
(開演前のアスティとくしま入り口)
本ツアー4度目の観覧。個人的な評価が回を追うごとに上がってゆくのは本当にうれしいことだ。のっちの言うところの、楽しい気持ちの上積み。
今回は座席がアリーナのセンターブロックだったため、ステージをほぼ正面から眺める。3人のフォーメーションがきれいに見えて、アルバム新曲の振り付けがこれまでよりよくわかる。スクリーンに浮かぶ文字のいくつかは今回初めて気付いた。
前回に続いて通路沿いの席だったので、例によって通路に体半分はみ出しての観覧。会場スタッフが全然見回りに来ないことを確かめ、そのうち体8割はみ出す。
4回目ともなるとハラが座ってくるし、可動スペースも確保したし、ということで、周りの誰よりも飛び跳ねる気で動く。数列前の、やはり端の席の男性が私以上に踊りまくっていて、うれしくなる。
P.T.A.コーナーの後の運動量の多い3曲をこなし、顔から汗が流れ落ちるほど仕上がる。イスの上のタオルを取ろうとして振り返ると、後ろの席の男性が私のイスの背もたれに手をついてうずくまり、ゼイゼイと息を切らしていた。
この男、Perfumeライブの常連かつ(たぶん)古参らしく、開演前には隣り合わせた(たぶん)初対面の女子たちにウンチクを垂れまくっていた(「のちママは福山のファラ・フォーセット・メジャーズ」by掟さん、とか)。開演後はメンバーの話に合わせてしばしば大声で合いの手を入れていたが、ほとんどスベリまくりで、当然ながらメンバーに一度も拾ってもらえず。
セットリストは微修正あり。静岡まではなかった、私も好きなあの曲が今回披露された。代わりに何か外れたのか、純粋に1曲増えたのかはわからない。一方、あの曲の冒頭は3月のあのときのようになり、あのとき生で見られなかった悔しさが少し癒された(後ろの男は見に行ったらしい)。
最後のMCであ~ちゃんがちょっと涙ぐみ、見ているほうもちょっとグッとくる。こんなにたくさんの人がいろいろな思いを抱いてライブを見に来てくれるのは本当に幸せ、と話すあ~ちゃんを見て、本当にたくさんの人が幸せになっている。リサイクルマークはエコマーク。
あ~ちゃんは少し鼻声だったようなので、次の札幌までにゆっくり体調を整えてください。
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終演後にFPブレスとジャケットコレクション1ケを買う。ジャケットコレクションは古めの曲がいいな、と思っていたのだが(ワンルームディスコとか、ねぇとか)、なんとFUTURE POP通常盤だった。「びみょー」(byあ~ちゃん)。これから先、ツアーに行くときTシャツの肩のあたりにでも付けるか。
札幌①に続く。

(地元FM局が会場近くに用意してくれた。ファンに大人気)