想像で遊び創造で遊ぶ -42ページ目

コマメの呪い

昨日、仕事中に眼鏡のフレームが真っ二つに折れた。





工房に小さい耕耘機が一台ある。

そいつからは2本のバーハンドルがにょきっとでていて、そこを掴み運転する。



ふとしたはずみでそのバーハンドルに眉間から突っ込み、眼鏡がきれいに真ん中から折れた。

あまりに左右対称に折れたので、なぜか残念な気持ち半分、すがすがしい気持ち半分だった。





この耕運機、名前をKOMAMEという。

通称コマメちゃん。





そういやあ、この秋冬シーズンいそがしくってコマメちゃん運転させてなかったなあ、と思った。

畑は今、何も植わっていない。

たまには動かしてくれよ、というコマメちゃんの過激なメッセージを聞いた気がした。





春になったらまたこいつを動かして畑に野菜をいっぱい植えよう、と雪が降る外をながめつつふと考えた。

足跡

新しい年が明けてはや12日。



毎日がめまぐるしく、だけど着実に1日1日が過ぎていく。

ひとつひとつのことを楽しんで(あるときは苦しんで)毎日を過ごす。



その日々の傍らには誰かしらの人が絡んでくる。





仕事中はひとりなのだけれども、

集中すべき対象が目の前にある。



最近自分自身を見つめ返してないなと思う。







僕は一人で旅をするのが好きだ。

その理由のひとつに自分自身との対話がある。



見知らぬ土地をさまよい、自分自身を深くまで見つめる。

そうすることによって見たくない自分もでてくるけど、

目をそらすことはできないのでその自分自身を受け入れる。

また、その土地やそこに暮らす人々との出会いによって新しい自分自身の発見もある。





何かから逃げるのではなく、

自分という存在に真っ向から突っ込んでいく。







旅ではひとりになる時間が多い。







日常生活から離れたその瞬間こそ今までの自分を見つめなおし、

新しい自分を発見するチャンスじゃないかと思う。





そんなのは日常生活を送るうえで必要じゃないかもしれない。

だけどひとつの生命体である以上、

「自分」というものだけでも底辺から頂点まで眺めてみるのもいいかもしれない。







最後には肉体は消滅する。

足跡だけがあとには残る。






初練習

今日はバンドの2008年初練習。



いつも使っているスタジオはかなりオンボロ。

壁に穴はあいてるし、

管理人とかいつも誰もいないし、

お金はタッパーに入れておくシステムだし、

幽霊出そうだし。





某有名バンドが巣立ったらしいけど、スタジオの前のラーメン屋は営業してるのかどうかわからないし、

でも、店の中には肉切り包丁の似合うハゲセミロン毛のオヤジがいる。





メンバー達と新年の挨拶を交わし、曲も形になってきた。

ライブまであと2週間。

あれ、去年の今頃は自分が今バンドやってるなんて想像できなかった。

バンドは5年くらい前にやめたきり、またやるなんて思いもしなかった。



今はパーカッションを叩くのが楽しくって気持ちよくって仕方がない。

だからきっと来年も今想像しえる自分よりはるか先にいっているかもしれない。




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クライミングトリップ

正月早々、前々から予定していた四国クライミングトリップへ行った。

今回のメンバーは、ジムで仲良くなった人達2人+もうひとりが2日目の夜に合流した。

3人ともジムで何度か話をしただけで、職業・年齢ぐらいしかわからなくって性格とかは未知数だった。

その人たちと4日間寝食を共にするのだから、

うーん、なんというか不安だった。





1日の夜に滋賀を出発し、予定地の高知県へ向かう。

しかし香川から高知に入ったとたんに雪が降り出してきた。

やむなく予定変更。

香川に戻り、香川の岩場の近くの橋の下でテントを張る。

深夜3時、寒波により猛烈な寒さのなかテント泊。

びゅうびゅう風が吹き、かなり着こんでいるのに寒さが体にじわじわとしみてくる。





次の日は7時に起床。

睡眠時間3時間半ほどだけど、旅先での興奮からか眠くはなかった。

天気は快晴だけど、風がかなり強い。

さっそく岩場へむかう。




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いきなり難しい課題にチャレンジする友達。

登れそうで登れない。

風が冷たすぎて切なくなった。

だけど、頑張った。

夕方は海を見渡す銭湯へ行った。

澄んだ正月の空はきれいだった。


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夜に徳島へ向かう。

渓谷の山々に張り付く民家。

その一角にあった公民館でテント泊。

またまた風強し。

山中なのでより気温も低く懐炉をいっぱい貼り付けて寝た。





川沿いにある岩達はどれもおもしろそうなのばかりで十分に楽しめた。


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日陰なので寒かったけれど。







さすがに3日間も顔をあわせているとイライラがつのってくるのか夜に西宮に移動中、

ジム仲間の2人が運転をめぐって喧嘩。

ひとりがレンタカーのバンの後の荷物を整理しているときに、

運転中のもうひとりが急ブレーキ。

後の人が激しく転がり、ボカーン!となった。

「危ないやんけ!!ボケー!!!」

てな感じで罵声を浴びせる。



僕は面白くなってきて外を眺めていた。







最終日は西宮で登る。

天気は最高。

眺めもよし。


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寒かったけれど、

楽しめたクライミングトリップだった。

ずっとテントで寝てたけど、

今日はふかふかの布団で眠れる。



とっても小さな幸せだけど、

今日の僕には重要だ。

区切りなのかどうか

大晦日、誰もが新年を迎える準備をする日だ。



一年とはなんて早いものだろう。

振り返って、僕の一年の中身をひとつづつ思い出していく。

中身はなかなか濃かったなあ、と思う。





今年は良い出会いがたくさんあった。

おそらく来年は飛躍の年になるだろうと思う。





年明けにはバンドのライブが控えていて、

家具納品、広告の仕事、壁面収納の打ち合わせが待っている。

特に壁面収納は今後の自分を左右する仕事なので、

恐怖の方が大きいけどやるしかない。











今日、友達がとっても素敵な「しおり」を送ってくれた。

贈りものってあげるのもうれしいし、もらうのもうれしい。

郵便でやってくるっていうのが重要だ。



年末に届く、粋な計らい。





ひとしきり掃除が終わって、

今日買った韃靼そば茶をのみつつ、

最高の音でボブ・マーレイのレコードをかけて、

封筒をペーパーナイフであける。

この瞬間のどきどき感がたまらない。







なんかよくはわからないけど、

ひとつ歳をとり、

生まれた瞬間から死ぬ瞬間までまっしぐらって感じだけど、

とりあえずは「今」しかないから、

いい気分で新年を迎えようっと。