早く走れる脚が欲しい。
じっと見つめるは、褐色の脚。
きれいで延びしろのある。
風丸さんの視線がねっとりと脚に絡み付くのが分かる。
貴方の脚は僕のとは違う良さがありますよ。
とにかく、貴方の視線から逃れたい。
この脚はあげられません。
どうしても?
どうしても。
白いお前を見て、俺は要らないんだと理解した。
お前に要るのは、仲間なんだと。
気付かせてやらなきゃ、お前は自分では解ろうとしないだろ?
一人は寂しいよ。
俺もだよ。
君の声が聞きたいよ。
俺もお前の本音が聞きたいよ。
もっと一緒にサッカーしたかった。
したかった。
愛してる。
愛しいよ。
ねぇ、
さようならの時間だ。
お前に要るのは、仲間なんだと。
気付かせてやらなきゃ、お前は自分では解ろうとしないだろ?
一人は寂しいよ。
俺もだよ。
君の声が聞きたいよ。
俺もお前の本音が聞きたいよ。
もっと一緒にサッカーしたかった。
したかった。
愛してる。
愛しいよ。
ねぇ、
さようならの時間だ。
本が好き。
書くことが好き。
皆の事も好き。
かれんは特に。
じゃぁ、ナッツさんへの好きも同じ?
PEACEFUL
「本当に、のぞみさんは誰とでも仲良くなれるのね。のぞみさんの良い所ね。」
「ああ。」
今、こまちとナッツは、向かい合って話していた。公園に皆で遊びに来たのだ。だいだいは皆どこかで話をしていたが。
この二人は皆について話ていた。
「りんさんは…元気がいいし、熱い人だわ。」
「そうだな。」
こまちが感想。ナッツが相槌をうつ。
「うららは明るいし、夢があって、キラキラしてる。」
「確かに。」
「かれんは、皆をまとめたり、目の前の事に一生懸命になれる。」
「うん。」
「でも…最近わからないの。」
ふいにそんな事を言うから何事かと、ナッツはこまちの顔を見た。
「何がだ?」
「ココの事だけど…のぞみさんが特別なのかな?とか…ミルクは、かれんを信頼してるんだろうな…とか。……私は皆好きだし、特別な事との差が…分からないのよ。」
分からない。こまちはきっと、皆に平等に接している。だから特別が分からない。
「分からなくてはいけないのか?それに今分かろうとしなくても、いずれわかる事だと思うが。」
率直に言った。
それを聞いたこまちは顔をパッとあげる。
「そう…そうよね。無理に分からなくてもいいのよね。ナッツさんへのこの気持ちはきっと、うちの店の豆大福が好きって言ってくれるから、嬉しいからなんだわ!」
「……………え。」
「有難うナッツさん、これで少しすっきりした。あ、かれんが呼んでる。」
さっと、立ち上がると、こまちは小走りでかれんの所に行った。
「え、ちょっ、待て!!」
ナッツの叫びは空しくも、こまちには届かなかった。
「あら、こまち。顔が赤いわよ。」
「どうしたミル?」
「ぅ…えぇ!そう?えっと…分かったの。」
考えてみたら分かった。ナッツさんへのこの気持ちが何なのか。
それは…きっと、 という気持ち。
今言うつもりは毛頭ないけれど。
書くことが好き。
皆の事も好き。
かれんは特に。
じゃぁ、ナッツさんへの好きも同じ?
