ラギオールからリヨンへとドライブ中のこと。
 
運転を交代するために隣で仮眠をとっていた夫が、急にむくっと起き上り、いきなり「次のICで降りて!」。
・・・はぁ。何事でしょうか??
 
よくよく話を聞いてみると、次のICを降りて山奥の方に走っていくと、「フィルミニ」と言う街があり、
その街にフィルミニのル・コルビュジェ遺産と言うのがあるのだそう。

そういうのには、全く疎いので、帰ってきてからちょっとお勉強。
『フィルミニのル・コルビュジェ作品』
  ◆ 文化会館(Maison de la culture de Firminy-Vert、1965年)
  ◆ ユニテ・ダビタシオン(Unité d'habitation de Firminy-Vert、1967年)
  ◆ 競技場(Stade de Firminy-Vert、1968年)
  ◆ サン-ピエール教会(Église Saint-Pierre de Firminy、2006年)
                                         wikiより引用

へぇ~っ!!ル・コルビジェの建築は、これまでにもマルセイユやパリ郊外、ロンシャン等に見に行った
ことがありますが、1か所にいくつも集まっているのを見るのは・・・初めてかも。

さらに「フィルミニの建築群」についてお勉強・・・
■ 1960年に当時の市長クロディウス・プティにより依頼。
■ 文化会館、集合住宅、競技場、教会の設計を依頼。
■ 1965年のル・コルビュジエ没後、教会以外の作品は竣工。
■ サン-ピエール教会の建設は1973年に開始されたが、財政的事情により1978年に中止。
■ 2001年に選出された市長ディノ・シニエリが、既存建築群と都市計画全体が観光資源になる可能性を
  持ち、教会の完成は話題づくりに役立つと判断したことが端緒となり、2006年11月、計画の開始から
  46年後(ル・コルビュジエの没後41年後)に竣工。
■ 工費は最終的には1,000万ユーロにのぼる。

■ この機会にフィルミニ-ヴェール全体がフランスの「建築都市風景遺産保護地区」に指定。
■ アンドレ・ヴォジャンスキーのプールの修復とユニテ・ダビタシオンの改修がすでに終了。

■ この建築群の世界遺産登録を目指していたが、世界各地にあるル・コルビュジエの作品群をまとめて
  「ル・コルビュジエの建築と都市計画」として世界遺産に登録する動きが広がり、一部として登録を
  目指すこととなった。
                                 ・・・と、こちらは、Wikiのを要約
はぁ。なんだか難しい・・。
 
まぁ、頭でわからないものは、実物を見てみましょう♪
イメージ 1
まず最初に目指したのは、街の高台にある
ユニテ・ダビタシオン
 
基本的には、マルセイユのユニテとあんまり
変わりません。
 
イメージ 2 
 
 
 
 
 
地上階部分のピロティは、いかにもコルビジェ!
って感じですね。
 
天井や隣の部屋との仕切り壁などが部分的に
ヴィヴィッドな色で塗られていて、見る角度に
よって表情が変わります。

残念ながら、内部はガイドさんと一緒じゃないと見れないようで、今回は断念したのですが、外の案内板を
見る限りでは、と~~っても素敵☆
イメージ 3
 
坂を下る途中から見えてくる、とっても変わった形の建物がサンピエール教会。
資金不足から長年放置されていたものを、何十年かぶりに完成させたもの。
イメージ 4
夕焼けに映えて、独特の雰囲気を醸し出していました。
 
そのすぐ横にあるのが、プールと競技場。そして競技場の向こう側に文化会館。
イメージ 5
どれも、40年も前の建物とは思えませんね~

まだ世界遺産に登録されるかどうかははっきりしていませんが、ここが登録されれば、日本にも一つ
世界遺産が増えることになるんですね。