ゴミ箱 -14ページ目

ゴミ箱

ここはネタをどんどん載せる場所です。
昔の多いよ!
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沢山!!
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目の前が真っ暗で、頭は真っ白。
ただ、ただプリキュアを探してた。
見つけたときは、正直驚いた。
『伝説』
それをこんな小さな女の子達に背負わせる。
君は笑顔で何時も言うんだ。
「ココの夢を叶えたい。」
その笑顔に、心に溺れてる。
のぞみも溺れて?
甘いと思う。
別に甘い味を味覚に感じる訳ではない。
ただ、甘いと思う。
君といるだけで、幸せだって思える。
笑って?
君は魔法。
故郷が大変な目にあった。
親友だって、まだ眠ってる。
それでも元気がある、未来に希望を持てる。
誰のおかげか分かってる?
君のおかげなんだよ、のぞみ。
まるで君は『甘い果実』
来神の文化祭前日、臨也を溺愛している三人は、屋上で臨也の前に黙って立っていた。
毎年文化祭は四人でまわるのだが、今年は臨也と誰か一人が一緒にまわることになっていた。
臨也はどうして四人でまわらないの?と不思議がっていたが、言うまでもなく、最後の年くらいはデートしてみたい。というのが理由だ。
誰が臨也に選ばれても恨みっこ無しの真剣勝負。

さぁ、留めの一撃を。

「……………四人じゃダメなの?」
「「「ダメ。」」」
臨也は三人を目の前にして困りはてていた。
そもそも臨也は四人でいるのが好きなのだ。
シズちゃんは………二人になった時点で文化祭どころじゃなくなるから却下だよね。
ドタチンか新羅………なら、どっちがより楽しいか。
それなら当然…………
「新羅。」
新羅の方を見ながら俺が言うと、他の二人から素早く殺気が放たれた。
「臨也…本当に新羅でいいのか?」
「うん?ていうか、新羅がいい。」
よく分からない確認をしてくる門田に、臨也はそう言ってから新羅の手をとった。
「恨みっこ無し………だよね!」
にっこりと笑った新羅を二人はぼこぼこにしたくなったが、何とか気持ちをしずめ、やはり笑顔で答えた。
「「だよなぁ!!!!!」
だから何なの、という臨也の声はスルーされてしまった。
(((ふて腐れた臨也…可愛い!)))
だるい、お腹すかない、脚が疲れた。
ぼんやりと仕事部屋のソファーに身体を横たえながら、臨也は時間だけが過ぎていくのを感じていた。
いわゆる夏バテというやつだ。
近くに投げ出した携帯を手にとり、電話帳を開く。
岸谷新羅…………どうせ運び屋のことで頭いっぱいだろ。
結局即座に携帯を閉じて、また投げ出した。
そのまま目を閉じた。

ふと目を覚ますと、もう暗くなっていて、長い間寝ていたことに気づく。
食欲は依然としてわかないが、何かお腹に入れようと、ゼリー飲料とビタミン剤を口にした。
プライベート用の携帯が光っていることに気づき、開いてみると、新羅からのメールが来ていた。
『この時期になると、食欲が無くなる君は今年はどうだい?調子が悪いならおいで。』
そう書いてあるだけなのに、ひどくイライラして、携帯を他の携帯と同様に投げた。
「馬鹿みたいだ。」
臨也はまた瞳を閉じた。
臨也の奴は楽しそうに電話をしている。
屋上でいつものように昼食をとっていると、食べ終えた頃にはかったようにかかってきた。
その顔には見たことが無いくらいの綺麗な笑顔が浮かんでいて、三人は同様に驚いた。
電話を終えた臨也は機嫌良く携帯を閉じた。
それを見届けて、門田は静かに口を開いた。
「えー…誰からだったんだ?」
「従兄弟。」
「「「従兄弟?」」」
三人の声を聞いた臨也は、また携帯を開き、あるデータを呼び出すと三人に見せた。
「相馬君、俺の従兄弟。」
画面の中の男の子はにっこりと笑っていた。
心なしか纏う雰囲気が臨也に似ていた。
「俺さ、相馬君のこと気に入ってるんだけど、家が遠くてあんまり会えないんだよね。」
臨也は画面に目を落とすと、くつくつと笑った。
「彼がこっちに来てくれればなぁ…。」
そう呟くと、臨也はこの話しはこれで終わりとばかりに結構を閉じ、立ち上がった。
それきりその従兄弟の話しをすることもなかったので、完全に失念していた。
俺達のライバルは俺達ではなく、その従兄弟であることを。
「博臣君!!!」
べったりという音が聞こえてきそうな勢いで臨也は青い髪の男に抱き着いていた。
青い髪の男も驚いたようで、勢いのついたタックルをかました臨也をぎりぎり支えていた。
「臨也さん、お久しぶりです。」
男の笑顔は数年前に画像で見たままだった。
望む死因は?
「毒死かな。」
『それは、またどうして?』
「俺の唇に毒塗って、シズちゃんにキスして死んでやる。」
『…なぜ?』
「それくらいしないと死にそうにないじゃん?」
『それでも静雄は生きてて、お前だけ死んだら?』
「それはそれで楽しいと思うよ。その先を見れないことはひどく残念だけど。」
『せめて窒息死にしないか?』
「えー、やだ。」
ときどき、ぞっとすることがある。
人間という生き物に。
ときどき、本当に突然。
背筋に悪寒が走るのだ。
どんなに愛を叫んでも、その吐き気のするような感覚は胸から消えない。
一度感じるとそれはずっと付きまとう。
たった一人この寒気を無くせるやつがいる。
非常に不本意だが、しかたがない。
この寒気をとるにはやつに会うしかないのだ。

