岩隈のサイト中の日記からフルスタ最終戦後に書かれた日記が削除されていた。
一部が某所に転載「保管」されていたので、ここにも残しておきます。
……それと何よりも自分にとって1番辛いのは、監督の解任です・・・。言葉がないです。まだ1年目ですよ?「これからみんなで強いチームを作ろう!」というのに、1年で解任ですよ?仙台に来て良かったとは思いますが、自分が必死になって騒動まで起こして行った楽天という所はこういうところだったんでしょうか。きっと田尾監督じゃなくても、誰でも1年でクビにされてたと思います。これだけは「悔しい」です。田尾監督の為にも来年、意地でも負けを減らして勝ちにいきたいと思います。……
球団にめっかって削除したのか、それとも年棒査定に響くと思って自ら削除したのか、どっちにしてもこういうことを公式サイトに書いてしまうおっちょこちょいさ、好きだねえ。
プロ野球ってのは毎年毎年よくも俺たちを打ちのめしてくれるもんだ。言い分はいつも同じ――あんたら単なるファンだろう?
「なんぼ負けても俺たちゃ応援するぜ!の楽天」も先人の轍を踏んだというわけだ。これで名実ともにプロ野球界の仲間入りです。
38勝95敗1引分け(9月25日現在)――要はこういうことになってはいけなかったということなんだろう。どんなに準備期間がなかろうが、まともに戦える戦力がなかろうが、「もうちょっと勝ってもらわなくっちゃなあ」なのだろう。権力をもてあそぶガキどもが……。野村とコンタクトが取れてそんなに嬉しいか?何者かになれた気分か?
いくら「勝てるチーム作りを目指す」と言っても選手をすべて入れ替えるわけにはいかない。指揮官なら一人で済む。それがファンにとってどれだけ象徴的な人物であろうとも。
仙台にプロ野球が来た!それだけで浮かれた一年だった。その象徴的存在だったのが田尾安志という監督だった。有銘が完封初勝利すれば、「やったね!田尾ちゃん!」だったし、それに続いて朝井が勝てば、「嬉しいね!田尾ちゃん!」だったし、一場が西口(西武)と張り合って9回を無失点に抑えれば「やればできるんじゃんね!」だったし、三番にしっかり腰をすえた吉岡が確実な働きをしたり山崎がホームランを打つたびに田尾さんの胸の奥から湧き上がるものを共有したもんだった。とてもわかりやすい形で田尾さんは俺たちに喜びを共有させてくれた。
しかしまあそんな田尾さんにしても予測はしてたんだろうね。頭がキレル奴らに雇われたその日から、こんな日が来ることを。心の中から消えないそんな暗雲が現実化しちまっただけなのかもしれない。人がいいんだ。
野村克也さんに恨みはございません。しかしこうなったからにはどんどん育てて再生させてガンガン勝っていただき、プレーオフに食い込んでいただきやせんと……!
