『聖なる蝶 赤い部屋』「4/29まで」「シネマート新宿」 | やりすぎ限界映画入門

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■『聖なる蝶 赤い部屋』
やりすぎ限界映画:☆☆☆☆★★★[95]

2021年/日本映画/75分
監督:窪田将治
出演:栗林藍希/波岡一喜/柾木玲弥/柳憂怜/草野康太/木下ほうか



やりすぎ限界女優賞:栗林藍希


やりすぎ限界男優賞:波岡一喜


[『聖なる蝶 赤い部屋』限定「4/29まで」「シネマート新宿」絶賛上映中]



「窪田将治監督」に「反省」「懺悔」「償い」しなければならないのは、『赤い部屋』シリーズ「1作目」『メビウスの悪女 赤い部屋』「2作目」『裸の天使 赤い部屋』を、「コロナ禍」のせいで見れなかったこと。いきなり「3作目」『聖なる蝶 赤い部屋』を見ることしかできなかった。

「一身上の都合」により、ブログをちゃんと更新することもできなかった。「想定外」な「仏様の試練」を受けた。

「言い訳」でしかないが、まず人に会う余裕さえなかったので、映画館ばかりか店にも行けなかった。もう「今」でも「コロナ禍」の前と同じにまで回復することはないだろうと思えるが、「江戸川乱歩の短編小説を大胆に脚色したエロティック・サスペンス」『聖なる蝶 赤い部屋』が見たくて行った。

[「窪田将治監督」「江戸川乱歩」]



「窪田将治監督」の「江戸川乱歩」原作の映画は「6本目」。どれほど「江戸川乱歩」が好きか思い知って「おしっこ垂れ流し」。『失恋殺人』『D坂の殺人事件』『屋根裏の散歩者』は今「旧3部作」と言えるかもしれない。「江戸川乱歩赤い部屋シリーズ」『メビウスの悪女 赤い部屋』『裸の天使 赤い部屋』『聖なる蝶 赤い部屋』は「新3部作」。「旧3部作」との違いは、「江戸川乱歩」の生きたリアルタイムの時代から、話を現代に置き換えたことだと「舞台挨拶」で聞いた。

[「栗林藍希」「全裸」「極限の美」]



「旧3部作」「2作目」『D坂の殺人事件』と「3作目」『屋根裏の散歩者』に「特に」、「震撼」「驚愕」「圧倒」「尊敬」「絶句」するのは、『D坂の殺人事件』恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「祥子」の「全裸」、『屋根裏の散歩者』恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「木嶋のりこ」「間宮夕貴」の「全裸」、「極限の美」を見て「時間が止まった」から。



『聖なる蝶 赤い部屋』で「窪田将治監督」が魅せた恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「栗林藍希」「全裸」「極限の美」を見て、「また」「時間が止まった」。

[「純愛」「恋愛映画」]



僕が「江戸川乱歩」に「反省」「懺悔」「償い」しなければならないのは、人生で「ちゃんと」読んだことないこと。小学生の頃「親」「先生」に読書しろと叱られて、数冊読んだのが最初で最後だった。以来「原作」にして作られた「映画」「TV」を見た知識しかない。

それでも子供の頃から「何本」か見てるから、作風は多少解かる。毎回見て感じることは時代のせいもあるが、「絶対ありえない」「非現実」の世界観。「こんなことしたら警察に捕まるだろ!」のオンパレード。だが「窪田将治監督」の作風は「非現実」の世界観に、「女」「男」の「感情」の極限のくそリアリズムを見せる。『赤い部屋』シリーズ「1作目」『メビウスの悪女 赤い部屋』「2作目」『裸の天使 赤い部屋』を見逃してしまったが、『失恋殺人』『D坂の殺人事件』『屋根裏の散歩者』『聖なる蝶 赤い部屋』は、「全部」「純愛」「恋愛映画」だった。



『聖なる蝶 赤い部屋』も「こんなことしたら警察に捕まるだろ!」な、「絶対ありえない」世界観だったが、恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「栗林藍希」が、「波岡一喜」を「一途」に愛した心は、恐るべき極限のくそリアリズム。「波岡一喜」を見て「俺もこうなりたい」、「ものすごく」「超うらやましい」と、「死ぬほど」「心から憧れた」。

だが「波岡一喜」の「こんなことしたら警察に捕まるだろ!」な「非現実」が「最期」、極限のくそリアリズムに「豹変」。「絶対してはいけないこと」の「教え」に見えた。




『聖なる蝶 赤い部屋』オフィシャルサイト
「シネマート新宿」




画像 2021年 4月