想像で遊び創造で遊ぶ -35ページ目

土からこんにちは

春の暖かさもようやく安定してきて、

この町では桜がようやく開花してきた。





家のまわりを見ると、いろいろな花が開花している。

ピンク、赤、白、黄、青、緑など、地上には春を彩ろうとたくさんの色が溢れてきている。

雑草もすごい勢いで伸びてきている。





こんなに、たくさんの生き物が冬の間に眠っていて、

いっきに目覚めるのは、

冷静に考えるとすごいことだ。



自然の摂理に逆らわなければ、

人間も冬はおとなしくじっとしていたほうがいいんじゃあないかと疑ってしまう。

俯瞰

人助けのため、車で往復600kmの距離を走った。

しかも、トンボ帰りだったので、しんどかった。



長い距離を移動すると、世の中が俯瞰的に眺められる。

それは山に登ったり、遠いところに行ったりしても同様のことが起こる。





そのとき、

なんてちっぽけな世界にいるのだろう、と思ってしまう。

喩えるなら、

アリの巣を発見し、その中でたくさんのアリが必死に動き回っているのを見るかのような感じ。



人間存在はアリの存在と同じだなあ、と感じる。

ずっと動き回って、「コトリ」と死ぬのはアリも人間も同じだ。







ひとつの社会を外から眺めたら、世界と自分との関わり方が変わる。











今日は素敵な映画を見た。

静かで、美しくて、愛しくて、悲しい映画だった。



パリ、テキサス
 
¥3,591




お店を探す

設計士さんと一緒に家具屋リサーチとお店内装チェックを兼ねて、

気になっていたお店をいくつかまわった。



マニアックなカフェを発見した。

おそらく内装は自分で手がけたものと思われるけど、

南国とかサーフィンとかそういうのが好きなのだろうなー、という感じ。

それが、なかなか味を出していて良かった。



店主はとても静かで存在感が薄い。声も小さい。

コーヒーの味は普通だったけど、

ひとりで行くにはかなり良い。

静かに本をよんで過ごせそうなカフェが僕の第一条件だからだ。



いくら内装が良かったり、飲み物がおいしくても、

お前ら静かにしゃべれよオーラを出していたり、

まったくセンスのない音楽をかけていたり、

カップルオンリーな雰囲気だったり、

すると、それだけでもうダメなお店になり下がってしまう。





素敵な家具のセレクトショップで、椅子や食器などを眺めたりさわったりする。

値段は高いけれど、それだけの価値はある。

日本ではいいものに対する評価が低い。

使い捨て・大量消費文化がいつのまにか根をはってしまっているのが残念だ。

ドイツのマイスター制度にて職人が尊敬され、彼らがつくるものには敬意を払われているのに対し、

日本ではモノを見極める価値観が希薄だ。



流行が一番という、ものを考えない人間がたくさんいる。

一昔前なら、まったくそんなことはなかっただろうに。





ついでにとても素敵な古着屋を発見した。

ここの古着がまた、値段安めのわりに粒揃い。

店員もまた、誇りを持って仕事をしている感じがしてかなり良い。

置いてあるものが、いいものばかりで目移りしてしまった。





いろいろな意味で勉強になった。

時間旅行

時間というものの認識は人によって違う。

その時間の中において、その長短はまた人によって違う。



例えば、電車を待っている5分間はとても長く、薄っぺらい時間に思える。

また、5分の曲を演奏している間はおもしろいほど濃密な時間を過ごす。



同じ5分であってもまったく違った時間軸があり、感じうる長さが全然違う。





ひとりで旅をしているときは、

おそろしいほどに濃密な時間を過ごす。

たった一ヶ月が、内容においては一年か、それ以上に感じる。

常に目に入ってくるものは新しいもので、

出逢う人々は新たに知り合う人ばかり。



普通の日常生活においては、限られたものしかない。

それは気持ちの持ちようかもしれないけれど、

外的要因は多分に影響してくると思う。





時間に抹殺されてしまう前に、

日常時間の枠からはみ出てしまったら、

真に人間という生き物になれる気がするなあ。







黄泉の犬/藤原 新也
 
¥1,950
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いろいろな色

ずっとくすんでいた世界が暖かくなり、

地面にはすでに新しい春を賛美するかのような世界が広がっている。






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地面にしきつめられた小さな花。

ヴィヴィッドな色と葉の緑のコントラストがたまりません。

すばらしい絨毯。






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梅の花。

真ん中の触手のようなものが新しい!こともないけどかっこいい。








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謎の赤い花が一輪だけ咲いていた。

ひとつだけ別の色で主張している、そういう天邪鬼な野郎だ。







地面には興味のあるものがいっぱいだ。

土という巨大なキャンバスに、たくさんの生命体があたらしいアートを毎日描きつづけている。