PEACEFUL
「本当に、のぞみさんは誰とでも仲良くなれるのね。のぞみさんの良い所ね。」
「ああ。」
今、こまちとナッツは、向かい合って話していた。公園に皆で遊びに来たのだ。だいだいは皆どこかで話をしていたが。
この二人は皆について話ていた。
「りんさんは…元気がいいし、熱い人だわ。」
「そうだな。」
こまちが感想。ナッツが相槌をうつ。
「うららは明るいし、夢があって、キラキラしてる。」
「確かに。」
「かれんは、皆をまとめたり、目の前の事に一生懸命になれる。」
「うん。」
「でも…最近わからないの。」
ふいにそんな事を言うから何事かと、ナッツはこまちの顔を見た。
「何がだ?」
「ココの事だけど…のぞみさんが特別なのかな?とか…ミルクは、かれんを信頼してるんだろうな…とか。……私は皆好きだし、特別な事との差が…分からないのよ。」
分からない。こまちはきっと、皆に平等に接している。だから特別が分からない。
「分からなくてはいけないのか?それに今分かろうとしなくても、いずれわかる事だと思うが。」
率直に言った。
それを聞いたこまちは顔をパッとあげる。
「そう…そうよね。無理に分からなくてもいいのよね。ナッツさんへのこの気持ちはきっと、うちの店の豆大福が好きって言ってくれるから、嬉しいからなんだわ!」
「……………え。」
「有難うナッツさん、これで少しすっきりした。あ、かれんが呼んでる。」
さっと、立ち上がると、こまちは小走りでかれんの所に行った。
「え、ちょっ、待て!!」
ナッツの叫びは空しくも、こまちには届かなかった。
「あら、こまち。顔が赤いわよ。」
「どうしたミル?」
「ぅ…えぇ!そう?えっと…分かったの。」
考えてみたら分かった。ナッツさんへのこの気持ちが何なのか。
それは…きっと、 という気持ち。
今言うつもりは毛頭ないけれど。
手を伸ばせば届きそうなのに、手を伸ばせ無いでいる。
先を見たいと思うけれど、見たくないとも思う。
最近というか、もうずっと思っている事が有る。私とあなたの距離を近付けてくれているのは豆大福なんじゃないかって。
そんな事は無いだろうと思うけれど…。
愛のカタチは千差万別。今はあなたの幸せが私の幸せで、あなたが笑顔だったら私も嬉しい。困っているなら役に立ちたい。
でも、今その愛のカタチが変わろうとしてる。
もし変わってしまったら、どうなるのかしら。
まだ答が出せない。けど、いつか必ずやってくる日のために、このキョリが調度いいと思う。
「ナッツさん、今日はとてもいい天気だから、たまには外で本を読んでみない?」
先を見たいと思うけれど、見たくないとも思う。
最近というか、もうずっと思っている事が有る。私とあなたの距離を近付けてくれているのは豆大福なんじゃないかって。
そんな事は無いだろうと思うけれど…。
愛のカタチは千差万別。今はあなたの幸せが私の幸せで、あなたが笑顔だったら私も嬉しい。困っているなら役に立ちたい。
でも、今その愛のカタチが変わろうとしてる。
もし変わってしまったら、どうなるのかしら。
まだ答が出せない。けど、いつか必ずやってくる日のために、このキョリが調度いいと思う。
「ナッツさん、今日はとてもいい天気だから、たまには外で本を読んでみない?」
ココが好きって分かってる。
だけど、認めたくない。
認めちゃいけないんだ。
どんなにお互い想いあっていたって。
何時か終わってしまう。
つらい思い出になる。
けど、私が言わなかったら、このままの関係が続くなら。
私はこの恋が叶わなくったって構わない。
「ココはさー。やっぱり、ピンキーが集まったら国に帰っちゃうのかなぁ。」
ぼんやりと窓から空を眺めていた。
「のぞみ?どうしたの、らしくないじゃん。」
「りんちゃん!」
りんちゃんに頭をポンポンと叩かれた。
「そんなにココの事が気になるの?」
「違うよぉ。ただ、何時か国に帰っちゃうんだな、って思うと寂しいなって。」
「寂しいけど、私に嘘ついても無駄だよ。」
