この記事のつづき↓
①の記事の最後に書いた文。↓
そして、私はある時
ある同性の友人の言葉で
ショートヘアにしただけでなく
そこから長年
おかしなメイクをすることなった
若い頃、その友人は
仲良く遊んでいた友人の中の一人？
互いの家に泊まったりもしていた。
そして、かなりの
恋愛至上主義な人だった。
彼女はすぐに誰かを好きになり
すぐに告白しようとする。
周囲から固めて
相手が断れない状況にする。
実際に付き合うと
すぐに別の人を好きになってしまい
自分から相手を振る。
今思うといろいろおかしいけど
そこはどうでもいい。
それよりも彼女が好きになる相手が
たまたま
私に好意を持つことが多く
彼女はそれが気に入らなくて
みんなにそれを言って
みんなの前で泣く。
友人たちは彼女を慰める。
彼女の好きな相手に
好意を持たれてるらしい私に
「なんとかしてあげて」みたいな
流れになってくる
私は、彼女が好きな相手に
電話をかける流れとなり
「○○ちゃんはいい子だから」とか
自分でも
「私、何やってんだ？」だった。
」だった。そんな恋愛至上主義な友人が
（そのあと付き合いを切ったけど）
ある時、私の
コンプレックスをついてくる
ネガティブな暗示をかけてきた。
私のコンプレックスに関しては
過去のブログで「閲覧注意」で書いたけど（すべて削除済み）
私は中学生の頃から
自分の目にコンプレックスがあった。
目のコンプレックス、
それは目つきが悪く見えること
バンプオブチキンの藤原基央さんが
前髪で目を隠していた話と重なり
自分の目が嫌で
目にかかるくらい前髪を伸ばしていて
校長先生から
絵のコンクールで表彰された時も
絵の話じゃなくて
「前髪を切りなさい」と言われたくらいで。笑
私は不良じゃなかったのに
不良の子たちから
「あいつ、目が怖えー」と言われたりして、けっこうショックだった。
だから、目を見開いて
少しでも丸く見せようとして
母から「不自然だからやめなさい」と注意されて、泣いて
喧嘩になったこともあった。
だけど、そんな自分の目を
「少し目つきが悪く見られても
切長で涼しげでよし」と受け入れたら
今度はやたらと
綺麗だと言われるようになった。
（他の友達の家に行くと
友達のお母さんに「整った顔してるわね」と言われるようになり）
しかし、彼女は
私のコンプレックスをついてきた。
「私はMinaちゃんのこと
綺麗だと思うけど
可愛い感じじゃないから
そういう顔に
私はなりたくない」
これを真顔で言った。
ある意味すげーな、と思う。
でも今思うと、彼女のその言葉が
どこから出ていたのかわかる。
自分が好きになる人は、いつも
私の話ばかりするとかで
私を全否定したかったんだろう。
しかし、私は
自分のコンプレックスを
つかれてしまい
すごいダメージを受けた。
そして、そこから過剰なくらい
ボヤけた顔を作るメイク
を研究することになった
とりあえず髪はバッサリ
ショートヘアにした。
これは、あとでロングに戻したり
ショートにしたりを
繰り返すことになった。
だけど、メイクの方は
ずっとおかしな感じが続いた。
眉と眉の間をアホみたいに離して
間が抜けた感じにしたり
垂れ下がった眉にしたり
目を垂れるようにしたり
綺麗を作るより
丸い感じに
いい人っぽい感じに
善人な感じに
すると次第に
自分が誰なのかわからなくなってきた。
生きてる感じがなくなった。
それはずっと続いていた。
「自分の中の好き」は変わらないのに
「自分の中の好き」を出せない。
本当はアイシャドウで
グラデーションとかやりたくても
「怖い」と言われたくなくてやれなかった。
私のメイク道具は
ボヤけた顔を作ることに特化していった。
（つづく）
【過去記事シリーズ】