ルースターズなんて名前も知らない伴侶と共に過ごす休日の真昼間、何食わぬ顔で「Re・Birth II」を見始めた俺。もちろん伴侶も見入った。
再会からLoftでのリハーサル的ライブまでのVol.1を見ながら伴侶が言うのは、ただただ、
「花田カッコいい」
「ロックンローラーはやっぱり痩せてないとね」
「ブランクがおっきすぎたんじゃない?(大江のこと)」
DVD一巻見終わっても感想は揺るぎもしなかった。
日をおいてVol.2を見た。伴侶、どんどん見る目が変わってくる。
そして「フジロックフェス」のステージへ。
「感覚ってのは戻ってくるもんなんだね」
大江を中心にし てどんどん機能を回復していくバンドを実感した伴侶は言った。
「こーゆーのをロックってゆーんだねー。いま流行ってるのなんて全然ロックなんかじゃないさなあ」
25年前、大江慎也は言った。
「最新型ロックンロール」
そして、こんなカテゴライズが存在していた。
「ルースターズとそれ以外」
3日前からずっとThe Roostersの再結成ラストライブのDVD「Re・Birth II」ばかり見ている。借り物なので返すまでにしっかり目に焼き付けようという魂胆なのだが、そればかりでもない。どうしても見たくなっちまうのだ。
The Roostersは悲劇的としかいえないような運命を感じさせるバンドだった。当時はメンバーの入れ替わりでその悲劇性を垣間見るしかなかったのだが、このDVDでそれは大江慎也の身体や精神のせいだとはっきり知るにいたり、ここへきてさらに彼らの悲劇性をしっかり認識するに至った。花田は男だ!と思った。素晴らしい男だ。
しかしなんといっても目を引くのは大江慎也の存在感である。
歌がうまいわけじゃない。姿かたちがカリスマ性を感じさせるわけでもない。ところがまっすぐこっちを射抜いてくるのである。彼の体の奥深くから、細く小さく、しかし輝きに満ちた鋭利な光が飛び出してくるのだ。それが俺たちを射抜く。
見た目はなんてことない、ただの中年男だ。だが、目を虚空に向けてむき出し、歌詞を吐き出したとたん、20年前の大江慎也がそこにたち現れる。
魂は永遠。
つい最近忌野清志郎氏の自転車が盗まれたり戻ってきたりしてテレビでニュースになったりしたが、俺も30才で自動車免許というものを取得するに至るまで、移動はもっぱら自転車だった。通勤、お買い物はもちろん、作並、秋保、松島まで一人ぶらぶらフラフラ自転車を駆け巡らせていたのだ。
最近ではやはりもっぱら自動車移動者になってしまったのだが、晴れた日の通勤や心地よい陽射しの休日などは自転車に乗ったりしている。が、しかし、一週間前ぐらいにライトが切れてしまった。最近は歩道などを走っている自転車乗りがおまぬけ顔のおまわりさんにとっ捕まって何やら話しかけられているのをしょっちゅう見かけるぐらいだから、会社帰り、真夜中に無灯火で走ったりしたら奴らの思う壺である。というわけで俺は今日、何年かぶりで自転車店という所へライトが灯るようにしてもらいに行った。そして直してもらっているあいだ、ぶらぶらと揺れながら店に置いてある新品の自転車を見て回ってみたりしたのだが、驚いた。
ママチャリ――15,800円、このあたりはまあいい。しかし、その他のまともな機能を持つ自転車たちといったら――56,000円、98,000円、158,000円、そしてついには312,800円。
清志郎の自転車が160万円と聞かされて、どっからそんな値段が出てくるんだ!?と首をひねっていたのだが、なんのなんの、今や自転車は庶民には簡単に手が出ないほどのひと財産になっていたのですね。いやあ、知らなかった!自転車泥棒は今や重罪人、というわけだ。
ジャズフェスの2日目。今にも降ってきそうな空だったが、結局降らなかった。11年前に出場した時は、全然気配もないのに突然降ってきて演奏中断をやむなくされたのだが。あれは俺の(普段の行いの)せい?
11:30 ランブリン前田
もう全身が戦前ブルースなのだね。前半のスチールギターが、ちょっとしけった屋外の空気に心地よい。後半のアコースティックスライドギターは体と一体化してるかと思わせるほどの熟達。美しい。最後、テキーラでしっかり観客を乗せちまうあたりは技だ。
13:30 テデスコ&ザ・ピットメン
乗せちまうと言えばこの人たち。懐かしのR&Bとブルースをどっかりハモンドのうねりにのせて揺らす揺らす。なんつってもこのバンド、ハモンドが心臓です。血湧き肉踊らせるハモンドサウンド、最高。
All Your Love, Ride A Pony, Rock Steady, Green Onion etc.etc。
