「幸せそうだな、ココ。」
おはようの前の一言。
「おはようが先だろ、ナッツ。」
しかし幸せそう、と言われても仕方が無いかもしれない。
「おはよう。で、今日何かあったか?」
何時も通りの日程だったよな。とカレンダーに目を向ける親友。
「何にも無いけど。」
ふと時計を見れば10時半。
「あぁ、そういえば今日は何時もより早くのぞみが来るんだったか?」
ご名答。
「なに笑ってるんだよ。」
見ればナッツは笑ってるし。
「おはよう。ココ。」
心臓が飛び出る程驚いた。
「のぞみ!!」
驚いて少し固まってたら、
「約束10時半だっただろ?」
ってナッツに言われた。
「ナッツー。」
今、ココはナッツの店で暮らしている。
会えないのは当たり前だけど、会いたいんだ。
話しかければ振り返る親友。
「どうした。」
その顔やめろ、なんでそう好意的でない顔をするんだよ。
「のぞみに会いたいー。」
こんな事言ったって仕方ないけど、口にしないと爆発しそうだった。
「そんな事俺に言っても仕方ないだろ。」
そりゃそうだ。
「それに、もうすぐ来るだろ。」
時計を見れば、確かにもうすぐ五人が挙って来るだろう時間が近付いてきていた。
「早く来てよ、のぞみ。」
一瞬親友の笑顔を見た気がしたけど、それとほぼ同時にドアが開いたからそっちに意識がいった。
「こんにちはー。」
「ココ、シュークリーム買ってきたよー。」
のぞみに会えた事と、シュークリームがある事で妙に浮かれてしまった僕は、机の角でつまずいた。
クッ
と笑った親友の顔は忘れない。
ちょっとつまずいただけだろ!!
今、ココはナッツの店で暮らしている。
会えないのは当たり前だけど、会いたいんだ。
話しかければ振り返る親友。
「どうした。」
その顔やめろ、なんでそう好意的でない顔をするんだよ。
「のぞみに会いたいー。」
こんな事言ったって仕方ないけど、口にしないと爆発しそうだった。
「そんな事俺に言っても仕方ないだろ。」
そりゃそうだ。
「それに、もうすぐ来るだろ。」
時計を見れば、確かにもうすぐ五人が挙って来るだろう時間が近付いてきていた。
「早く来てよ、のぞみ。」
一瞬親友の笑顔を見た気がしたけど、それとほぼ同時にドアが開いたからそっちに意識がいった。
「こんにちはー。」
「ココ、シュークリーム買ってきたよー。」
のぞみに会えた事と、シュークリームがある事で妙に浮かれてしまった僕は、机の角でつまずいた。
クッ
と笑った親友の顔は忘れない。
ちょっとつまずいただけだろ!!
「起きてよ、ココ。」
朝早く体を揺さぶられた。
「起きてるココ。」
いったい何事かと思い薄目を開けた。
目の前には幸せそうな彼女の笑顔。
「ココが昨日帰ってきたのが、夢じゃないかって心配だったんだもん。」
…。
のぞみ、可愛い。
「夢じゃないって分かったココ?」
のぞみがフワリと僕の頬を手で包んだ。
くすぐったい。
「うん。」
パタッ
「え。」
パタ、パタ
「のぞみ、泣いてるココ?」
の割りには口元が笑ってる。
凄く幸せそうな顔してる。
「嬉しくても涙は出るんだよ。」
明日になっても、また次の日になっても。
ずっとずっと
貴方が居てくれますように。
朝早く体を揺さぶられた。
「起きてるココ。」
いったい何事かと思い薄目を開けた。
目の前には幸せそうな彼女の笑顔。
「ココが昨日帰ってきたのが、夢じゃないかって心配だったんだもん。」
…。
のぞみ、可愛い。
「夢じゃないって分かったココ?」
のぞみがフワリと僕の頬を手で包んだ。
くすぐったい。
「うん。」
パタッ
「え。」
パタ、パタ
「のぞみ、泣いてるココ?」
の割りには口元が笑ってる。
凄く幸せそうな顔してる。
「嬉しくても涙は出るんだよ。」
明日になっても、また次の日になっても。
ずっとずっと
貴方が居てくれますように。
ココが、帰った。
私の近くには何時もココがいた。
けど、もういない。
何時も隣に感じた暖かさは無い。
止め処無く溢れ出る涙。
止まらない。
止まらない。
貴方を想って仕方ない。
ずっとあればいいと思ってた。
けど、ありえないって思ってた自分がいる。
寒くて。
手を繋いだ。
あの温もりは、もう無い。
感じたいよ。
貴方の温もりを。
確かにこの手で。
感じていたい。
ずっと、感じていたかった。
今貴方はどこですか?