りんちゃんにはバレちゃうんだ。
どんなに頑張って嘘付いたって、解られちゃうんだ。
「あのね、叶わない恋だから、心に閉まっとこうって思ってたの。」
ふわりと笑った。
でもりんちゃんの顔は歪んだ。
「ほんとにらしくないよ。そんなのぞみ見てられない。」
「ごめん、ごめんね、りんちゃん。」
二人で泣いた。
「でも、心に閉まってしまわないで。」
簡単に諦めないで。
「でも…。」
「でもじゃなくて…ね?」
諦めないで、諦めないで、決して報われ無い恋でも。
だけど、認めたくない。
認めちゃいけないんだ。
どんなにお互い想いあっていたって。
何時か終わってしまう。
つらい思い出になる。
けど、私が言わなかったら、このままの関係が続くなら。
私はこの恋が叶わなくったって構わない。
「ココはさー。やっぱり、ピンキーが集まったら国に帰っちゃうのかなぁ。」
ぼんやりと窓から空を眺めていた。
「のぞみ?どうしたの、らしくないじゃん。」
「りんちゃん!」
りんちゃんに頭をポンポンと叩かれた。
「そんなにココの事が気になるの?」
「違うよぉ。ただ、何時か国に帰っちゃうんだな、って思うと寂しいなって。」
「寂しいけど、私に嘘ついても無駄だよ。」
りんちゃんにはバレちゃうんだ。
どんなに頑張って嘘付いたって、解られちゃうんだ。
「あのね、叶わない恋だから、心に閉まっとこうって思ってたの。」
ふわりと笑った。
でもりんちゃんの顔は歪んだ。
「ほんとにらしくないよ。そんなのぞみ見てられない。」
「ごめん、ごめんね、りんちゃん。」
二人で泣いた。
「でも、心に閉まってしまわないで。」
簡単に諦めないで。
「でも…。」
「でもじゃなくて…ね?」
諦めないで、諦めないで、決して報われ無い恋でも。
風邪っぽいなー…
声が出ない…
クラクラする…
も…前見えない…声も聞こえない…
グラッ
バタッ
「夢原さん!?」
「のぞみ!!」
白い。
「目、覚めた?」
先生。
此処保健室なんだ。
「38.9度もあったのに気が付かなかったの?…もうすぐお母さん来て下さるからね。」
頷いた。
頭が痛い。
ガラリ
あ…お母さんだ
私は車で家に帰った。
「ただの風邪でよかったわね。今日は寝ときなさいよ。」
頭を撫でてくれる手が気持ち良い。
「ケホッ。はぁーい。ケホッ。」
あーあ。風邪なんてついてないなー…
ナッツハウスしばらく行けないなぁ…
何か…甘い香がする…
「あ、のぞみ起きたココ!」
「プリキュアが風邪なんて情けないミル。」
「静かにするナツ!!」
顔いっぱいに広がる黄と茶・ピンクの色。
「のぞみさん大丈夫ですか?」
「??あ…れ、何で皆が…」
「見舞いナツ。」
豆大福を差し出すナッツ。
「有難う。ケホッ。お茶入れて来るから待ってて。」
「だめだよ。それ位私がするからさ。」
「夢原さんは寝ておいてね。」
こくん
「けど倒れた時はおどろいたココ。」
短い腕を器用に組んで、ココは一人で頷いた。
「隣で倒れるんだもん。もうそりゃビックリよ。」
りんちゃんも頷く。
「ごめんなさい。でも、大分良くなったから大丈夫だよ!」
ガチャリ
「お茶を入れたんだけど…。」
入って来たのは、こまちさんで、手に持っているお盆の中に入っている湯飲みの中のお茶は、茶とも緑とも言い難い色をしていた。
「こまちさん。何か混ぜました?」
苦笑いで聞くりんちゃん。
「元気が出るように栄養ドリンクを二、三種類混ぜてみたんだけど、どうかしら。」
答えるこまちは満面の笑顔。
「どんな味か気になりますね~。」
「でも…いくらなんでも栄養ドリンクは…。」
「………皆で飲んでみるナツ。」
「ナッツ?」
今のは幻聴か…?
「…ナッツ様の言う通りミル。さあ、のぞみ!飲むミル!!」
「ミルク!?」
いきなり名前を呼ばれた揚句の果てに……ロシアンルーレット茶を飲めと。
一様熱が出て、風邪なんですけど。
「遠慮しなくていいのよ。」
満面笑みでお茶を差し出すこまちさん。
うしろで胃薬を構えるかれんさん。
泣いても良いですか?
