本中毒、映画中毒、仕事中毒、そして...恋愛中毒 -105ページ目

ゴジラ


ゴジラ(昭和29年度作品)【60周年記念版】 [Blu-ray]/宝田明,河内桃子,平田昭彦
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今年はゴジラ第一作から数えて60周年。
ハリウッド版ゴジラもこの週末から公開されている。

それにあやかってなのか…この7月に入ってNHKのプレミアムで、往年のゴジラ映画が放映されている。
平成ゴジラシリーズはどうも肌に合わないので、専ら昭和のゴジラ映画を録画してぽちぽち観ている。
放映されたのは
『ゴジラ』
『ゴジラ対モスラ』
『三大怪獣 地球最大の決戦』
『怪獣大戦争』
の4本。

作品的には第一作の『ゴジラ』は歴史的な作品で、興味深い。
しかし後の三作は、第一作の人気に便乗して作られたプログラムムービーと言う所。
第1作が1954年
第4,5,6作に当たる他3本が1964~1665年
10年の隔たりがある。

観ていて気がついたのは、その10年の間の社会の変化。
第1作が色濃く太平洋戦争の傷跡を引きずっているのに対し、『ゴジラ対モスラ』以降は現在の我々の日常に繋がるモダンなイメージが漂う。
これは映画そのものが、モノクロからカラーになった影響もあるのだろうけれど、やはり当時の社会の雰囲気が大きく影響しているのだろう…と考えながら、その変化と緩くなってしまったゴジラの世界観を楽しむ。


この頃のゴジラ映画は、女優さんが可愛かったり綺麗だったりするので、それも楽しみ。
河内桃子、星由里子、若林映子、水野久美…
おませな子供の頃の好みは水野久美だったのだけれど、大学時代は河内桃子や星由里子、オヤジになった今は若林映子がお気に入りだったりする。
われながら節操がない…


モスラ対ゴジラ【60周年記念版】 [Blu-ray]/東宝
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三大怪獣 地球最大の決戦 【60周年記念版】 [Blu-ray]/夏木陽介,星由里子
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■書評 残雪『最後の恋人』 平凡社2014/2/19

最後の恋人 (残雪コレクション)/平凡社
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残雪という名前がちょっと奇異に感じるのだが、著者は中国人。女性。

まるで夢を観ている様な内容が延々と続き、仕事で寝不足が続き半分寝ている様な状態の身には、読むのがちょっと辛かった。
読みながら寝落ちしてしまいそうになる…
だから、この現代版のカフカの様な長編小説を、僕は字面を追っただけで、理解できていない可能性が高い。
ゆっくりとした時間が出来たら、再読したいと思うのだが…

積ん読や、再読希望がいっぱいある。
残された人生の中で、そんなのをきちんと消化する時間はおそらく来ないだろうなぁ。

■書評 アンリ・イスラン『マルヌの会戦 第一次世界大戦の序曲1914年秋』 中央公論新社2014

マルヌの会戦 - 第一次世界大戦の序曲 1914年秋/アンリ・イスラン
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第一次世界大戦の初期
フランスに侵攻したドイツ軍は連戦連勝。
怒濤の進撃で首都パリ近郊に肉迫する。
これをフランス軍が押し返し、大戦全体のターニングポイントになったのが、本書で扱っているマルヌの会戦。
これ以降、両軍は互いににらみ合って一進一退を続ける、泥沼の塹壕戦を続ける事になる。

僕らは太平洋戦争の事は結構知っているけれど、もう一つ前の世界大戦についてはあまり知らない。
抽象的な大ぐくりの知識として、セルビアの皇太子の暗殺に端を発し、ヨーロッパ全体を舞台として、飛行機/飛行船・戦車・潜水艦・毒ガスといった近代兵器が登場し、未曾有の戦死者が出した戦争。
それぐらいしか知らない。
具体的な戦局の推移、上述の新兵器はどんな役割を果たしたのか、そして戦中戦後に人々の生活をどう変えたのか…
そういう知識はかなり乏しい。

本書は、そうした戦局の推移を知る上での貴重な一冊。
と言いながら、本書はマルヌの会戦の事だけを記述しているので全体の鳥瞰的な知識が手に入る訳ではない。
現場に密着して、マルヌの会戦とはどんな戦闘だったか、どれほど混乱していたのかを肌感覚で味わう本と思えば良い。
著者がフランス人だから、フランス軍の記述を主としながら、ドイツ側の記述も詳しい。

ただ、ちょっと肌感覚を味わう本なので、余計な記述も多くて要点が呆けている様に感じてしまうのが、玉に疵。