私の元へ返ってきてはくれませんか?
私の近くには何時もココがいた。
けど、もういない。
何時も隣に感じた暖かさは無い。
止め処無く溢れ出る涙。
止まらない。
止まらない。
貴方を想って仕方ない。
ずっとあればいいと思ってた。
けど、ありえないって思ってた自分がいる。
寒くて。
手を繋いだ。
あの温もりは、もう無い。
感じたいよ。
貴方の温もりを。
確かにこの手で。
感じていたい。
ずっと、感じていたかった。
今貴方はどこですか?
私の元へ返ってきてはくれませんか?
寒い。
手冷たい。
あー、冬が来たんだな~。
ココの手…ポケットの中だ。転んだらどうするのかな。
それにしても、寒い。
「のぞみ、寒くない?」
「んー、寒いかな。」
ココの頬に手を近づけて触れてみた。
温かい。
「ココのほっぺ温かいね。」
顔が緩む、だって幸せ。
こんな温もりが愛しい。
「のぞみ、そこ触ってたら家帰れないよ。」
「そうだね。」
パッと手を離した。
手に外気が触れ、温もりを奪う。
冷たい。
「のぞみ。」
「えっ。」
手を掴まれた。
「こうすれば暖かいだろ?」
本当にココには敵わない。
これだけで幸せって思えちゃうんだもん。
「うん。」
私は絡まった指を見つめた。
幸せってこういう事なのかもね。
手冷たい。
あー、冬が来たんだな~。
ココの手…ポケットの中だ。転んだらどうするのかな。
それにしても、寒い。
「のぞみ、寒くない?」
「んー、寒いかな。」
ココの頬に手を近づけて触れてみた。
温かい。
「ココのほっぺ温かいね。」
顔が緩む、だって幸せ。
こんな温もりが愛しい。
「のぞみ、そこ触ってたら家帰れないよ。」
「そうだね。」
パッと手を離した。
手に外気が触れ、温もりを奪う。
冷たい。
「のぞみ。」
「えっ。」
手を掴まれた。
「こうすれば暖かいだろ?」
本当にココには敵わない。
これだけで幸せって思えちゃうんだもん。
「うん。」
私は絡まった指を見つめた。
幸せってこういう事なのかもね。
「ココって鈍い。」
「ココって…。」
のぞみは溜息を付いた。
「私は…ココの事が好きなのに。」
聞かれた。
好きな人いるの?って。
気分は最悪、私の態度は最低。
そんな自分に嫌気が差してくる。
「あなたが気づきますように。」
心はとっくに囚われてる。
私にもっと貴方を深く刻んで。
できる事なら私は貴方を捕らえたい。
瞳に私だけを映して欲しい。
貴方を印して。
「ココって…。」
のぞみは溜息を付いた。
「私は…ココの事が好きなのに。」
聞かれた。
好きな人いるの?って。
気分は最悪、私の態度は最低。
そんな自分に嫌気が差してくる。
「あなたが気づきますように。」
心はとっくに囚われてる。
私にもっと貴方を深く刻んで。
できる事なら私は貴方を捕らえたい。
瞳に私だけを映して欲しい。
貴方を印して。
「のぞみー。」
今は精霊の姿だ。
「どうしたの?」
よくある女子高生の話題を振ろう。
「好きな人っているココ?」
その瞬間のぞみの顔が凍りついた事に気がつかなかった。
「どうしてそんな事聞くの?」
その声の静けさに体感温度が二度ほど下がった気がした。
間違いない。
自分は地雷を踏んでしまった!
「え…。」
のぞみの貼り付けたような笑顔に、たじろいだ。
「好きな人?」
質問を繰り返されてしまった。
「そ…そうココ。」
だめだ、気を失ってしまいたい。
「…いるよ。」
誰って聞いたらいけない気がした。
「あのね、ココが知ってる人。」
勝手にのぞみが言っただけですよ!!
