昨日、玄関前で愛車(自転車
)にカバーをかけていると
『あら、あら、どうしたの?行くわよ。ほら、行くわよ。
どうしたの?お姉さんがカバーをかけているのを見てるの?』
という話声が聞こえ、声のほうを見てみると
犬を散歩中のご年配のご婦人お二人が家の前の道に。
そして、後ろを歩いていた黒色の中型犬が私のことを
ジッーーーーーーーーーっと見つめていました。
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しばし、見つめ合う私たち。
すると、犬さんがスーっとこちらに歩き出しました。
老犬なのか歩みはゆっくり。
『あら、どうしたの、ほら、行くのよ。
あらあら、どうしたの、本当に』
ご婦人はリードを引っ張るのですが
犬さんは、ゆっくり、だけどしっかりとズンズンこちらに。
『挨拶したいの?挨拶するの?
こんなこと初めてよ。
すみません、自分から挨拶に行くなんて
初めてなのです。ごめんなさいね~』
私はしゃがんで待つことにすると
犬さんは顔を私の手のところにつけてスリスリ~
鼻でクンクン~
身体もスリスリ~~~
しばし交流。
満足したのか、犬さんはクルッと向きを変えて
ご婦人と帰っていきました。
クンクン、スリスリ~の時
なんだか分からないですが
犬さんと深いところで繋がったような感覚で
ほわりと温かな気持ちに![]()
ありがとう犬さん![]()
子どもと関わるお仕事を長くやっている私は
過去には、入院している子どもたちの
療育環境改善を目的とした活動もしていました。
たくさんの病院の小児病棟、こども病院などを訪問させていただき
子どもたちの、今この瞬間、を大切にし
子どもたちが、子どもらしくいられる権利を保障し
子どもたちの、子ども時間、を一緒に作っていく、、、
この活動を通して
子どもたちから本当にたくさんのことを教わりました。
エンタメのお仕事でも、
現在のお仕事でも
様々なタイプのお子さんと関わらせてもらい
多くの学びを子どもたちからもらっています。
けして、大人が偉いわけではないし
教えてあげる、とか、やってあげるとか
子どもと関わっている自分って凄いでしょとか
(凄いと言われたい「承認欲求」)
そういう精神を心の奥底に意識的でも無意識的でも
もっている人は、子どもと関わることは
速攻やめてほしーーと思っています。
(あれ、いきなり毒舌モード、、、どうした、どうした![]()
)
子どもたちに、こちらが育てられていますよ。
ほんとに。
どんな人になっていきたいの?って。
言語発達がまだまだ成長途中の子どもたち。
そして、犬さんはもちろん言語コミュニケーションではない生き物。
非言語コミュニケーションの世界
だからこそ
こちらの心の在り様、深い本質を試されているなぁ~
と、ずっと思っています。
心をフラットに、中庸に置いておく。
私が常に気を付けていることの一つです。
(人間なのでブレることもあります。。。
それも、ちゃんと受け止められる自分でありたい)
心の深いところで感じる感度、良好でありたいです。