声が出ない…
クラクラする…
も…前見えない…声も聞こえない…
グラッ
バタッ
「夢原さん!?」
「のぞみ!!」
白い。
「目、覚めた?」
先生。
此処保健室なんだ。
「38.9度もあったのに気が付かなかったの?…もうすぐお母さん来て下さるからね。」
頷いた。
頭が痛い。
ガラリ
あ…お母さんだ
私は車で家に帰った。
「ただの風邪でよかったわね。今日は寝ときなさいよ。」
頭を撫でてくれる手が気持ち良い。
「ケホッ。はぁーい。ケホッ。」
あーあ。風邪なんてついてないなー…
ナッツハウスしばらく行けないなぁ…
何か…甘い香がする…
「あ、のぞみ起きたココ!」
「プリキュアが風邪なんて情けないミル。」
「静かにするナツ!!」
顔いっぱいに広がる黄と茶・ピンクの色。
「のぞみさん大丈夫ですか?」
「??あ…れ、何で皆が…」
「見舞いナツ。」
豆大福を差し出すナッツ。
「有難う。ケホッ。お茶入れて来るから待ってて。」
「だめだよ。それ位私がするからさ。」
「夢原さんは寝ておいてね。」
こくん
「けど倒れた時はおどろいたココ。」
短い腕を器用に組んで、ココは一人で頷いた。
「隣で倒れるんだもん。もうそりゃビックリよ。」
りんちゃんも頷く。
「ごめんなさい。でも、大分良くなったから大丈夫だよ!」
ガチャリ
「お茶を入れたんだけど…。」
入って来たのは、こまちさんで、手に持っているお盆の中に入っている湯飲みの中のお茶は、茶とも緑とも言い難い色をしていた。
「こまちさん。何か混ぜました?」
苦笑いで聞くりんちゃん。
「元気が出るように栄養ドリンクを二、三種類混ぜてみたんだけど、どうかしら。」
答えるこまちは満面の笑顔。
「どんな味か気になりますね~。」
「でも…いくらなんでも栄養ドリンクは…。」
「………皆で飲んでみるナツ。」
「ナッツ?」
今のは幻聴か…?
「…ナッツ様の言う通りミル。さあ、のぞみ!飲むミル!!」
「ミルク!?」
いきなり名前を呼ばれた揚句の果てに……ロシアンルーレット茶を飲めと。
一様熱が出て、風邪なんですけど。
「遠慮しなくていいのよ。」
満面笑みでお茶を差し出すこまちさん。
うしろで胃薬を構えるかれんさん。
泣いても良いですか?
「のぞみ?ココとはまだキスなんてして無いよねぇ?」
いきなり話しを振られてびっくりした。
「キス?した事無いけど、どうかしたの?」
「嫌、こっちの話だから、した事ないなら別にいいよ。」
「?ふーん。そうなんだ?」
「そうそう。」
帰りの途中でばったり会ったココと話しをした。
「ココとキス、したこと無いよね。…何であんな事、りんちゃんは言ってきたんだろ…」
「さぁ。まだした事無いしなぁ…心配だったんじゃない?のぞみの事。」
「そっか。…ココはしたいと思う?」
「…そうだなぁ…のぞみがしたいと思うなら…だな。」
「ふーん。あっ。ちょっとココしゃがんで。」
「ん?何、どうかした?」
「いいから、しゃがんで!」
「ん、しゃがんだよ。」
ちゅっ
「今は頬までだよ。」
「……のぞみ………げっ!夏木。」
「え、りんちゃん?」
「何やってんの!あんた達ーーー!!!」
いきなり話しを振られてびっくりした。
「キス?した事無いけど、どうかしたの?」
「嫌、こっちの話だから、した事ないなら別にいいよ。」
「?ふーん。そうなんだ?」
「そうそう。」
帰りの途中でばったり会ったココと話しをした。
「ココとキス、したこと無いよね。…何であんな事、りんちゃんは言ってきたんだろ…」
「さぁ。まだした事無いしなぁ…心配だったんじゃない?のぞみの事。」
「そっか。…ココはしたいと思う?」
「…そうだなぁ…のぞみがしたいと思うなら…だな。」
「ふーん。あっ。ちょっとココしゃがんで。」
「ん?何、どうかした?」
「いいから、しゃがんで!」
「ん、しゃがんだよ。」
ちゅっ
「今は頬までだよ。」
「……のぞみ………げっ!夏木。」
「え、りんちゃん?」
「何やってんの!あんた達ーーー!!!」
昼休み。
生徒は思い思いの時間の過ごし方をしている。
自分もそんな時間の使い方をしている一人だったりする訳だった。
今日もシュークリームをつまみながら、デスクワークをしていた。
ガラッ。
「失礼します、二年、夏木です。小々田先生、お時間宜しいでしょうか。」
キュアルージュこと夏木りん、彼女が来るのはめずらしい。
「あぁ。どうした?」
ボソッ。
「のぞみがピンキーを見つけて追いかけていったんです。
で、のぞみは追いかけて、私は先生に知らせに来たんですけど。」
ピンキー。
「え。」
ガタッ!