「そ…そう。りん…ココ?」
自分で何を言っているか分からなくなってきた。
「ココ、それ本気で言ってるの?」
汗が滝のように流れ出る。
「じょ…冗談ココ。」
「そっか。で、ココは誰が好きなの?」
のぞみには今何を言ってもムダ。
その凍てつくような目で見られては御仕舞だ。
「の…」
言いかけたところで横から何かが当たった。
のぞみのキス。
頬にほんのりと広がる暖かさ。
「ごめんね?」
そう言うと、のぞみは部屋から出て行った。
「どういう意味ココ…。」
今は精霊の姿だ。
「どうしたの?」
よくある女子高生の話題を振ろう。
「好きな人っているココ?」
その瞬間のぞみの顔が凍りついた事に気がつかなかった。
「どうしてそんな事聞くの?」
その声の静けさに体感温度が二度ほど下がった気がした。
間違いない。
自分は地雷を踏んでしまった!
「え…。」
のぞみの貼り付けたような笑顔に、たじろいだ。
「好きな人?」
質問を繰り返されてしまった。
「そ…そうココ。」
だめだ、気を失ってしまいたい。
「…いるよ。」
誰って聞いたらいけない気がした。
「あのね、ココが知ってる人。」
勝手にのぞみが言っただけですよ!!
「そ…そう。りん…ココ?」
自分で何を言っているか分からなくなってきた。
「ココ、それ本気で言ってるの?」
汗が滝のように流れ出る。
「じょ…冗談ココ。」
「そっか。で、ココは誰が好きなの?」
のぞみには今何を言ってもムダ。
その凍てつくような目で見られては御仕舞だ。
「の…」
言いかけたところで横から何かが当たった。
のぞみのキス。
頬にほんのりと広がる暖かさ。
「ごめんね?」
そう言うと、のぞみは部屋から出て行った。
「どういう意味ココ…。」
これ以上はいけない!
警告音が頭に響いた。
抜けられなくなる。
手を離したく無くなる。
それでも思いはやまない。
「ココ。」
名前を呼ばれるたび。
笑顔を向けられるたび。
好きだと思う。
愛しく感じる。
相手の思いを知りたくなる。
でも、知りたくなかったりもする。
自分に歯止めを利かせられる内に…。
どうか突き放して下さい。
これ以上になったら、あなたを束縛したくなる。
警告音が頭に響いた。
抜けられなくなる。
手を離したく無くなる。
それでも思いはやまない。
「ココ。」
名前を呼ばれるたび。
笑顔を向けられるたび。
好きだと思う。
愛しく感じる。
相手の思いを知りたくなる。
でも、知りたくなかったりもする。
自分に歯止めを利かせられる内に…。
どうか突き放して下さい。
これ以上になったら、あなたを束縛したくなる。
「のぞみ!」
危ない所だった。
見ているとハラハラして冷や汗が出る。
「そ…そんなに怒鳴らなくてもいいじゃない。」
目じりに涙をにじませる。
「どうして…そんなに怒るの?」
大好きで、心配で…ちょっとした事で胸が不安でいっぱいになる。
「それは…のぞみが大切だから。」
ちょっと驚いてのぞみは笑った。
「大丈夫だよ、ココ。」
僕もつられて笑う。
「でも、心配させて?」
「ココも、私を不安にさせないで?」
その言葉に固まった。
「う…うん。」
ど…努力しよう…と心に誓った。
危ない所だった。
見ているとハラハラして冷や汗が出る。
「そ…そんなに怒鳴らなくてもいいじゃない。」
目じりに涙をにじませる。
「どうして…そんなに怒るの?」
大好きで、心配で…ちょっとした事で胸が不安でいっぱいになる。
「それは…のぞみが大切だから。」
ちょっと驚いてのぞみは笑った。
「大丈夫だよ、ココ。」
僕もつられて笑う。
「でも、心配させて?」
「ココも、私を不安にさせないで?」
その言葉に固まった。
「う…うん。」
ど…努力しよう…と心に誓った。
のぞみが好き。
だから伝えた。
のぞみが好きだよって、全身で。
君は僕の勝手な思いを、いとも簡単に受け止める。
まるで思ってもかまわないとでも言うように。
期待してもいいのかな?
思うのは勝手。
でも伝えている訳だから、もう勝手な思いじゃない。
君は笑顔で答えてくれる。
だから、言うまで止めないよ?
君の口から聞くまでは。
だから伝えた。
のぞみが好きだよって、全身で。
君は僕の勝手な思いを、いとも簡単に受け止める。
まるで思ってもかまわないとでも言うように。
期待してもいいのかな?
思うのは勝手。
でも伝えている訳だから、もう勝手な思いじゃない。
君は笑顔で答えてくれる。
だから、言うまで止めないよ?
君の口から聞くまでは。