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異変を感じたらお早めに

こんにちは。。。

 

厳しい残暑が続く日々ですね汗

この調子だと涼しくなったと思ったら一気に寒くなるような気がしますが・・・。

 

さて、作業の方はとある車両で、クラッチのリフタープレートに付いている

ベアリングが破損してクラッチ操作が出来なくなった症状です。

今回写真の枚数少なくて場所、状況わかりずらくてごめんなさい。

 

ベアリングがいきなり壊れるケースは多くはないと思いますので、

何か異音(ゴロゴロとかガシャガシャとか)あったと思うのですが、

オーナーさんはそういえば・・・??とはっきりとは認識していなかったようです。

ベアリングから異音が発生して壊れる前に交換しておけばベアリングの交換だけで済むのですが、壊れてしまっているので当然破片が・・・

と言うことでオイルパンも外すことに。

 

 

マフラー外さないでオイルパン外せる車両なのが手間(作業料金)的には

不幸中の幸い。

 

 

いますね

 

 

ボールやらリテーナーが汗

 

オーナー様を責める話しじゃないですが、もし何かいつもと違う事を感じたら

早めにバイク屋さんに持ち込まれたほうが良いと思います。

あとついでに申し上げておきますが、各種警告灯(50ccの速度警告灯などは別ですが)は点灯した時点でこちらも早めにバイク屋さんに連絡してください。

警告灯が点灯している場合でもエンジンかかる、乗れるはありますが、

別問題です。致命傷になる前に警告しているわけですから。

何の警告か分からない、普段は点灯していなかったと思う

って事でも連絡した方が良いかと。

たまに聞く話で、バイク屋さんって怖いってイメージ、初めてだと行きにくい

って言うような事を聞きますが、そんなことはないのですがそういう風に感じるというのは私達バイク屋も考えなきゃですね。

 

 

 

わざわざ作る物ですか・・・?

こんにちは。。。

 

残暑厳しい毎日ですが、皆さん体調にはお気を付けてお過ごしください。

 

表題の通りでわざわざ作った物です。

世間的にお盆休み。こういった長い休み中はご来店されるお客様も

少な目で(私も少々お休みいただきましたが)時間の余裕があるので、

時間つぶしというか・・・。

日頃気になっていた事を自分なりの改善方法で作り物です。

 

 

ハンマーラック?

工具箱に入っているとわりと邪魔で、使いたい時も場合によっては一、二発だけ叩きたい。

なんてことも多いので、すぐに出せてすぐに片付けられるようにと使用頻度高めな物を。

 

 

ヘッドの大きさが色々なので奥と手前でピッチを変えています。

ヘッドを90°まわして出し入れ。

 

そして、

 

 

傷防止などに養生するビニール。

3.2mmの鉄の溶棒を折り曲げて、両端フック状にして吊り下げ。

深く曲げてありますが、ロールは抜き取れます。

なんて言ってますが、作る時に中の心棒入れずに曲げてしまうという笑い泣き

自分で自分にオイッって突っ込んでおきましたが。

 

そして

 

 

このだらしない朽ち果てたプラスッチクの筒汗

大したものが入っているのでもなく、もはや不必要なレベル。

 

 

普通にゴミ。

 

入っている物はどこに片付けてもいいので何か入れ物を作る必要性もないのですが・・・。

 

材料です(笑)

 

 

アルミで

パンチング材 t1.5

平板 t1.5

フラットバー t3.0

全部A6063

店で使う物を作る時には基本は在庫の材料。

特に端材やデットストックを使うようにしているので、そういった材料をどういう感じにして作っていくか考えます。

構造を決めて材料を考えるのではなく、ある材料から構造を決めていく感じです。

そして、物を作る時にはなるべく課題を入れるようにしています。

所詮バイク屋ですので、作り物は素人なのでやったことない事の方が多いので

チャレンジというか・・・

バイク屋として出来たからなんなんだ・・・って言われそうですが。

 

 

フラットバーとパンチング材は3本ロールで丸めて

上下に帯まきます。

 

 

排水管のダストトラップみたいですね。

ちなみにφ120mm,H250mm

 

溶接は当然Tigなんですが、パンチング材の溶接は難しかったです。

Tig溶接の天敵の穴が最初から開いているので。

点付けするのも場所を選んで、少々盛り気味に点付けしてそこからスタートして

溶け始めたらどんどん棒を入れながらどんどん進めないと穴が一気に広がって

終わってしまいます。

通常でもアルミは忙しい溶接ですが、さらに忙しい。私の感想ですが。

で、これが今回の課題です。

アルミパンチング材の突合せ溶接をしてみる。

 