「すいません。失礼します。」
ガラッ!ピシャン!
「不自然ですよ、先生。」
ピンキーの気配をたどれば、のぞみの居場所も分かる。けど、それは近くにいたらの話だ。
「夢原~?」
…やっぱり、ピンキーの気配を探ろう。
……ピクッ
「ピンキーの気配だ!!」
って!一人で何叫んでるんだよ。とりあえず気配のする方へ行ってみるかな。
「のぞみ。」
クルッ
「ココ!ピンキーあそこだよ。」
見つけたけど、ピンキーが最優先だな。
ポンッ
「のぞみキャッチュするココ。」
「うん。」
「ピンキー無事に捕まえれたね。」
「良かったココ。…それよりのぞみ。」
ポンッ
「何か、自分の仕事はこっちだと思うから。」
ガシッ
「え?」
「のぞみを捕まえる事。」
「幸せそうな顔しちゃってさぁ~。」
「そうなんですよ、もうココものぞみさんのお互いベタ惚れ?」
「本人達は気づいてないみたいよ?」
「ココは変なところで鈍いナツ。」
「両思いは遠いわね。」
「「「「「はぁ~」」」」」
生徒は思い思いの時間の過ごし方をしている。
自分もそんな時間の使い方をしている一人だったりする訳だった。
今日もシュークリームをつまみながら、デスクワークをしていた。
ガラッ。
「失礼します、二年、夏木です。小々田先生、お時間宜しいでしょうか。」
キュアルージュこと夏木りん、彼女が来るのはめずらしい。
「あぁ。どうした?」
ボソッ。
「のぞみがピンキーを見つけて追いかけていったんです。
で、のぞみは追いかけて、私は先生に知らせに来たんですけど。」
ピンキー。
「え。」
ガタッ!
「すいません。失礼します。」
ガラッ!ピシャン!
「不自然ですよ、先生。」
ピンキーの気配をたどれば、のぞみの居場所も分かる。けど、それは近くにいたらの話だ。
「夢原~?」
…やっぱり、ピンキーの気配を探ろう。
……ピクッ
「ピンキーの気配だ!!」
って!一人で何叫んでるんだよ。とりあえず気配のする方へ行ってみるかな。
「のぞみ。」
クルッ
「ココ!ピンキーあそこだよ。」
見つけたけど、ピンキーが最優先だな。
ポンッ
「のぞみキャッチュするココ。」
「うん。」
「ピンキー無事に捕まえれたね。」
「良かったココ。…それよりのぞみ。」
ポンッ
「何か、自分の仕事はこっちだと思うから。」
ガシッ
「え?」
「のぞみを捕まえる事。」
「幸せそうな顔しちゃってさぁ~。」
「そうなんですよ、もうココものぞみさんのお互いベタ惚れ?」
「本人達は気づいてないみたいよ?」
「ココは変なところで鈍いナツ。」
「両思いは遠いわね。」
「「「「「はぁ~」」」」」
今、前回りんちゃんにもらったカフェの割引券を持って、ココと出かけてきています。
ココは案の定シュークリームを頼みましたが、私はチョコレートケーキです。
だって美味しそうだったんだもん!
チーズケーキも捨てがたかったけど、財布の事情も考えて。
ココはシュークリーム…何個目だったっけ?
