リブ
日曜日、仕事にとりかかろうと思っていたら友達が昼ごはんを食べに行こうと言うので三重にあるスペアリブ専門店へ行ってきた。
リブ三昧を食べる。
塩・味噌・しょうゆ味のリブが並ぶ。
どれもとってもおいしい。
肉がかなりやわらかい。
ちょっと前は肉の臭みに嫌気がさしてずっと豆腐ばかり食べていたけど、
久々のおいしい肉だった。
満足して、家に帰ってくると別の友達が2人来たので土曜と同じく紅茶を入れてまったり。
なので、結局仕事できず。
新たに仕事が入ってきそうで、先方の都合で先に延びもどかしい気分。
ついつい気が緩む。
だけど、気持ちを高めるためネットや雑誌やカタログ等の写真を見てテンションを高めておく。
Tripping in 岐阜
深夜2時半起床。
木材の仕入れに岐阜へ。
真っ暗で静かな道を岐阜へ向かう。
前回は6月だったので着くころには明るくなっていた。
今回は朝5時着。まだ真っ暗で、木はたくさんあるのだけどまったく見えなかった。
旅立ちを待つ木たちが真っ黒なシルエットで立ちはだかっていた。
競りが始まるまで時間があるので車で寝ようとするけど、
これから始まる戦いを思うと気持ちが昂ぶって眠れない。
宝の山を目の前にして眠れるわけがない。
7時から競りが始まる。
一緒に行った友達は出発時からビールを飲んでいる。
ここは朝・昼ご飯がまかなわれ、ジュースやビールは無料という素敵なところだ。
絶対に近所のおばさんやろ!てな人がビールをごっそり手にもって消える。
前回にいた、強気な禿げちらかしたオヤジを発見。
競り人にもヒョットコというあだ名を命名する。
たくさんならんだ木。
そそられる風景だ。
今回はあまりにたくさん競り落としすぎて車への荷積み荷下ろしがかなりハードだった。
汗まみれ、木のくずまみれでボロボロになった。
帰りの途中、アイスクリーム屋で栗のジェラートを食べた。
夕方5時ごろにすべての木を家に下ろす。
もう寝不足でヘロヘロだった。
一緒に行った友達がご飯を食べに行こうというので、近くのおいしい料理屋へ。
てっさ、シマアジ、ひらめの刺身に舌鼓を打つ。
疲れきった体に染み渡るおいしさ。
今日は木の桟積みの用意をしたけど、数が多いのではかどらず。
エンジュの木の皮を剥いていたら友達カップルが遊びにきたので、部屋で紅茶をのみつつまったり。
明日も桟積みの続きだ。
明日との境目
明日、僕は深夜2時半に起きなければならない。
普段は7時半ごろに起きる。
それがリズム。
しかし、2時半はもう少しでやってくる。
いつも通りなら、
「寝なければ」という重圧で結局、徹夜をしてしまう奇特体質だから困ったものだ。
NEVER COME 明日!!
