本中毒、映画中毒、仕事中毒、そして...恋愛中毒 -103ページ目

『機動戦士ガンダム展』

7月からこの8月31日まで、大阪南港の昔サントリーミュージアムだった場所で機動戦士ガンダム展が開催されていた。
僕はあまり観にいくつもりはなかったのだが、家人が「実物大のホワイトベースのブリッジ」という所に激しく反応、どうしても観たいと言う。
「こいつ、ザクとグフの違いも判らないくせに…」と思ったのだが、連れて行けと煩くて仕方ないので、先週末に忙しい中、出かけた。

展示内容は、基本は1stガンダムの企画資料から映画版の広報資料まで。
Z以降は説明程度。
確かに45~50歳前後の、リアルタイムで1stガンダムに夢中になったオヤジ達の心をがっちりキャッチする展示内容。

今更、新しい知見が得られた訳ではないのだが、安彦氏の生原画を観られたのは大きな収穫だった。
最終話、宇宙要塞ア・バオア・クー内でアムロとシャアがノーマルスーツでチャンバラするシーンの原画。
おそらく劇場用に描き直された原画なのだが、静止画としての完成度の高さ、デッサンやタッチの達者さに舌を巻いた。
一秒間に8コマ、或いは12コマの絵を使うアニメ製作の現場で、作画監督だった安彦氏は短時間で膨大な枚数の絵を描いていた筈なのだが、その状況でマンガと同等の完成度の絵を描いている技能…
鉛筆画とは言え、とてつもない。
しかし、残念ながら、安彦氏の絵の技能は動画向きではない。
だから、これらの原画がアニメーションになって動いた時には、1/8とか1/12秒で絵が流れてしまい、そのとてつもない技能が視聴者には判らなくなる。
全く残念。
才能の無駄使い。
後年、氏がアニメーション製作を離れ、マンガ家としての活躍の場を求めたのは、至極当然の結果と言える。

こうして、ガンダム展は安彦良和という絵描きのとんでもない技能を再発見させられる展示会となった。

<追記>
家人は、ザクとグフの見分けがつくようになった。
薄緑色の白黒っぽいのがザク。
ムチみたいなのを持っている青いのがグフ。
らしい。
ムチは強力なアイテムだなぁ…

■映画 『思い出のマーニー』 2014日本

お盆休みに入って、久しぶりに3連休になったので、次々と映画三昧。

ジブリの新作『思い出のマーニー』を観る。



あまり詳しく書いてしまうと、ネタバレになってしまう。
普通の映画ならネタバレにも構わずに書いてしまうのだが…
ちょっとこのアニメに関しては書いてしまう事が、未だこの作品を観ていない人に対して凄く罪な事の様に感じてしまうのでとても困る。

アニメーション本来の表現や映像という意味ではあまり面白くはないのだが、劇場映画としてはもの凄く良く出来ていると言って良いと思う。
この夏に観た映画の中では一番印象深かったと思う。


残念な事に、興行的にはあまり振るってない様で…(巷ではジブリ解散説も囁かれているし…)
確かにこの作品は凄く宣伝しにくくて、観客動員しにくい。

勿体ないと思う。
もしかしたら10年後、20年後に再発見されて評価される佳作なのではないだろうか…と思うのだが、こういうアニメを興行的に成り立たないのは勿体ないなと思う。

予告編

ガメラの予告編を見つけたので、貼り付け
全ての映画の予告編って、どうしてこんなに面白そうなんだろう…