2019GWに西〜中央アフリカ15ヶ国巡った旅を綴っています。トランジット観光や変わり映えせず印象のない国は割愛するかも知れません。
※以前少し書いたものに写真を追加し加筆しています。
 
 
 
 
 
 
 
一昨日書いたガーナは昨日、事実上のデフォルト(債務不履行)に陥ったとニュースに載っていましたね。ガーナだけでなく、これからドンドン途上国のデフォルトは続くはずです。先進国の不景気と利上げのツケがジワジワと回っていく。中国の一帯一路構想に乗った国の債務も膨れ上がり、次々と不履行に見舞われるでしょう。
 
 
 
 
 
 
それよりも昨日の日銀の不意打ちYCC上限拡大!円高株安でわたくし死に体ですわよ黒田様。いい加減にしてくださいませよ!笑
 
 
 
 
 
 
さて、旅の続きを。西アフリカはこのAskyという航空会社が各国を繋いでるようで、このあと度々使います。
 
 
印象深いのは機内食の不味さ。爆 ホント激マズです。
 
 
 
 
 
 

ベナン/コトヌー

 
アクラからベナンへ飛びました。ベナンはアフリカ大陸のここにあります。ベナンの首都はポルト・ノボです。ここも旧フランス領のため公用語はフランス語。
 
 
ベナン到着は夜になり、空港近くのホテルに泊まりました。
 
 
翌朝、ホテルに頼んで英語を話すタクシードライバーを探してもらい2時間チャーター。この日は午後に次の国へフライトのため、ホテルをチェックアウトしスーツケースをタクシーに乗せ、まずはコトヌーの街の中心まで行ってもらうことにしました。空港から近くて10分くらいです。
 
 
タクシーの運転手にベナンの宗教はキリスト教とイスラム教どっちが多いか聞いたところ、自分はカトリックで多分一番多いというので(実際はムスリムの方が多かった!笑)、それならコトヌーで一番綺麗なカトリック教会へ行ってとお願いして連れてきてもらったのがここ。 「Eglise Nortre dame」という教会。なんて珍しい色遣いなんだ!
 
 
コトヌーで一番古いローマ・カトリック教会だそう。ドアに鍵がかかっていて入れなかったのですが、どんな内装なのかめっちゃ気になりますよね!
 
 
すぐにタクシーに戻り「美術館や博物館はありませんか?」と聞くと、外観ボロくて民族博物館風の建物へ連れてきてくれました。
 
 
 
 
 
 
この感じじゃ、展示品もガッカリ感が否めなそうで入館を迷いましたが、まぁ時間もあるし!と、入ってみたのですよね。
 
 
 
 
 
 
すると驚き!
 
 
この発想力!
 
 
ちょっとこれ、素晴らしくありませんか?
 
 
私、こういうの大好きなんですよ。
 
 
なに?この突き抜けた創造性。
 
 
民族独特の芸術性。
 
 
私の訪ねたあと、ここは廃館となったようなのですが、
 
 
既に近くに新しい美術館を建設中で、
 
 
その昔、植民地時代かなぁ?フランスに強奪されたこの辺りの古代美術がこの度、返還されることとなり、
 
 
これらの作品とともに、その新しい美術館に展示されるとスタッフの男性が言ってました。
 
 
たしか、今年や昨年オープンと言ってたような覚えが。。どんな素晴らしい展示作品なのだろうか?
 
 
 
 
 
 
あまりにも興味深すぎて作品に魅入ってしまいまして、ヤバ!時間がない!
 
 
 
 
 
 
速攻空港へ向かいます。
 
 
次の国へ。
 
 
 

トーゴ首都ロメ

 
ベナンからトーゴへ40分フライト。4時間のトランジット観光です。
 
 

飛行機はガラガラでしたが、私の隣りはトーゴ人の女性が座り、「どこから来ましたか?」と聞かれたので「日本から来た日本人です。」と応えると、

 

 

 

 

 

wow!!

 

 

 

 

 

 

日本人を見たのが初めてだったそう。私もよく考えたらトーゴ人は初です。と言いましても、この辺りはどの国の人も人種的特徴の違いといったものは感じられませんので、どの国に所属してるか?ということだけですよね。

 

 

話に花が咲きトーゴはどこへ行くのか聞かれ、「トランジット4時間なので、プランはなく街をプラプラしてみようと思ってる」旨を伝えると、「それならうちにおいでよ!うち、空港から30分なの!」と誘われ行くことにしました。笑

 

 

 

 

 

 

トランジット4時間と言っても、遅くとも1時間前には空港に着いて出国手続きは済ませておきたいので、実質3時間弱。彼女の家に行って帰って1時間かかるとすると、滞在はせいぜい1〜2時間。でも、地元の人々の暮らしぶりを見てみたいと思ったので、行くことにしたのです。

 

 

 

 

 

 

 

ロメに到着。

 

 

私はトランジットなので預け荷物は出てこないものの、彼女はここが最終目的地なのでスーツケース待ち。これが全然出てこない!

 

 

 

 

 

 

いつも思うのですが、アフリカ人の預け荷物の大きさと多さは半端ないですよね。私が小荷物なので思うだけかもですが、一体何が入ってるんだろう?何でこんなに大荷物になるんだろう?と、不思議でしゃーない。

 

 

    

 

 

 

一人ひとりが大荷物なので、ベルトコンベアに乗る量も半端なく、捌けても捌けてもドンドン出てくる。

 

 

 

 

 

 

1時間くらい待ったのかなぁ?やっと出てきたと思ったら彼女の荷物も半端なくて、持ち出すにも一苦労。彼女を迎えに来ていた家族の車は普通のセダンで、これ、どうやって乗せるんじゃい?私は乗れるんかい?

 

 

 

 

 

 

彼女は久しぶりの我が家だったようで、家族たちとの再会に歓喜していましたが、彼女の荷物を待って一時間以上ロスし、さらにこれから30分かけて彼女の家へ行ってたら、もうあまり滞在時間もなく、返ってバタバタさせてしまうかもと思い、時間に余裕がない旨を告げて彼女らを空港で見送りました。

 

 

 

 

 

 

体制を立て直し、英語を話すタクシードライバーを苦労して見つけ、一時間チャーターして空港から15分の首都ロメへ。ここも公用語はフランス語です。

 

 
驚いたのは、他の西アフリカのように雑然としたカオスとは無縁なとこ。
 
 
海は静かなる感じ。意外だ。ここなら私、住んでもいいかも!
 
 

タクシーぐるぐるは何かを見落としそうなので、海辺で待っててもらって海から街へ向かって歩きました。ここは「Cathédrale du Sacré-Cœur de Lomé」というカトリック教会。

 

 

素敵な色とデザインではないですか!先程のコトヌーの教会と通じるものがありますね。やはりこの辺りは国は違えど色々と同じなんだな。

 

 

内装も、シンプルながら縁取り鮮やかでキリッとした印象。凛々しい美しさですよね。外は暑いのでしばらくここで休憩。

 

 
またしばらく歩いていると、外観おしゃれなパン屋あったので入ってみたら、カラフルなケーキが。チョコレートケーキを買って食べました。
 
 
短い滞在でしたが、また次の国へ移動です。
 
 
さよならロメ。
 
 
 
 

コトヌーの新しい美術館は改めてゆっくり行きたい!

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