14:10 M.B.M-南浦和ブルースマーケット
去年、Vocalのブルースパワーにぶっ飛んだバンドだった。前回よりずっとそばで見たんだが、やはりビリビリ感電するほどのブルースパワー。声がいい。
And 泣きむせびながらブチ切れてるキーボード、すっとぼけたギタリスト、人知れず切れてるベーシスト、それをいちいちボーゼンとした目つきで見つめ続け、その表情で笑わせるドラマー(唐沢寿明そっくり!)。音はもちろん、見ても楽しませるGreatな奴ら。
Ain't No Bizness If I Do, Shake Your Moneymaker etc.。
ランブリン前田とテデスコのあいだに三越隣りの味一番に行った。
俺はじゃじゃ麺、伴侶は五目ラーメン。そつのない美味さとでも言うのかな、何を頼んでも満足できる店。
(いつもならリッチの並びの「泰華楼」なのだが、日曜は定休日なのだ)
ぶらぶらしながら飲むビールは来ますねえ。出番にはさまれたただの明け番だったのでヘロヘロ。
たこ焼きがトロッとして甘く、うまかった。
帰りに「何か買って帰ろうよ(夕飯)」ということで生まれて初めて「三越の地下」という所に入って見たのだが、ありゃまあ、世間のお母さん方はこんなリッチなもんを夕飯の膳に並べてんの?お父さん方いくら稼いでもおっつかねーよ、これじゃ。いやはや。というわけで藤崎へ。ここも値段的には似たようなもんだが、同じものが100円ぐらいずつは安いようですね。しかし我が家的には「きよみずのぶたいから」ってな感じ。ええ、飛び降りましたさ、最高の一日だったからね。
路上に火柱が立っていた。勢いよく立ち上がる炎。よく燃えてんなあ。実によく燃えている。そうか、車ってのはこんなに盛大に燃えるもんなのか。真夜中の国道45号線、本町交番からおよそ100mほど東に行ったあたり。日本海を上っていった台風のせいで昼間は風が強かった。しかし目の前の炎は、まるでバカでかいバーナーをおっ立てたかのように、まっすぐ夜空に向って立ち上がっていた。
しばらくして無線から、「黒のセンチュリー、ナンバーは○○○○」――県警からの捜索協力要請。火をつけられたのかあ。しかしなぜ?路上トラブル?どうやって?爆弾でも放り込まれたみたいだったが。
二時間ほど経ってから同じ場所を通りかかった。鎮火した車はトラックの上。ホンダのRV車――Step WGN? 白。色が判別できるぐらいで、表面はあの炎は何だったんだ?幻?と思うぐらい原形をとどめている。が、もちろんタイヤはすっかり無くなっていた。(内装までは見えなかった)
真夜中の 火柱はあってはならない炎ではあるが、ずっと見ていたいと思わせる炎だった。事件性を大いにはらんだ、しかし事件性などあってもなくてもまったく変わらないであろう炎の存在感そのものに、俺はわくわくし、ゾクゾクしていた。
(ほどなく無線から、探していた車が見つかったという声が聞こえてきた)
フルキャストスタジアム宮城でのオールスター開催が決まった!
前回平成4年、宮城球場時代に開催された時は、俺自身まったくプロ野球に興味を失っていた時だったので、俺にとっては初めてのようなもんで、これはうれしい。
さ~て、楽天の選手がそれまで、何人ぐらい出られるようになれるか、それが問題だ!
岩隈!一場!有銘!礒部!沖原!しっかり精進じゃ!
山崎!関川!そして吉田豊彦!体をいたわって、あと2年ね。
おととい制作したBadfinger Bestを聞いている。
初めて買った「Music Life」にPete Hamが死んだという記事が載っていた。
Pete抜きで活動再開したBadfingerのアルバムレビューが載った「Music Life」を最後に、それ以降は「Rockin'On」の読者となった。(その「Rockin'On」ではBadfinger Freakの松村雄策という人が文章を書いていた)
ごくありきたりなロックンロールもPete Hamが歌うとちょっと豪華になる。声に深みがあるのだ。
しかしそれは同時にロックンロール的な鋭さに欠けるという一つの不幸を呼び込んでしまい、結果、彼の歌うロックンロールはどこか孤児的な音楽となった。他の誰かだったら「個性的」に響いたに違いない。でもBadfingerのロックンロールは「孤児的」だった。声が「エンターテイメント」を拒絶していた。
ほんの少し寂しげだった。けれど、しかし、強く、深く、心に響いた。それがBadfingerだった。
↑「Without You」収録の1st album ↑近年発表されたソロアルバム。





