ひとり時間
ひとりでお酒を飲み、
心地よい音楽を聴く。
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お酒で気持ちよくなったところへ、
めくるめく音世界が包み込んでくる。
すごい、音。
どうして、こんなすごい音世界が作り出せるのだろう。
近頃は、僕のバンドのライブがいくつか決まってきて、
嬉しい。
来月早々、シカゴのアーティスト&京都の外タレジャムバンドと対バン。
つわもの揃いで、少々ビビる。
コンガのチューニングをして、
ひとり、
パツパツ、パキポポン、
と叩いてみる。
創造
キース・ジャレット「ソロ・コンサート」のライナーノーツにキースが語った言葉が引用されていた。
「私は『芸術』を信奉しない男だ。その意味で私はアーティストではない。
私は私が生まれる前に存在した音楽はある程度信ずる。その意味で多分私はミュージシャンとはいえない。
私は人生を信じない。
しかし、この問題を本当に深く考えた人なら同じ結論に達するであろう。
私は自分で創造できる男だとは思わない。しかし、創造への道は目指しているつもりである。
私は創造を信ずる。
事実このアルバムは、私という媒体を通じて、創造の神から届けられたものである。
なし得る限りの純度を保ったつもりである。
こうした作業をした私は何と呼ばれるべきであろうか。
創造の神が何と呼んだか、私はおぼえていないのである。」
まったく同じようなことを、
横尾忠則や、ウイリアム・M・ヴォーリズも言っていたのを思い出した。
ここで言われている神とはキリストやブッダとかそういう類ではない。
優れたものを生み出す人々は、
ある意味では自我を消し去り、
神の手となり足となりて何かを生み出すのだ。
確かに、
何かを創るとき、創ってやろう!という気持ちでは何もいいものができない。
「何かにとりつかれたように」という表現が一番当てはまるのだけど、
そういうときは自分が想像だにしえなかったものが生み出されるときが多々ある。
音楽を演奏するときも、
考えてつくりだしたものよりも即興で体が動くがままに演奏したほうが、すごいグルーブが生まれるときがある。
多分、キースや横尾さんやヴォーリズの言っていることはこういうことなのだろう。
アインシュタインが重要な理論をひらめいたとき、
彼はうつらうつらと白昼夢のような半覚醒状態だったという。
この自我と無我の境目あたりで、贈り物をもらった(もしくは、授けられた)。
人間はふだんは自我が強いけれど、
こういった瞬間などは新しいひらめきやアイデアやインスピレーションが、降りて来るのだろうな。
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ダメダメ
ハンニバル・レクターは、気持ち悪いけどとてもカッコいいと思った。
だけど、映画「ハンニバルライジング」を見てしまい、なんだかとっても残念な気分になった。
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なぜか?
先に小説を読んでしまい映画の内容の薄っぺらさと、
先に作り上げてしまった脳内イメージと映像とのギャップを感じた。
どちらにしろこの映画は終わっている。
「羊達の沈黙」
「ハンニバル」
「レッドドラゴン」
のアンソニー・ホプキンス演じるハンニバルが良かったのか、
単純にアンソニー・ホプキンスの演技が好きなのかわからなくなった。
どちらにせよ、
「羊達の沈黙」は最高だった。
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中心と外周の円は睡眠と覚醒との関係性に似ている
花見の途中、空を見上げた。
太陽のまわりに環ができていた。
雨が降る前兆だ。
次の日の、天気の悪い日曜日。
なんて甘美な響きを含んだ休日だろう。
朝から夕方までジャズオンリーのBGMでただひたすら本を読み、
遠い世界へ脳内トリップ。
活字活字、
目が見ているものは活字だけど、
頭の中の世界は海を、空を、宇宙を跳びまわる。
そして、ふと耳に聴こえてくる心地よい音。
ときおりうつらうつらと半覚醒・半睡眠状態におちいりつつ、
静かな時間がながれる。
外から聞こえてくる、子供がボールをボン、ボン、跳ねさせている音。
それがアート・ブレイキーのドラミングに加味されて、
その偶然の音がまた心地よし。
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見知らぬ場所
ここ数年、映像をみるのがあまり好きではなかった。
なぜなら、映像を見ている間は画面の前にずっといなければならないからだ。
腰を落ち着けるのが苦手な僕は、画面の前に縛られるとなぜか逃げ出したくなってしまう。
しかーし、最近映画熱が再燃。
やっぱ、映画はいいです。
大学受験の志望校は映画学科を目指していた(落ちたけど)。
あのころは映画大好きでいろいろ見たり、たくさんの監督の本を読んだりもしていた。
時がかわれば興味もかわる。
そして歴史は繰り返されるので、
また今、映画がアツイ。
この前に引き続き、ヴェンダースの作品を見た。
天使が人間になる映画だ。
元天使のコロンボなんかが出てきたりして、面白い。
元天使、もし実際にいるのなら僕はそういう人たちに会ったことがある。
天使のような人と形容したらいいんだろうか、
そういう素敵な人がこの世界にはいる。
また、そういう人に出会いたいなあ。
ちなみに僕の幼馴染のオカンは、
アンブレイカブルのサミュエル・L・ジャクソンにそっくりだ。
たまに見かけると、「あっ、サミュエルがいる!」と心のなかで密かに思ふのです。
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