仕事をしています。

(どちらのお仕事も共通しているのは

 子どもに関わることがしたい、という思いです)

 

自分が出演する側は、やり切った感もあって未練はなくて。

(保育中、過剰な?顔芸ニヤニヤとか、リアクションがデカいびっくりとか、

 保育士としては異端な経歴なんで色々とダダ漏れしてますけどね爆  笑

 

エンタメを見たり、触れたりすることは

今でも心が物凄く動くのです。

 

最近不意打ちで心が動いて鷲掴みされたことがありまして。

先日、音楽番組を見ていたら

ダンスパフォーマンスグループ 「s**t kingz」さんの

パフォーマンスをたまたま見て。

踊ってみた、という企画でアニソンの曲で踊ってらして。

楽曲がドラゴンボールの主題歌で。

(氷川きよしさんの曲)

 

  余談ですけれど、昨年末の紅白でこの曲をたまたま見て。

  ビジュアル系な装いと

  見ている人をどこまでも楽しませる盛りだくさんなショー構成と

  コミカルな歌詞をめちゃんこ凄い歌唱力で歌いきっている

  氷川さんの凄さに度肝を抜かれた記憶が。

 

で、s**t kingzさんが、その曲でダンスしてらして。

音一つ一つに動きを当てているんじゃなかろうかと思うくらい

振りがめちゃくちゃたくさんあって、しかも早くて

4人のフォーメーションも目まぐるしく変わり続けて。

(私はダンス素人なもんで、

 あの動きの凄さを文章で表現する仕方が分からない・・・くそーえーん

 

この時点でも、すごー!、すごー!びっくりびっくりびっくり

と目が覚めるような展開なのに

時折、コミカルな振りが散りばめられていて

もうね、私の心、掴まれまくりの踊りまくり(笑)

 

確かな技術と豊富な経験

そして心意気が本物なパフォーマーさんが繰り広げる

コミカルやコメディはね、もうね、ヤバイもん爆  笑

そういう構成のエンタメは、めちゃんこ好み爆  笑ラブ

 

 生きる中でも本物のコメディやユーモア

 (人を傷つけない本当のユーモア)はとても大切だと思うなぁ。

 

踊っているメンバーの皆さんが

「楽しいーーーーー!」

って心の奥底から思って踊っているのだろうなぁ、きっと。

って、見ていて感じて(そういうパフォーマンス大好き)

気が付けば、テレビの前で正座して見てました照れ

 

何歳になっても、自分の心が動くものを

見たり、聞いたり、体験したりしていたいなぁ~キラキラ

と、あらためて思った出来事でした。

 

うんうん。

子どもに関わるお仕事をしているから特にね。

 

子どもの集中力は短いと言われています。

まっさらな状態で生まれて

見るもの聞くもの触るもの匂い味わい・・・

特に乳児期の子どもたち(0歳、1歳、2歳)

全部この世で初めての体験。

 

五感をフル活用で体験していくので

これはなに?

あれはどんなもの?

見て

近づいて

触れて

口にいれて(舐めて)確かめたり

 

気になるものは片っ端から体験したいスイッチを持っているので

大人からすると集中力が短かく見えたり

直ぐ飽きるなぁ~と感じたりするかもしれません。

それだけ、「初めて」は刺激がいっぱいなのです。

 

ですが、時に物凄い集中力を発揮して何十分も

いえ、一時間くらい同じ遊びをする場面がたくさんあります。

それは幼児さんだけでは無くて

1歳数か月~2歳数か月の子どもさんでもです。

 

遊びの中に感触遊びというものがあります。

小麦粉粘土、片栗粉粘土

寒天、春雨、氷、水、わかめ・・・

様々な素材を触る遊び。

 

どの素材にハマるかは

子どもそれぞれで、とても面白いのです。

 

いきなり、ぐわしっと掴む子ども

指でツンツンして慎重に確かめる子ども

大人(保育士)が触っているのを見てから安心して触れる子ども

遠くからジーっと見ている子ども

触るのが怖くて、ふぇぇ・・・と涙ポロリな子ども

 (うんうん、初めて見る物は不安だもんねぇ。わかるよぉ~(*・ω・))

 

どんな反応でも、それがその子どものファーストコンタクト。

始まりの反応がどのようなものでも

触れているうちに(触れる回数、日数を重ねていくうちに)

子どもの心が動く瞬間があります。

 

そう、ハマる瞬間。

 

そうなると、驚くほどの集中力でその素材をずっと、ずーっと触り

空の容器やスプーンなどを置いておくと

入れたり、出したり、すくったり、こぼしたり、混ぜたり、床に落としてみたり、、、、

心が動くままに思いつく限りを試して体験していきます。

 

でね、子どもの心が動くと

真剣な表情の合間に笑っているときがあるのです。

夢中の笑い。

時には、声あげて全身で大笑いしているときも。

 

その姿を見た周りの子どもたちの中に

気になって、やってみよう~、とトライする子どもたちも現れてきて。

 

