エネルギーバンパイアの一例シリーズです。
今回は、エネルギーバンパイアを語る上では外せないといっても過言ではない、マウンティング系です。
マウンティングとは、優位性を誇示するという意味があり、張り合ってきて、自分が上ということをさりげなく誇示してくることです。
マウンティング女子という言葉が一時期流行りましたし、特に女性の間で多いイメージかもしれません。
ですが男性でもマウンティングはあります。
マウンティングされると、馬鹿にされたように感じたり、自分を下げられたように感じたり、また相手から標的にされてしまうというのもあり、消耗や疲れ、エネルギーを取られる感覚がしがちです。
マウンティング系の派生として恋愛系バンパイアもいます。
恋愛系バンパイアは恋愛においてマウンティングしたがるタイプです。
恋愛の重要度が高く、恋愛や異性の話ばかりする傾向で、人の恋愛事情になぜか首を突っ込みたがって、意見や干渉したがり、恋愛において張り合って勝ちたがり、ヒエラルキーを勝手に作りがちです。
自慢され、馬鹿にされることを言われたり、「私の方が上、あんたが下」と誇示されるので、される側は
モヤモヤや漠然とした疲れ、セルフイメージが下がる、自尊心が傷つくなどを感じることもあります。
攻撃タイプとはまた違い、このタイプも悪気がないのかもしれません。
マウンティングをしたがる背景は一概に言えずいろいろとあるでしょうが、認められたい、選ばれたいと
いう思いが、本人は無自覚でもあることが多いかなと思います。
マウンティング系に限らず、エネルギーバンパイア状態全般にいえますが、どこかで満たされてなかったり、自分(エネルギー)を満たすことがうまくできないことが多い傾向のようです。
また自己愛に傷があり、ふとした時に困ったちゃんな言動を誰かにしてしまうことも少なくないようです。
マウンティング系は、相手に何かしらで勝ったと誇示することで、自分の価値が上がるかのように感じ、不安が多少解消する心理があったりします。
逆にいえば、負けたと感じることをとても嫌い、自分が下がるようで、強い抵抗を感じやすいかもしれません。
だからこそ、標的を見つけてマウンティングをしたがり、自分を保ちたがるのでしょうね…。
心の中で勝負してしまいやすく、プライドも高くなってしまいがちで、安心や安定感が得づらい面もあるようにも感じます。
その、私が上、あんたが下、というのも明確な判断基準はなく、あくまでその人の価値観、正しさに基づきます。
その人にとって重要度が高いものというのも判断基準の内です。
なので、実際に勝ち負けはないわけで、相手の思い込みともいえるかも。
マウンティングに関しては情報がすでに出回ってるので、対処法などもいろいろ情報が出てるかと思います。
あまりに疲れて困るなら距離を置くのも一つの方法でしょう。
ですがそれが難しい場合もあります。
相手を変えようとしても難しく、またこちらが逆に疲弊したり傷つくことにもなりかねません。
(あくまで相手の選択で自由だし、こちら側が正しいかは明確に決まってないですしね)
勝ち負けの明確な基準はなく、相手が自分が勝ったと誇示してきても、それは相手の思い込みと知っておくだけでも、違うのではないかと思います。
相手のペースに巻き込まれないことが大事です。
相手が正しいわけではないのです。
そして自分のエネルギースペースを確保して、なるべく漏れないようにすることも必要になってきます。
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