楽園のこと
雪が降っているから、友達と山へ登った。
雪に足をとられつつ空中トレック。
吹雪の中でのお昼ごはんはおいしかった。
おにぎり、ラーメン、缶詰、チョコバー、ポタージュ。
でも手袋を片方はずしていたものだから、
指先の感覚がなくなった。
今までで一番寒い思いをした。
下りはすべりつつ下山。
急な斜面をかけおりて、最後に熱いコーヒーを飲んだら疲れがやわらいで幸せな気分になった。
シガーロスのミュージックビデオを見た。
音が最高にいいし、映像もかなりきれい。
アイスランドの風景や人々がところどころにちりばめられている。
アイスランドの大地で、たくさんの人々が集まって、
空はとてもきれいで、なんだか泣きそうになってしまった。
こういうところで演奏できたらいいなあ。
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雪があったこと
年明けは家でたくさんの人達と一緒に迎えた。
あけましておめでとうございます。
今日はひとりで、約2年ぶりにちょっとしたトレッキングにでかけた。
近くの低山だけど、雪が予想以上に残っていてアイゼンもなにも装備持っていかなかったので、
何回もすべって雪まみれになった。
長いブランクのせいで、体力がかなり落ちていた。
一つの山から、稜線伝いに軽く隣の山まで歩くつもりが断念。
帰りはすべり落ちるように下山した。
久しぶりの山はなんだかすごく良かった。
雪は白いし、吐く息も白い。
風の音と、雪が枝から落ちる音と、自分の息づかいしか聴こえない。
遠くには小さな家がたくさんあって、雲はどこまでも広がっている。
葉を落とした木々のまわりには雪。
木とか雪とか空とか、それしかないからシンプルだ。
雪の上をさくさく歩く快感。
今年もいい年になりそうだ。
ゾルバ/クヌルプが与えること
ゾルバ・ザ・グリーク、邦題「その男ゾルバ」。
ゾルバのように生きることを目指しているのに、
日々に追われているうちに遠ざかっている。
もしくはヘッセのクヌルプ。
思いださなければ!
28日は今年最後のライブだった。
今年の1月に今のバンドで初めてライブをして、
おおよそ1年のしめくくりとしてのライブ。
ちょうど今年一番の大仕事を終えたばかりだったので、
相当にストレスがたまっていた。
それをすべて吐き出すかのようないいライブができた!
個人的には今年一番の出来。
先週のライブでは、緊張して無難なプレイに終始し、結果的には一番最低なプレイだった。
なのに28日のライブの出来!!
情熱とインスピレーションと新しいものを生み出す創造力がないまぜになった最高のプレイができた。
冒険心なくしては新しいものは作り出せないとあらためて実感した。
今までもでこぼこ道しか歩いてこなかったはずの自分が、
無難なプレイで音を表現できるわけはない。
世界からこぼれ落ちそうになりながらもその端っこで、
何かを創り出して自分の存在意義を探り出していたはず。
音を作るのは最後はインスピレーションだ。
演奏中にメンバーをいつも見渡すと、
ひとつの音を奏でている、ハーモニックしている連帯感がとても嬉しい。
ライブハウスで昔に意気投合して仲良くなった友達が、初めて見に来てくれた。
かなり音にはこだわりのあるやつだけど、
「正直めちゃくちゃ良かったよ」と言ってくれた。
お酒いっぱいのんでて、「いい音楽聴くと酒がすすむんだ」。
この友達はライブハウスでしか会ったことないけど本当にいいやつ。
好きな友達に正直にいいと言ってもらえたことが何よりもうれしかった。
2008年、たくさんの出来事と出会いがあった。
去年も同じようなことを書いてるけれど。
僕は成長しているのか退化しているのか。
たくさんの人と出会い、話し、愛し合い、自分を見る。
会いたい人がいっぱいいる。
きっと今これを読んでくれている人たちも。
狂おしいほどに人生を愛するか、
狂いそうなほど人生にのまれるか。
ゾルバのように笑って、馬のようにいなないて死ぬか。
クヌルプのように雪のなかで神の声を聞きながら死ぬか。
あともう少したてば新しい年がおとずれる。
誰にも。
地獄絵図のこと
ようやく今日、仕事を終えることができた。
納品が終わって、気持ちよく仕事おさめ。
先週からずっと地獄絵図の中を散歩しているかのようだった。
もしくは狂気の白昼夢を見ているかのような。
誰かと話していても半分上の空で、そこにもここにも自分がいないような、
今週に入ってからはいきなり涙がでてきたり、
自分を痛めつけてやりたい衝動に駆られ、
自分というものは存在しているのかしないのか、
まとめると、よくわからないけれどヤバイ状態だったわけです。
たくさんの人に助けてもらったり、お世話になったりしながらこの大仕事をやってのけた。
お客さんも喜んでくれた。
とりあえずは休みたい。
雪が積もった。
たくさん雪が降った。
雪がつもった朝のまちなみは、なぜかのんびりオーラ全開の朝。
長靴をはいて裏の広場に足跡を着けた。
雪に足が沈んで心地いい。
先週、飛べない鳥が畑をぴょんぴょん跳ねていた。
ぴーぴー鳴く鳥。
頭の後ろが寝癖みたいになっていてかわいい。
そいつがまだいるみたいで、
次ぎ見つけたら餌付けしてやろうかな。
まだいるってことはまだ羽が治ってない。
柿が不自然に広場の真ん中に落ちていて、
ついばんだ跡。
雪の白、
露出した地面は黒茶色、
枯れ草は褐色の黄緑、
柿は、そのままに柿の色。
姿をまた見せたなら、不味いお菓子を投げ与えてみようかな。
空での生活時間より、地上での生活時間が長くなってしまった、
名前も知らない鳥はいったいどうやって生きているのか、
羽が使えなくても、鳥。
いじわるになること
今年の仕事もいよいよ大詰めを向かえ、
ずっと休みもなく働いている。
今朝も寝てたら仕事の電話で叩き起こされ、
そのまま朝ごはんも食べずに働く。
頭の中では、最狂に歪んだギターの音がギャワーンと。
忙しいと心に余裕がなくなって、いじわるになり、そのあと自己嫌悪。
体中が過労により痛いけど、
休む暇なく夕方からちょっと遠い街まで遊びに行く。
カフェ行って、お好み焼き食べて、またカフェ行って。
富山の素敵な友達ができた。
水曜日はライブだった。
上手なパーカッショニストがいて、緊張してしまい、終始無難なプレイをする。
だから、なんだか満足感が得られなかった。
無難にやるのはやめだ。
パッションのみが自分のパーカッションを満足させる。
そうとうにうっぷんが溜まっている。
これはマズイ。
昨日のスタジオ練習では、ライブ以上のテンションでもって、最後は演奏しながらシャウト。
来週の京都ライブでは今年一年のしめくくりとして、死んでもいい勢いでやりたいなあ。
あーーーーー、
あーーーーーーーー、
あーーーーーーーーーーー、
つ、かれた。。。
とりあえず生きているから、生きることを楽しもう。









