古い車両はよくあります
こんにちは。。。
長い残暑もようやく終わりが見えてきましたでしょうか。
今年の夏は長くて暑かったです![]()
表題の通りで古い車両にありがちな事案です。
写真から
ステータから出ている3極のカプラーです。
コネクターの差し込み相手はレクチファイヤレギュレータです。
ネットリしたものはおそらくコンタクトグリスでしょうかね?
炭化したような感じになっていますが![]()
錆などの発生や配線の劣化などで接触抵抗が増えると熱をもちますのでこうなってしまいますね。
この車両実は別件作業中で、症状(発電不良・バッテリー上がり等)はこの状態でも発生していなかったのですよね。
だからこのままでいいか・・・とはなりませんよね。
ステータ側は
配線を途中で切って、カシメ、半田、収縮チューブで。
写真のようにこういった配線をカットする場合は、私は色々な理由で場所変えながらカットします。
症状は出ていませんが年数は経ってそうなので、レクチファイヤレギュレータを交換するかお客さんと相談しますので(高価なので)カプラーはその時に新品付けます。
レクチファイヤレギュレータ側のカプラーに合わせて3本の線をカプラーに入れます。
無駄にねじったりしたくないので。
レクチファイヤレギュレータ再使用の場合はそちらの配線やコネクターも
修正・交換します。
出先でバッテリー上がりなどのトラブル出る前で良かったですかね。
異変を感じたらお早めに
こんにちは。。。
厳しい残暑が続く日々ですね![]()
この調子だと涼しくなったと思ったら一気に寒くなるような気がしますが・・・。
さて、作業の方はとある車両で、クラッチのリフタープレートに付いている
ベアリングが破損してクラッチ操作が出来なくなった症状です。
今回写真の枚数少なくて場所、状況わかりずらくてごめんなさい。
ベアリングがいきなり壊れるケースは多くはないと思いますので、
何か異音(ゴロゴロとかガシャガシャとか)あったと思うのですが、
オーナーさんはそういえば・・・??とはっきりとは認識していなかったようです。
ベアリングから異音が発生して壊れる前に交換しておけばベアリングの交換だけで済むのですが、壊れてしまっているので当然破片が・・・
と言うことでオイルパンも外すことに。
マフラー外さないでオイルパン外せる車両なのが手間(作業料金)的には
不幸中の幸い。
いますね
ボールやらリテーナーが![]()
オーナー様を責める話しじゃないですが、もし何かいつもと違う事を感じたら
早めにバイク屋さんに持ち込まれたほうが良いと思います。
あとついでに申し上げておきますが、各種警告灯(50ccの速度警告灯などは別ですが)は点灯した時点でこちらも早めにバイク屋さんに連絡してください。
警告灯が点灯している場合でもエンジンかかる、乗れるはありますが、
別問題です。致命傷になる前に警告しているわけですから。
何の警告か分からない、普段は点灯していなかったと思う
って事でも連絡した方が良いかと。
たまに聞く話で、バイク屋さんって怖いってイメージ、初めてだと行きにくい
って言うような事を聞きますが、そんなことはないのですがそういう風に感じるというのは私達バイク屋も考えなきゃですね。
わざわざ作る物ですか・・・?
こんにちは。。。
残暑厳しい毎日ですが、皆さん体調にはお気を付けてお過ごしください。
表題の通りでわざわざ作った物です。
世間的にお盆休み。こういった長い休み中はご来店されるお客様も
少な目で(私も少々お休みいただきましたが)時間の余裕があるので、
時間つぶしというか・・・。
日頃気になっていた事を自分なりの改善方法で作り物です。
ハンマーラック?
工具箱に入っているとわりと邪魔で、使いたい時も場合によっては一、二発だけ叩きたい。
なんてことも多いので、すぐに出せてすぐに片付けられるようにと使用頻度高めな物を。
ヘッドの大きさが色々なので奥と手前でピッチを変えています。
ヘッドを90°まわして出し入れ。
そして、
傷防止などに養生するビニール。
3.2mmの鉄の溶棒を折り曲げて、両端フック状にして吊り下げ。
深く曲げてありますが、ロールは抜き取れます。
なんて言ってますが、作る時に中の心棒入れずに曲げてしまうという![]()
自分で自分にオイッって突っ込んでおきましたが。
そして
このだらしない朽ち果てたプラスッチクの筒![]()
大したものが入っているのでもなく、もはや不必要なレベル。
普通にゴミ。
入っている物はどこに片付けてもいいので何か入れ物を作る必要性もないのですが・・・。
材料です(笑)
アルミで
パンチング材 t1.5
平板 t1.5
フラットバー t3.0
全部A6063
店で使う物を作る時には基本は在庫の材料。
特に端材やデットストックを使うようにしているので、そういった材料をどういう感じにして作っていくか考えます。
構造を決めて材料を考えるのではなく、ある材料から構造を決めていく感じです。
そして、物を作る時にはなるべく課題を入れるようにしています。
所詮バイク屋ですので、作り物は素人なのでやったことない事の方が多いので
チャレンジというか・・・
バイク屋として出来たからなんなんだ・・・って言われそうですが。
フラットバーとパンチング材は3本ロールで丸めて
上下に帯まきます。
排水管のダストトラップみたいですね。
ちなみにφ120mm,H250mm
溶接は当然Tigなんですが、パンチング材の溶接は難しかったです。
Tig溶接の天敵の穴が最初から開いているので。
点付けするのも場所を選んで、少々盛り気味に点付けしてそこからスタートして
溶け始めたらどんどん棒を入れながらどんどん進めないと穴が一気に広がって
終わってしまいます。
通常でもアルミは忙しい溶接ですが、さらに忙しい。私の感想ですが。
で、これが今回の課題です。
アルミパンチング材の突合せ溶接をしてみる。
底板も切り出して溶接。
吊り下げておきました。
100均でなんか筒買ってくればいいじゃんって思いますね。
この形じゃないとダメ、ここにこれが欲しいという理由が何一つないです![]()


