池袋の喧嘩人形。

きっとシズちゃんにだけ寒気を覚えないのは、俺が愛している物の中に入っていないから。
たぶんきっとそうなのだ。
新羅、俺はシズちゃんに万が一好かれたら死んでしまうような気がするんだ。
と言った臨也は、とても静かな顔をしていた。
彼の恋心を知っている新羅は、なぜ想いが通じたらそういうことをするという考えにいたるのかが謎で、彼に尋ねた。
すると彼は、自分が自分じゃなくなってしまう。シズちゃんも俺が好きになったシズちゃんではなくなってしまう。それを見る前に死ぬのだと言う。
きっと幸せに逝けるからと。
長年片想いをしているせいか、どうなのかは知らないが、もし現実になったら大変困るなぁと新羅は思った。
静雄はそんなことを望まないだろうし、その後のことなど頭に浮かばなかった。
静雄は、悪い意味にしろ気になる奴が死ぬのを黙ってみているような人間じゃない。
けれど、それもいいかもね。と新羅は言った。
静雄は臨也のことを殺しても死なないと思っている。
その考えを捩曲げてやるのもいいかもしれない。
それに、なにより人を愛す臨也が静雄を想って死ぬのは、大変ゆかいに思えたのだ。
死ぬときは言ってよ。ということだけは確かに伝えようとも思った。
彼は嫌な奴でも、友達なのだから。

「つがるー、いざやくんが二人で分けなさいって、アイスくれたー。」
「でも、一つしかないよな?」
「うん、だけどね、ホラ!これ、二つに別れるの、すごいよね!」
ソーダのアイスをパコッと割り、津軽に一つ差し出す。
「ありがとう。」
「えへへっ、おいしーね。」
「あぁ。」
「暑い時はやっぱりコレだよねー。」
臨也はコンビニで買った一口サイズのアイスが入った箱を開けた。
「それ、どうしたの?」
「さっき、シズちゃんから逃げてる間に買った。」
新羅とドタチンに、はいっと箱を差し出す。
「あ、くれるの?ありがとー。」
「ありがとな。」
二人は一つ箱から取り出し、口に放り込む。
そこに遅れてシズちゃんがやってきた。
「おまっ、こんな所に…!」
あぁ、そういえば、逃げてる最中にまいてからすぐ昼ご飯のために屋上に来たんだっけ。
「まぁまぁ、昼時くらいは大人しくしなよ。」
チッとか言いながらも、シズちゃんは大人しく座った。
「シーズちゃん!」
呼ばれた静雄はイライラとしながら、何だよと返事をするために振り向き、口を開いた。
そこに臨也はアイスを放り込んだ。
「!?」
「ど、おいし?」
にこにこと笑う臨也から静雄箱視線をそらした。
別に可愛いとか思ってねぇから。