 

底板も切り出して溶接。

 

 

吊り下げておきました。

100均でなんか筒買ってくればいいじゃんって思いますね。

この形じゃないとダメ、ここにこれが欲しいという理由が何一つないです笑い泣き

リヤバスケット取付ステー

こんにちは。。。

この猛暑、酷暑はいつまで続くのでしょうかあせる

皆さん熱中症等体調にはくれぐれもお気を付けください。

 

表題の通りバスケットステーを簡単に作ってみました。

 

持ち込まれたバスケット、ステーが新品ではなく中古品?取り外した物?

でして、ステーやボルト等が多分これで付くと思います

って状態での持込取付です。

車種専用品ではなく汎用品なので、ステーもこんな感じですよね。

 

 

板厚が実測で2.3mm二枚。1.2mmが二枚。

 

2.3mm方は

 

 

こんな感じで湾曲させて張りと強度を出しているのでしょうか?

バスケットと車両のキャリアを挟み込んで取り付けるので、多少の変形を使って

効かせる感じですかね。

ただ・・・

 

 

持ち込まれたステーがこんな感じで・・・汗

ちなみに2.3mmの板厚にM6の雌ネジが切ってあって、ナット要らないようですが、

M6のピッチは1.0mmなので、ボルトに掛かる山が2回転ちょっとですか・・・汗

1.2mmの方はあきらかにペラペラで、締め付けたら効く前に変形して終わりそうです。

 

お客様の方多少業務使用があるので、出来るだけしっかりと取り付けて欲しい

との事でしたので、相談の上で簡単にステーを作る事に。

 

材料は鉄平板

 

 

安く簡単にですので端材から。

穴がすでに開いている方はt3.0(穴は使えるところ取りで)

上の二枚はt1.6なので溶接して二枚張り付けます。

この手のステーを取り付けたことのある方はお分かりだと思いますが、

下側のナットを取り付ける際に少々やりづらいですよね。イラッとするというか。

今回は指が入る範囲での取り付け可能ですが、なかにはどうやってナットを入れようか?なんて物もあります。

なので・・・

 

 

寸法出して穴あけしてナットを溶接しちゃいました。

これでナットを入れる手間が省けます。

今後私が整備する可能性がある車両なので今やっておけば後が楽の気持ちで。

他のバイク屋さん行ったとしても普通のメカニックであればこれは楽って思ってくれるでしょう。

と言ってもしょっちゅうリヤバスケットを外す整備もないでしょうけど。

このままだとすぐに錆びますので

 

 

缶スプレーでシュッとDIY塗装。

 

取付

 

 

各々のネジ間のピッチは可能な限り広く取りたいですね。

 

 

 

ボルトの首下がもう少し短い物にしたかったのですが、

いい塩梅の物が手持ちで無くて。

 

ご存じでしょうがボルトも色々と種類がありまして

 

 

M6でもこんだけ種類があります。これでも一部でしょうがね。

左はM6だけど六角部の二面幅が8mm。

通常は二面幅は10mmですね。

次がヘックス。キャップボルトなんて言ってますかね。

そしてヘックスのボタンヘッド。

最後が鍋頭なんて言ってますかね。

正直どれを使っても取り付けはできます。

 

ちなみに持ち込まれたボルトが・・・

 

 

使えない・・・使いたくない。

 

ここからは私の考えで、バスケットの底部にボルトなので、

バスケット=荷物を積む(入れる)

袋など積む場合、袋の底がボルトの頭にひっかかって破れたりするリスクを下げたい。

今回は先ほど申し上げ通り業務使用があって、どうも紙状の物を積むことらしいので

破れるリスクは下げたいです。

ということからボルトの頭は角が無い方がいいかと。

ということで、写真だと選ぶボルトは右側二つのどちらかです。

ここからは手持ちの在庫によりますので、今回は一番右側のタイプ。

首下については丁度良さそうなものが4本なかったので申し訳ないですが。

ボルトなんて・・・んなもん付いてりゃ、外れなきゃ何でもいいんだよ!

っていう方もいらっしゃると思います。

それに反論する気はないです。

皆さん自分の考え方や、やり方があって仕事されているのですから。

私も自分の考え方や、やり方があって仕事をしているだけですから。

 

と、まぁ~たかが原付のリヤバスケット取付だけであーだの、こーだのって

話しでした。