自分の心が動いて

自ら体験したいと行動したものは

物凄い集中力と探求心と五感をフル稼働させます。

そして思わず笑っちゃう。

笑うとね、「楽しい」の感覚が身体の奥底から湧き上がるのです。

そしてね、その楽しいエネルギーは周囲の人たちにも

良い影響を巻き起こしていって。

周囲の人たちも「あぁ~楽しいよぉ~」になって。

どんどん広がっていく。

 

これが大切なんじゃないかな。

生きることの中で。

 

心が動くと笑っちゃう

だから楽しい。

 

子どもたちにとって

こういう環境(人)となれる存在でありたい。

私の目指す子どもに関わる実践家の姿です。

 

どんな人かを知りたいとき

その人の言っていることではなくて

行動を見るようにしています。

 

心(本質)と行動は同じと言っても過言ではないと思うから。

 

言葉は言霊ではありますが

残念ながら取り扱う人によって

どのようにも使われてしまう危うさもあります。

 

実際よりも大きく、事実よりも多めに語っていたり

(誇張、誇大)

 

雄弁に語っていても真実を話していなかったり

(嘘)

 

立派なこと、素晴らしいことだけを繰り返し言っていたり

(評論型、理論型)

 

 

どんなことを言っていても

本当はどんな人なのかは

その人の行動を見れば

本質が見えてくる

 

(もちろん、言霊も大切なのですがねぇ。

 言ったこと、やったことは

 回りまわって必ず自分に戻ってくるから)

 

 

ということは

私の行動も見られてる照れ

気をつけようっと。。。爆  笑

 

昨日、玄関前で愛車(自転車自転車)にカバーをかけていると

 

おばあちゃん 『あら、あら、どうしたの?行くわよ。ほら、行くわよ。

    どうしたの?お姉さんがカバーをかけているのを見てるの?』

 

という話声が聞こえ、声のほうを見てみると

犬を散歩中のご年配のご婦人お二人が家の前の道に。

 

そして、後ろを歩いていた黒色の中型犬が私のことを

ジッーーーーーーーーーっと見つめていました。

 

 

犬ニコニコ

・・・・・・

・・・

・・

しばし、見つめ合う私たち。

 

すると、犬さんがスーっとこちらに歩き出しました。

老犬なのか歩みはゆっくり。

 

おばあちゃん『あら、どうしたの、ほら、行くのよ。

   あらあら、どうしたの、本当に』

 

ご婦人はリードを引っ張るのですが

犬さんは、ゆっくり、だけどしっかりとズンズンこちらに。

 

おばあちゃん『挨拶したいの?挨拶するの?

   こんなこと初めてよ。

   すみません、自分から挨拶に行くなんて

   初めてなのです。ごめんなさいね~』

 

私はしゃがんで待つことにすると

犬さんは顔を私の手のところにつけてスリスリ~

鼻でクンクン~

身体もスリスリ~~~

 

しばし交流。

 

満足したのか、犬さんはクルッと向きを変えて

ご婦人と帰っていきました。

 

クンクン、スリスリ~の時

なんだか分からないですが

犬さんと深いところで繋がったような感覚で

ほわりと温かな気持ちに照れ

 

ありがとう犬さんハート

 

 

子どもと関わるお仕事を長くやっている私は

過去には、入院している子どもたちの

療育環境改善を目的とした活動もしていました。

たくさんの病院の小児病棟、こども病院などを訪問させていただき

 

子どもたちの、今この瞬間、を大切にし

子どもたちが、子どもらしくいられる権利を保障し

子どもたちの、子ども時間、を一緒に作っていく、、、

 

この活動を通して

子どもたちから本当にたくさんのことを教わりました。

 

エンタメのお仕事でも、

現在のお仕事でも

様々なタイプのお子さんと関わらせてもらい

多くの学びを子どもたちからもらっています。

 

けして、大人が偉いわけではないし

教えてあげる、とか、やってあげるとか

子どもと関わっている自分って凄いでしょとか

(凄いと言われたい「承認欲求」)

そういう精神を心の奥底に意識的でも無意識的でも

もっている人は、子どもと関わることは

速攻やめてほしーーと思っています。

(あれ、いきなり毒舌モード、、、どうした、どうしたイヒあせる

 

子どもたちに、こちらが育てられていますよ。

ほんとに。

どんな人になっていきたいの?って。

 

 

言語発達がまだまだ成長途中の子どもたち。

そして、犬さんはもちろん言語コミュニケーションではない生き物。

 

非言語コミュニケーションの世界

 

だからこそ

こちらの心の在り様、深い本質を試されているなぁ~

と、ずっと思っています。

 

心をフラットに、中庸に置いておく。

私が常に気を付けていることの一つです。

(人間なのでブレることもあります。。。

 それも、ちゃんと受け止められる自分でありたい)

 

心の深いところで感じる感度、良好でありたいです。