自己評価の習慣がないと、他者評価に依存しやすい
久しぶりのエネルギーバンパイア系の記事になります。
人の心理の中に、誰かを下げることで(マウンティングなど)相対的に自分を上げて心の均衡を保ちたがる心理があるようです。
自分の評価を自分でするという、自己評価の習慣がない人ほど、他の人との比較であったり、他者評価でしか自分の価値を確認できない傾向があるのかなと思います。
これは、仕方ない要素もあります。
学校などで、テストの点数などで評価されたり、教師から評価されたりというのが当たり前になり、自分で自分を評価することを教えてもらえず、習慣が作られづらいのもあると思います。
ちなみに、教師からの評価ですが、正当でなく教師の私情で決められるケースもあります。
私の身内がそれをされました。
おそらくエネルギーバンパイアな教師だったのでしょうが、真面目に授業を受けてるのに一方的に目の敵にされ、軽くいじめ状態にされた上、きちんと授業を休まず受けていたのに、理由もなく成績を一番低い1にされた、ということがあります。
もちろん、一部の教師でしょうが、残念ながらこんなケースもあります。
私も似たことをされたことがあります。
他者評価が子供の頃から当たり前なので、自分で自分を評価する習慣を奪われてしまっているというのもあり、仕方ない要素もあります。
マウンティングしやすくなる場合もある
他者からの評価というのも、客観的要素もあるので必要でもあります。
ただ、そればかりだと、他者との比較や競争に偏ってしまうことが起きやすくもなります。
潜在的に、常に他者と比較や競争をするのが癖になってしまうと、消耗しやすくなるかもしれません。
例えば、友達と遊ぶときも、友達より自分がかっこいいまたは可愛いか、勝ってるかを気にしてしまい、内心でマウンティングしてしまう、などです。
友達と遊ぶのは、純粋に楽しんで共有することが目的なはずなのに、それが無自覚に阻害されてしまいます。
また、自分で気付かない内に、マウンティング言動や雰囲気がつい出てしまい、友達を疲れさせたり、場合によっては距離を置かれることも起きかねません。
他者を下げて自分の価値を上げようとしたり、価値を確認したがる人というのは、自己評価が苦手なのかもしれません。
ただ、他者を下げても、自分の価値は1mmも上がりません。
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人を貶める心から自信は生まれない
自己価値や自信は、自分で実績を積んでいくことで作られるものだからです。
他者を下げたり見下したところで、そのときだけ心の均衡が保たれるだけで、自分の実績にはなりません。
少し心が慰められた気がするだけです。
ですが、それがわかってなく、それを繰り返してしまう人(エネルギーバンパイア状態)が世の中にはたくさんいて、今日も元気に活動中なのは、切ない話です。
地道に自分で実績を積んでいき、自己評価の習慣も取り入れることが、自信を持つ一番の近道ではないかなと、個人的に感じています。