ココが好きって分かってる。
だけど、認めたくない。
認めちゃいけないんだ。
どんなにお互い想いあっていたって。
何時か終わってしまう。
つらい思い出になる。
けど、私が言わなかったら、このままの関係が続くなら。
私はこの恋が叶わなくったって構わない。
「ココはさー。やっぱり、ピンキーが集まったら国に帰っちゃうのかなぁ。」
ぼんやりと窓から空を眺めていた。
「のぞみ?どうしたの、らしくないじゃん。」
「りんちゃん!」
りんちゃんに頭をポンポンと叩かれた。
「そんなにココの事が気になるの?」
「違うよぉ。ただ、何時か国に帰っちゃうんだな、って思うと寂しいなって。」
「寂しいけど、私に嘘ついても無駄だよ。」
りんちゃんにはバレちゃうんだ。
どんなに頑張って嘘付いたって、解られちゃうんだ。
「あのね、叶わない恋だから、心に閉まっとこうって思ってたの。」
ふわりと笑った。
でもりんちゃんの顔は歪んだ。
「ほんとにらしくないよ。そんなのぞみ見てられない。」
「ごめん、ごめんね、りんちゃん。」
二人で泣いた。
「でも、心に閉まってしまわないで。」
簡単に諦めないで。
「でも…。」
「でもじゃなくて…ね?」
諦めないで、諦めないで、決して報われ無い恋でも。