冬がもうそこに
今日、ストーブを出した。
スイッチを入れるのはまだだけど。
工房にはストーブがない。
だから今年は対流式ストーブを買おうと思う。
最近はコタツのある居間で本を読んだりする。
テレビは居間に置いてある。
昨日、テレビをつけた。
ふと気がつくとテレビを見るのは半月ぶりだった。
多分先月はサッカーの試合以外テレビは見ていない。
コタツに入り、小さな幸せを感じる。
毎朝、何かしらの暖かい飲み物を仕事前に飲む。
最近気に入っているのは、
アールグレイに蜂蜜をちょっと入れて、ミルクティーにしてから最後にシナモンを少し入れる。
まろやかで香ばしくてスパイシーでほんのり甘い、すばらしい飲み物になる。
こいつを飲みつつ、工房の開け放ったシャッターから外を眺めると毎日の自然の移り変わりがわかる。
空模様や、柿の色づきや、雑草の具合や、咲いている花や、やってくる鳥など毎日違う変化がある。
木や草などはいよいよ晩秋の色づきになってきた。
鳥たちは柿や金木犀やモクレンの木の枝を飛び移りながら追いかけっこをしている。
小さいころ、毎年のように柿を収穫していた。
すべては採り尽くさずに、少し柿を枝につけたまま残しておく。
それは、鳥達の食べる分だった。
自然の恵みは採り尽くさないのが当たり前だった。
今の世の中では自然はすべて搾取するのが当たり前だ。
この、当たり前の四季もいつかはなくなるのだろうか。
さあこ
中学校時代の同級生に通称・サーコ(男)というのがいた。
同じサッカー部に所属していたが、彼のことは好きにはなれなかった。
強引で自己中心的な性格や、赤みがかったニキビだらけの頬や、ちょっとすねた目などが。
中学2年の時、同じサッカー部の友達2人と夏休みに行く琵琶湖一周自転車旅行の計画を立てていた。
そこへサーコがやってきて、「俺も行く」といった。
内心「お前はくるな」と思ったけど、僕以外の2人は「行こう、行こう」と言った。
仕方なく、その琵琶湖一周にサーコも加えて4人で行くことに。
琵琶湖一周は2日の日程だった。
初日は小学校の非常階段の下で野宿。
蚊がいっぱいいて刺され、耳元でも蚊のうなる音がひっきりなしでその日は一睡もできなかった。
朝、暑いので飲み物を飲むためマクドナルドによった。
ちゃんとした朝ご飯が食べたかった僕は「ご飯は後で食べるんやろ?」
と言うと、
サーコが「当たり前やん」
と気に障る返答。そのわりに僕以外の3人はちゃっかりハンバーガーを食べていた。
その後数時間、炎天下を自転車にのってひたすら前進。
サーコに
「そろそろご飯食べようや」というと、
「俺たちはさっきマクド食べたからいらんねん」というサイテーな返事。
一睡もせず、メシにもありつけなかった僕はフラフラで炎天下を進む。
大きな橋にさしかかった時、急激に眠気が襲ってきた。
橋を渡り終えるころには視界が狭くなり、自分の周りに透明な幕が張ってあるような感覚。
そして倒れた。遠ざかる意識。
友達の呼ぶ声も数百メートル先から聞いているようだった。
初めて死を意識した。
心の隅では「サーコぶっ殺す」という声が鳴り響く・・・
病院へ直行。
睡眠不足と食事抜きと水分不足が原因の熱射病だった。
サーコが悪魔に見えた。
その後何年かサーコに会うことはなかったが、5年ほど前に見かけた。
彼は白の軽自動車に乗っていた。
電飾やネオン管がピカピカで竹槍マフラー、もちろん白ハンドルにダッシュボードには白のファーが敷いてあった。
ブゴゴゴゴーーーーと彼は走り去っていった。
すごいセンスだ・・・と思った。
車の後ろには「ALONE」という文字が白のカッティングシートで自作してあった。
サーコの仲の良い友達に会ったとき、
「あの、ALONEって何なん?」と聞くと、
どうやら彼の所属する、車のチーム名らしい。
だけど、サーコ一人だけだから「ALONE」
チーム「ALONE」
最初はギャグでやってんのかなと思ったけど、本人は本気らしい。
笑いが止まらなかった、と同時に彼の自虐的ギャグセンスに敬意を払う。
別の友達がコンビニでサーコに出会った。
サーコが
「俺の車イケてるやろー」といったら、
友達は
「なんてイタい車乗ってるねん」と言ったらしい。
この話は半ば伝説化している。
3年ほど前に偶然サーコに出会った。
彼はいきなり、
「ボウリング、行こうぜっ!」と言って
ボウリングを投げるモーションをして、振った手で僕のお尻をパーンと叩いた。
僕は反射的に身をよじり、
「イヤ、やめとくわ。」と言ってその場を離れた。
彼とはその後会っていない。

