United Nations Educational, Scientific and Cultu
United Nations Educational, Scientific and Culture Organization ↓国際連合教育科学文化機関と、正式名称を言われても、すぐにはピンとこない(←え?私だけ?)、UNESCO アポイント制で内部の見学ができる・・・と知ってから、ずっとずっと行きたいと思っていた、ガイドツアー。 しかし、平日のみ(しかも曜日限定)しか、開催されていないこともあって、これまでなかなか行けず・・・ 帰国が近づいてきた焦りもあり、10月頭の学校が振替でお休みの月曜日を利用して、ようやく参加してきました。フランス軍養成学校の敷地の一部を譲り受けて、建設された建物。 フランスの歴史的建造物にも指定されています。 軍と言う「戦争に向かうもの」の、専有する面積を減らし、UNESCOと言う「平和へ向かうもの」へと変貌した事に、より大きな意義があるんですよ・・ とは、当日案内してくださったガイドさん談。ニュース等でよく見る、地球形の彫刻と、風にたなびく加盟国の旗。ここからは、エッフェル塔が綺麗に見えます。20分ほどのユネスコの成り立ちについての簡単なビデオ上映後、いよいよガイドツアーの始まり・・・。まずは、建物から出て外へ。 芝生の上に、カルダーのオブジェ「渦巻(La Spirale)」。 その向こうに見える「寛容の広場」(Square de la Tolerence)には、10カ国の言葉でユネスコ憲章の序文が刻まれた、コンクリートの壁。 数々の戦争は人々の心の中で生じるものなので、人々の心の中にこそ、平和の砦を築かなければならない。Les guerres prenant naissance dans l'esprit des hommes,c'est dans l'esprit des hommes que doivent etre elevees les defenses de la paix. その脇には、1本のオリーヴの木。ユネスコのシンボルですね。 さらに奥へ進むと、イサム ノグチさん設計の日本庭園が広がっています。10月頭と言うことで、ちょっと紅葉した桜の木や落ち葉が、風情があっていい感じです♪当日のガイドの女性は、春先のこの庭が大好き!とおっしゃってました。満開の桜は、綺麗でしょうね☆その日本庭園の片隅にある、「和の噴水」 写真だとちょっと見にくいですが、石に刻まれた文字は「和」という漢字を裏返したもの。 足元の水面に映ると、ちゃんと「和」になるんです!(かなり崩した書体ですけどね。) 私たちが参加した回のツアーに、いかにも建築ファン!って感じのフランス人男性が参加してらしたのですが、どうやらイサム ノグチのファンらしく、噴水の説明の時には、夫に、「和」とは何か?とかいろいろ聞いてました。 その男性、他の案内はどうでも良くてこの庭だけを見たかったようで、最初のビデオ上映の時も途中で抜けて一人だけ庭を見に行ってしまいました・・・(笑) 長崎の浦上天主堂のファサードに彫られていた、天使の像(の頭部)。原爆の爆風で、壊れてしまったものです。 安藤忠雄さん設計の、「瞑想の間」。水の流れる緩やかな斜面に渡された細い歩道を下り、円筒形の筒の中へ。 いくつかの椅子が向かい合わせで置いてあるだけの小さな空間ですが、なんだかすっごく落ち着きます。 カンファレンスルーム。ニュースで見るあの議場です! 当然、会議中ではありませんでしたが、各席のヘッドフォンからは、さまざまな国の音声が流れていました・・・ 会議中でもないのにぽつりぽつりと離れた席ではありましたが、意外にもたくさんの人がお仕事中でした・・・。 このカンファレンスルームの入り口にあるホールには、には、ピカソの巨大な壁画が。これ↓は「イカールの失墜」(La Chute d'Icare)というタイトル。 「ユネスコ」というタイトルの、コルビジェの絵をもとに織られたタピストリー↑もありました。 ユネスコ内部、実は意外にも芸術作品が満載で、この他にもミロの「月の壁」「太陽の壁」や「水のリズム」と名付けられたジャン バゼヌのモザイク画、さまざまな彫刻や絵画なども見ることができます。 子ども達に、「世界遺産を決めているところを見に行こう!」と誘い出したユネスコ見学ですが、実は私の方が楽しんでしまっていました・・・。 内部の見学は、基本的にガイドツアーでのみ・・・ですが、ガイドさんの説明で一通り回り終わったら、後はご自由にどうぞ・・・と言う雰囲気で、かなりオープン。 庭や建物など、もうひと回り(ふたまわり?)くらいうろうろして、十分に楽しんできました。 正面玄関を出ると、意外にもパリらしい素敵な景色。秋の気配のパリで、ちょっと芸術の秋・・な一日でした。おまけ・・・フランスの航空産業100周年を記念したイベントが、シャンゼリゼ界隈で開催中。運転しながら、凱旋門とともに1枚パチリ。年末のイルミネーションの電飾も取付中でした。ここから下は、覚書です・・・ こういうの、ぜんぜん覚えられなくて(*_*;・・・(後で調べて色々追加予定)ユネスコ本部の建物設計 :マルセル ブロイヤー地球型の円形彫刻 :rik Reitzel寛容の広場設計 :ダニ・カラヴァン(Dani Karavan) 「スパイラル」(Spirale) :アレクサダー カルダール(Alexandre Calder)