「のぞみ、付いてるよ。」
スッと口の近くに付いていたチョコレートをココが手で掬い取った。
「あ。有り難う。」
そこまでは良かったのだが。
パクリ。
ココが食べた。
「ココ!?」
「何?」
何事も無かったようにシュークリームを食べるのを再開するココ。
「あれ?のぞみ食べないの?」
そんな状況じゃ無いです。
「ココって天然だね。」
ニコッ
「のぞみって不意打ちとか弱いでしょ。」
「え。そんな事ないと思うんだけどなぁ。」
プスッとケーキにフォークを刺して口に運んだ。
「のぞみ、また来ない?」
「…喜んで。」
この時ココとのぞみは知らなかったが、実は近くでりんとこまちとナッツが買い物に来ていて、
のぞみがココに何か言われて赤面している所を目撃されていたのだった。
ココはその後、皆に問いただされたとか無いとか…
ココは案の定シュークリームを頼みましたが、私はチョコレートケーキです。
だって美味しそうだったんだもん!
チーズケーキも捨てがたかったけど、財布の事情も考えて。
ココはシュークリーム…何個目だったっけ?
「のぞみ、付いてるよ。」
スッと口の近くに付いていたチョコレートをココが手で掬い取った。
「あ。有り難う。」
そこまでは良かったのだが。
パクリ。
ココが食べた。
「ココ!?」
「何?」
何事も無かったようにシュークリームを食べるのを再開するココ。
「あれ?のぞみ食べないの?」
そんな状況じゃ無いです。
「ココって天然だね。」
ニコッ
「のぞみって不意打ちとか弱いでしょ。」
「え。そんな事ないと思うんだけどなぁ。」
プスッとケーキにフォークを刺して口に運んだ。
「のぞみ、また来ない?」
「…喜んで。」
この時ココとのぞみは知らなかったが、実は近くでりんとこまちとナッツが買い物に来ていて、
のぞみがココに何か言われて赤面している所を目撃されていたのだった。
ココはその後、皆に問いただされたとか無いとか…
今日もナッツの店に皆集まっていた。
「のぞみ。」
「何~?」
「ジャーン!」
と言うと、りんちゃんはポケットから何か取り出した。
「新しくできた、カフェの割引券!」
二枚をヒラヒラと振る。
「それ、どうしたの?」
うふふ~。
と、りんちゃんが笑う。
「ココと行ってきなよ。」
「え、でもこれ二枚しかないのに。」
りんちゃんに悪い、と続けようとしたら…
「いいの、いいの、私は今度家族と行くし、こんなの滅多に行けないでしょ?」
キュッとりんちゃんは私の手にしっかりと、券を握らせた。
私がその券を見ていたら、
「ココー。ちょっと来てよ。」
行動が早すぎだよ、
「どうしたんだ?」
そして来るの早すぎだよ、
「ほらぁ、のぞみ早く言いな?」
もう言うしかない空気の流れ。
「のぞみ?」
「っ、ココ、今度一緒に出かけよう!」
これが精一杯の勇気。
目の前のココはと言うと。
表現しきれないほど、顔が幸せに歪んでいたよ。
「もちろん!!」
けど、この時私は店の中だった事を思い出した。
「のぞみ。」
「何~?」
「ジャーン!」
と言うと、りんちゃんはポケットから何か取り出した。
「新しくできた、カフェの割引券!」
二枚をヒラヒラと振る。
「それ、どうしたの?」
うふふ~。
と、りんちゃんが笑う。
「ココと行ってきなよ。」
「え、でもこれ二枚しかないのに。」
りんちゃんに悪い、と続けようとしたら…
「いいの、いいの、私は今度家族と行くし、こんなの滅多に行けないでしょ?」
キュッとりんちゃんは私の手にしっかりと、券を握らせた。
私がその券を見ていたら、
「ココー。ちょっと来てよ。」
行動が早すぎだよ、
「どうしたんだ?」
そして来るの早すぎだよ、
「ほらぁ、のぞみ早く言いな?」
もう言うしかない空気の流れ。
「のぞみ?」
「っ、ココ、今度一緒に出かけよう!」
これが精一杯の勇気。
目の前のココはと言うと。
表現しきれないほど、顔が幸せに歪んでいたよ。
「もちろん!!」
けど、この時私は店の中だった事を思い出した。